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国境を越えてペルーへ。カラマ→アタカマ→タクナ→アレキパの大移動 ペルーその1

2011年12月22日 木曜日

ペルー南部の街、Arequipaアレキパを目指してチリ北部の街、カラマを昨夜出発した私たち4人。

前日の睡眠不足からぐっすりバスの中で寝ちゃいました。

カラマからアレキパまでの直行バスはないので、ペルーとの国境間近な街Aricaアリカでバスを乗り換えます。

朝7時。寝ぼけたままの私たちはアリカのバスターミナルに到着。

ここから、アレキパまで行けるバスを探します。

ターミナルの中にはいくつかのバス会社のチケットカウンターが並んでいますが、アレキパまで行けるのは1社のみでした。

23000ペソ(約3450円)でチケットを買い、
チケットカウンターのおじさんに急かされながら、荷物を持っておじさんの後を追ってターミナルの外へ。

えっ!?

どうやら私たちがよく情報を仕入れてなかったのですが、アレキパに行きたい場合、まず、ペルーの国境を越えてすぐにあるTacnaタクナという街まで行き、またそこでアレキパ行のバスを探すのが一般的だったようです。

めんどくさい。。。

つまり、私たちが買ったチケットはなんだったのでしょう?

バス会社のおじさんが連れてきてくれたのは、バスターミナルの裏にあるコレクティーボ乗り場。

普通の乗用車ですがこれがコレクティーボ。
(コレクティーボとは乗り合いタクシーのようなもの)

チケットオフィスのおじさんがドライバーさんを見つけてくれ、私たちはコレクティーボのドライバーさんの元へ。

ドライバーさんに「パスポート出して」と言われ、なんだか分からない私たちはドキドキ。
車の中で待っていてと、言われても、パスポートの行先が心配でついて行きました。

私たちのパスポートを持ったドライバーさんが向かったのは、小さなオフィスでした。
あとで、パスポートが必要だったのは、これから向かうチリ出国と、ペルー入国の際に必要な書類の製作だったと判明。

いざ、書類も準備ができたので出発!

アリカの町中から約20分、チリ国境に到着。

そこには長い列が。

やっと自分たちの順番が来たとき、コレクティーボのドライバーさんと一緒に窓口へ。
さくっと終了。

車に乗って、いざペルーへ。

ペルー入国!!

また、こちらの入国管理局でも長蛇の列。

ペルー入国の際は荷物のチェックもされるので、すべての荷物を車から降ろして窓口へ。

入国カードはドライバーさんが記入してくれたものを提示。

ここでも、ドライバーさんのおかげであっという間に終了。

荷物の検査を受け、再度車へ。

ペルー国境から一番近いTacnaタクナの街を目指します。

約30分後、タクナの街に到着。
チリと国境が近い街にもかかわらず、チリとは全く様子が違います。

それに・・・

ガソリンが安い!!!

チリのガソリンはほとんど日本と変わらない値段。
ペルーは1リットル40円ぐらいです。

なぜ!?

そんなことはおいといて、私たちが着いたのはタクナのバスターミナル。

ドライバーさんに連れられてバスターミナルの中へ。
そして、バスのチケットオフィスまで連れて行ってくれました。

料金は支払っているので、手続きのみ。

ここまでかなり至れり尽くせり。

距離にしては高い値段を支払いましたが、ここまで入国、出国がスムーズで、乗り継ぎもこんなに簡単だったら、十分安い!!(笑)

めんどくさがりなバックパッカーの私たちですから♪

もっと安くアリカからアレキパまで行くことは十分できると思います。
だって、アリカからタクナまでコレクティーボで1人4000ペソ(約600円)、バスで1人2000ペソ(約300円)ですから。

チリより物価の安いペルーでタクナからアレキパまで私たちが支払ったほど高いとは考えられないので・・・。

楽をした私たちは、コレクティーボのドライバーさんとお礼を言って別れた後、今度はバス会社のおじさんにアレキパ行のバスへと、隣のバスターミナルまで連れて行ってもらい、全く何もすることなくバスに乗車。

ペルーで初のバス。

複雑な乗り継ぎなのに、なんてスムーズな移動なんだろう!!

ちなみに、バスの横には三脚付きのビデオカメラ。

セキュリティーのため!?

そうそう、チリとペルーでは同じ経度なのでは!?と、思うのですが、時差が2時間あります。
チリが日本との時差12時間だったのに対して、ペルーは日本との時差が14時間あります。
ということで、もう1度朝に戻り、タクナの町を出発!
今度こそ終着地はアレキパ!!

ペルーに入り窓の外の景色も今までと違いますが、

バスの中も。

ところどころ、町でバスが停車すると物売りの人がバスに乗り込んできて、行商を始めます。

飲み物や食べ物がほとんど。

これがペルーで普通だと後々気づきます。

タクナの町を出発して、約6時間後。
15時前にアレキパの街に到着。

アレキパはペルーで首都リマに次ぐ第2の都市。

バスターミナルも大きい。

そして、中にはたくさんの人・人・人。

何人かの女性は私が思い描くアンデスに住む人たちの恰好をしています。

長い三つ編み、セーター、スカート・・・。

人がごった返すバスターミナルの売店はクリスマス一色。

そう、あと3日後にはクリスマス。
私たちはクリスマスをナスカで迎えたい。

ということで、アレキパの宿を探す前に、ナスカ行のチケットを探します。

どこかで聞いた話によると、クリスマス前後はバス会社は休んだり、本数を減らしたりするとか。
で、ちょっと心配していましたが、けっこう簡単にチケット入手に成功。

どうやら、ペルーでは24日に休むバス会社はあるようですが、それ以外は通常営業しているみたいです。

そうそう、ブエノスアイレスからもう1か月も一緒に旅を続けてきたあっちゃん&マサ君と、ついに別れる日が来ました。

3日間だけ♪

あっちゃん&マサ君はナスカをパスし、アレキパからクスコに直接向かい、私たち2人はナスカに行ったあと、クスコに向かうことになりました。

2組とも次の目的地までのバスのチケットが取れたので、タクシーに乗って街の中心へ。

アレキパのバスターミナルは町からタクシーで約15分離れたところにあります。

目星をつけておいた町の中心近くのホステルへ。

空きがあったので、重い荷物をもって捜し歩くことなく無事宿が決定。

ここアレキパでの1泊の宿はSanta Catalina Hostel

綺麗な街並みの残る地区のすぐそばのホステル。

街の中心、アルマス広場まで徒歩約10分の場所にあります。

ちゃんとしたご飯をもう数日食べてない私たちはさっそく町へご飯を食べに出かけました。

ペルー料理をガイドブックで見るとどれもおいしそう♪

ただし・・・土砂降りの雨。

アルマス広場。

綺麗にライトアップされています。

広場の周りは旅行会社やレストランがいっぱい。

もちろんこの広場の周りのレストランは高いので、アルマス広場から少し離れたところへ。

雨のせいで選ぶこともせず、見つけたお店に入りました(笑)

メニューを見ると、チャーハンお肉の炒め物と、中華焼きそばみたいな食べ物のみ。
名前もChafa。チャーハン??

ということで、それぞれ頼んだのがこちら。

私たち2人の、

お肉の炒め物&チャーハン。

焼きそば。

あっちゃんたち夫婦の、

白ご飯&肉の炒め物。
これがガイドブックで紹介されていたロモ・サルタードでした。
お肉の炒め物の中にはフライドポテトも入っています。

チャーハン。

ボリュームたっぷり!!
そしておいしい!

絶対これは間違いなく中華料理からきているものだ。

だって、中華鍋で作ってるもん!

次の日、町中に数十件とこのチャーハンを置いている店があるのが分かりました。

そして、ご飯のおともにと、ペルーと言えばのInka Colaインカ・コーラを頼みましたが、品切れ。

お隣のテーブルで飲まれている飲み物が気になったので、代わりにそれをオーダー。

それがこちら。

濃い紫色!!

色的にブドウジュースかな・・・と、匂いを嗅ぐと、怪しい香り。

味は…ごめんなさい!!
私は無理です泣

後々、これはチチャ・モラーダという飲み物で紫トウモロコシから作られた飲み物だと判明しました。
ペルーの人はこれを普通に飲んでいます。

初日のペルー料理。
2人で約300円なり。

アルゼンチン、チリと比べると、物価ががくんと安くなりました♪

ペルーではいっぱい外食できそうです♪

そして、宿の目の前のキオスクで寄り道。

野菜、フルーツの種類もチリとは違います!

見たことがないものがいくつか・・・

野菜?フルーツ?

後日談。
ペピーノという名前のナス科の植物だそうです。
料理用ではなく、このまま食べます。

ふと、後ろを振り向くとKazuがいません。

探していると、通りの反対側にあった屋台でこちらを買ってきました。

ハツの串。
アンティクーチョという、ペルーでは一般的な食べ物だそうです。
これで1ソル(約30円)なり。

ペルー料理に恋しそうです♪

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