2012年1月25日 水曜日
本当は昨日行くはずだったブラジル側のイグアスの滝。
でも、パラグアイからの国境越えに時間が掛かり予定変更することになりました。
みんなで1晩考え、せっかくなのでやっぱりイグアスの滝をちゃんと見ておこう!と、
本日、ブラジル側よりイグアスの滝を見て、
明日、アルゼンチン側からイグアスの滝を見ることになりました。
イグアスの滝とは。
原住民のグアラニー語で「大なる水」という意味を持つイグアス。
ナイアガラ、ヴィクトリアと並んで世界三大瀑布と呼ばれるイグアスの滝は、最大落差80メートル以上。
落差では100mを超えるヴィクトリアの滝に及ばないものの、川幅2.7km、36億リットル/分の水量は、他のふたつの滝をはるかに上回る。
(ナイアガラの滝はアメリカ滝とカナダ滝を合わせても毎分1億7千万リットル、ヴィクトリアの滝は毎分5億リットル。)
(滝の幅は、ナイアガラの滝1km、ヴィクトリアの滝1.7km。)
アルゼンチンとブラジルの2カ国にまたがるイグアスの滝。
この滝を含むブラジルのイグアス国立公園とアルゼンチンのイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されている。
アルゼンチン側とブラジル側、ふたつのイグアス国立公園を合わせると、その面積は東京都の面積よりも広い22万6千ヘクタール。
イグアスの滝はいくつもの滝が集まった滝。
その滝の数は水量の減った季節で150ほど、水量が増えると300近くにもなる。
イグアスの滝の滝幅2.7kmのうち1/4がブラジル側にあり、残りはアルゼンチン側になる。
今日は久しぶりに写真いっぱいの日記になります。
ということで、写真でイグアスの滝をご紹介します!
まずは、
朝10時50分、プエルト・イグアス(アルゼンチン)のバスターミナルを出発!
アルゼンチンからブラジルに日帰りで滝を見に行けるってすごいですよね・・・
ということで、まずはアルゼンチン国境で出国スタンプをもらいます。
ここはバスの乗客全員が降りて手続きします。
が、ブラジル国境では全員が手続きしなくてもよいようです。
ということで、ブラジルのイミグレで止まったバスから降りた私たち観光客たちは、
バスのドライバーさんから次に来るバスに料金を再度払わず乗れるチケットを受け取りました。
その他の乗客を乗せたバスはそのまま私たちを取り残し去って行きました。
入国スタンプをもらいにイミグレのオフィスの中へ。どこに行くのか、日帰りかと聞かれ、
「イグアスの滝に日帰りで行く」と、答えるとパンっと簡単にスタンプをもらいました。
でも、日付間違っています!手書きで修正されました(笑)
「イグアスの滝への日帰り観光ならビザはいらない」と、ガイドブックに書かれていますが、
私たちはビザを持っているので本当かどうかは調査できませんでした。
イミグレ横のバス停で次に来るバスを待ち、乗車。
約20分ほど待っていました。
ちなみにプエルト・イグアスとフォス・ド・イグアスを結ぶルートを走るバス会社は数社あり、
プエルト・イグアスから乗ってきたバス会社とは違う会社のバスにもこのチケットで乗れるようです。
12時、バスのドライバーさんから「イグアスの滝に行くならここで降りてください」というようなことを言われ、バスを下車。
(終点ではありません)
バスターミナルの入口で乗車料金を支払い、ターミナル内へ。
初めてのシステム。
アルゼンチンペソでもこの料金は支払い可能ですが、レートはかなり悪いです。
そういえば私たちブラジル入国は今が初めて。
ブラジルのお金を全く持っていません。
イグアス国立公園への入場料はクレジットカードで支払える、もしくはATMが公園の入口にあるかもしれませんが、
もしなかった時が怖いので慌ててブラジルのお金をゲットしに銀行へ。
実際、国立公園の入場料はクレジットカードで支払えました。
そしてATMも数台おいてありました。
これはブラジル側のイグアス国立公園の話。
後日談。
次の日に行ったアルゼンチン側のイグアス国立公園では、入場料は現金払いのみ。(両替可能)
ATMは入場門を入ったところにしかありません。
改めまして、
12時半、
ターミナルの入口を入ってすぐのところからイグアス国立公園行のバスに乗車。満員。。。
13時40分、イグアス国立公園(ブラジル側)に到着。こんなにのんびりでいいのかって??
情報によるとブラジル側の公園はそんなに大きくないので時間がそれほどかからないそうです。
入口の建物にはお土産屋さんやファーストフードのお店などが入っていて、とっても立派。ブラジル側のイグアス国立公園の入場料は40.8レアル(約1800円)。公園内を走るバスの乗車賃も含まれています。さっそく、入口を抜け公園内を走るかわいい絵が描かれたバスに乗車。
滝を見ながら歩ける遊歩道の入口がある、3つ目のバス停で下車。
いざ、滝を見に!!
ブラジル側の国立公園はとってもシンプル。
遊歩道に沿って歩けば滝が一望できてしまうのです。遊歩道を歩き始めて約1分。
さっそくイグアスの滝!!!美しい!!!世界三大瀑布を制覇した今、3つを比べるとビクトリアの滝とナイアガラの滝は大迫力という感じだったのに対して、
イグアスの滝はおしとやかで美しいという感じ。
先の2つは男性っぽく、イグアスの滝は女性っぽいと私は感じました。
イグアスの滝を見ながら歩ける遊歩道。
ところどころに展望台が設けられています。濃い緑に覆われた滝は角度によって全く違う顔を見せてくれます。
遊歩道の脇には熱帯の植物が生い茂り、国立公園の中に約500種類いると言われる蝶々がひらひらと飛び交っています。こんなに大きなトカゲさんもいたるところに。人がたくさんいる展望台が見えてきました。みんなが見ていたのは…
悪魔の喉笛と言われるイグアスの滝で一番大きく大迫力の滝。今からあの悪魔の喉笛のすぐ近くまで行きます!
あ、ハナグマ君!この公園内のいたるところで見かけれる動物。
ふと、横を見ると・・・
なにこれ!?しかも1匹じゃなく、いっぱい。気持ち悪い!!!
あ、見えてきました。ブラジル側の滝を見るハイライトはあの滝の上を歩ける遊歩道。滝と滝の間のスペースに作られた遊歩道。
この先に悪魔の喉笛に近づける展望台があります。
日焼けOKの私以外の3人は水着でここまで来ました。
もしいっぱい濡れるなら合羽を着るつもりでやってきた私はとりあえずそのままの格好で遊歩道へ。
あ!!!!
虹だ!イグアスの滝名物の虹が見れちゃいました。
滝からはみ出している展望台。そこからの景色はやっぱりすごかった。
では、行きます。
でーん!悪魔の喉笛。
水の量が多すぎて霧で全体が見えないし!(笑)
でも、カッパがいるほどのしぶきはかかりません。
かかるしぶきの粒が小さいのでびしょ濡れにはならないと言った方が適切かな。
晴れてるからすぐ乾くし♪
でも、カメラは防水の物、もしくはカバーがあったほうがいいと思います。
遊歩道からの眺めを最後まで楽しみながら、
今度は滝の横の展望台へ。展望台からは真横から滝を見れます。滝の裏側もチラリ。展望台は3階建て。
展望台の2階からの景色。3階部分からはエレベータでさらに上へ。
これが本日最後のイグアスの滝。それにしても壮大で綺麗。
遊歩道の出口を出た近くに、公園内を走るバスの終点が見えたのでそこまで歩いてバスに乗ることに。
終点の周りにはレストランやお土産屋さんが入っています。
そしてピクニックしたかった素敵な眺めの見えるテーブルも。イグアスの滝の上流。しぶきが見えるところが先ほど見た悪魔の喉笛。
その向こうにアルゼンチンの国旗が見えます。
明日は悪魔の喉笛のすぐ近くのあそこまで行きます!!
かわいい絵の描かれた2階建てのバスに乗って公園出口まで。
閉館の準備が始まった公園出口を過ぎ、目の前のバス停からフォス・ド・イグアスの町行のバスに乗車しました。
終点のフォス・ド・イグアスの近距離バスターミナルでバスを降り、
さて、プエルト・イグアス行のバスはどこから出るのか。。。
近距離バスターミナルの出口を出て左に進み、1つ目の通りにプエルト・イグアス行のバスのバス停があると、教えてもらい
「本当にこんな通りにあるの!?」と、疑いつつ通りを進んでいくと、ありました。こんな小さなバス停が。
待っていると、
ちゃんとプエルト・イグアス行と書かれたバスがやってきました。無事帰れる♪
本日4度目の同じ景色を見ながらアルゼンチンへ。
実はプエルト・イグアスとイグアスの滝は同じ方向。
わざわざフォス・ド・イグアスの町中にあるバスターミナルまで行かずとも乗り換えれます。
私たちが確信を持って乗り換えれるというバス停はマクドナルドの近くのバス停。
でも、万が一乗れないかも・・・と、怖い方は私たちのようにバスターミナルで乗り換えることをお勧めします。
遠くに見えるフォス・ド・イグアスの町並。来た時と逆の順に、
ブラジルのイミグレでバスを下車。
朝と同様に、次のバスに乗れるチケットをもらい置き去りにされました。出国スタンプをもらい、次にやってきたバスに乗車。
アルゼンチンのイミグレではバスの乗客全員下車。
昨日から3つ目になるアルゼンチンのスタンプをゲット!(笑)
ちなみにこの旅では通算7つ目(出入国合わせて)!
4度目のアルゼンチン入国です。
19時、プエルト・イグアスの町に到着。
イグアス国立公園の中にいたのは2時間半なのに移動に時間が掛かり、
こんな時間になってしまいました。
明日はイグアスの滝にアルゼンチン側から感動します♪