タリンの新婚旅行お勧め度(5段階)

Keiko: ★★★★
Kazu: ★★★★

良い点
・かわいい古都
・観光するのにちょうど良い大きさ(広さ)
・日帰りでヘルシンキ(フィンランド)観光ができる

悪い点
・旧市街の中は徒歩観光が中心
・バスターミナルが市内から少し離れている

Keikoコメント
写真の中に出てくるような景色を見ることができる。

2011年8月18日 木曜日

リバプールを朝7時過ぎに出発し約3時間。
現地時間12時過ぎにエストニアの首都タリンに到着しました。

タリン空港から街の中心まで約3キロほどしか離れておらず、とっても便利。

空港から街の中心までの交通手段は市内バス2番、空港シャトルバス、タクシー。

私達がタリンで2泊するホテルは鉄道駅の裏なので、鉄道駅前を通るシャトルバスに乗りました。
料金は1人2ユーロ。
約20分で着きました。

エアポートシャトル。

エアポートシャトルの路線図。
ちなみに長距離バスターミナルは地図2番のバス停、市内バスのターミナルは地図5番のバス停、鉄道駅は地図8番のバス停です。

市内バスもシャトルバスも乗り場は同じです。
市内バスは空港の建物の中のキオスクと、直接運転手さんからチケットが買えます。
キオスクで買うほうが若干安いです。

エアポートシャトルはバス停の近くにチケットを売る人がいます。
その人から買うか、運転者さんからチケットが買えます。
このシャトルバスは朝7時30分から夕方18時30分まで毎時00分と30分に空港を出発し、街の中をぐるっと回ります。

タリンの”お家”(いつからかその日泊まる宿のことを私達はお家と呼んでいます笑)はEconomy Hotel
チェクインして荷物を置き、昼2時ごろ、タリン観光に出発しました。

お部屋。

窓からは旧市街がきれいに見えます♪

観光に出かけましたが、その前に腹ごしらえ(笑)

ホテルの目の前にエストニア料理っぽいお店があったので入ってみました♪
バスターミナルと駅の横にあるそのお店には(たぶん笑)地元の人ばかり!

あたり!!

揚げパン?

中身はソーセージの煮込み☆

チキンライス。

ハヤシライスのようなトマト味の肉の煮込み。

すべておいしい~~~~♪

ごちそうさまでした!

観光観光!!

まずはエストニア共和国について。
北海道の60%ぐらいの国土。
人口約130万人。
13世紀以来デンマーク人、ドイツ系騎士団、スウェーデン、ロシア帝国と外国勢力に支配されてきた。
最終的に1991年にソ連から独立した。
観光産業、IT産業が盛んで、インターネット電話のSkypeが開発されたのはこの国。
さらに、2007年世界で初めて議会選挙に関インターネットを利用した電子投票を行ったそうです。
2011年1月からユーロを導入。

タリン。
エストニア共和国の首都。
人口約4万人。
タリンの旧市街は世界遺産に登録されています。

旧市街は、支配者や貴族が居を構えた山の手のToompeaトームペアと、市民が暮らした下町(All-linn)から成っています。
下町は、城壁などヨーロッパでも最も保存状態の良い旧市街地の1つだそうです。

ホテルを出て約200mで旧市街の入口がありました。
まずは高さ24メートルの丘の上に立つ山の手トームペアの展望台を目指します。

崖にそって階段を登ると、綺麗な景色の見渡せる展望台に到着。

はあ~。感動です。

建物の屋根と旧市街を囲む城壁にそってある、いくつもの塔のとんがり屋根が絶妙なだいだい色っぽい赤色で、古都が可愛らしいです。

そして、旧市街の向こうにはバルト海が見えます。

トームペアをまずはてくてく。

ほぼすべての建物が色とりどりに淡い色で塗られていてとってもかわいい。

トームペアの北西の展望台からの眺め。
正面には旧市街の外の近代的なビルが。。。

旧市街に近代的ビルはちょっぴり似合わないので、ビルだけフレームアウトさせ可愛らしい古都の姿だけ(笑)

旧市街の中にある目立つ尖塔を持つ5つの建物の一つ、大聖堂Toomkirik。

大きい。。。

大聖堂の前にあるトームペア西側の展望台からの眺め。
緑と海が見えます。

お城へ向かう途中。。。

電撃ネットワークのおじさん!?

そして、トームペアの中のメイン、Toompea Lossトームペア城。
お城というより宮殿みたい。

トームペア城の裏側にある“のっぽのヘルマン”という名前の塔。

このお城の中に政府の一部と国の議会がはいっているそうです。

お城の前にはロシア正教の教会。

さすが派手です。。。

ちょっぴりこの街には派手過ぎな感じです。

国会の目の前にロシア正教の教会ということで、未だにロシアの脅威に怯えているエストニアの人々にとっては複雑な気持ちだと、ガイドブックに書いてありました。。。

トームペアと下町の間にある城壁。
一番右の塔はキーク・イン・デ・キョクという名前がついた塔。
意味は“台所をのぞけ”だそうです。
そしてその左隣はネイツィルトン“乙女の塔”。
もとは売春婦の牢だったそうです。。。

城壁をくぐって下町側から見た、城壁。
登れるみたいです。

トームペアの山の手から下町に続く道2本のうちの一つ、短い方のリュヒケ・ヤルク通りを通って下町へ。

坂の下にあった大きな教会。

聖ニコラス教会。

聖ニコラス教会の北側にあったボランティアの団体によるツーリストインフォ。
街のインフォーメーションとは違い、安い観光ツアーもあるそう。

ラエコヤ広場。

広場の南側にある旧市庁舎。
北ヨーロッパで唯一残るゴシック様式の市庁舎。
らしいのですが、逆光で…。

ラエコヤ広場の敷石の中にある方位が書かれた石。
タリンの有名な5つの尖塔がここからすべて見えるようなのですが・・・
どうぞお試しあれ(笑)

ラエコヤ広場北側に面する市議会薬局。
現役です。

薬局の看板。なぜに蛇・・・
《追記》
若かったな、私。
3人の子持ちとなった今2020年。
病院、薬局、救急車(これは見るだけ)とはとてもご縁があり、子供が3人もいれば毎週の様に病院のお世話になってます。
そして、↑病院系のシンボルに蛇が描かれてるのをちょくちょく目に。
日々の疑問をせっかくなので調べてみた!

ギリシア神話に由来し、神話に登場する名医がアスクレピオス。
彼が持つ杖に蛇が巻き付いており、杖にヘビの巻きついたモチーフは「アスクレーピオスの杖」(蛇杖)と呼ばれ、医の象徴として世界的に用いられているそうです。
そして↑の看板は「ヒュギエイアの杯」と言い、ヒュギエイアはアスクレピオスの娘。
娘は蛇が巻き付いた杯を持つ。
アスクレピオスの杖が医学のシンボルとされるのに対し、ヒュギエイアの杯は薬学のシンボル。

1つ勉強になった!!

2011年のタリンに戻ります:)

下町の東側の城壁にあるヴィル門。

ヴィル門横の城壁沿いには“セーターの壁”と呼ばれる、セーターの市場。
セーター以外の毛糸製品も多数♪

旧市街で最も美しい通りと言われるKatariina Kaikカタリーナの通路。
ドミニコ修道院横。

聖霊教会。
壁の時計がステキ。

Pikkピック通り25番地、のぞき見トムの家。
実在したのぞき見好きなトムという人が住んでいたそうです。
そんなどうでもいいことが建物の名前になるなんて。。。

ピック通り20番地。
聖カンタスのギルド。
壁の人のどちらかがルター牧師。

ピック通りにあるボナパルテでコーヒー&クッキー休憩♪

クッキーが美味!

三人姉妹。
と呼ばれる15世紀にたてられた住宅の集合体。
今はホテル。
15世紀の建築様式がみられる建物のようです。

ちなみに“三人兄弟”もあります(笑)

ふとっちょマルガレータ。(左)
この町のネーミングセンスがちょっと疑わしくなってきました(笑)
でも、とっても重要な役割をしていたそうです。
もっとも重要な出入り口の砲塔。

この塔の横がスール・ランナ門。

遠くからずっととんがり屋根が見えていた聖オレフ教会。
塔は124メートルあり、旧市街で一番高い建物。
でも、15世紀には159メートルあったそう。
その当時の世界一だったのではないかとのこと。

正面から見上げたら。。。

やっぱり遠くからのほうがきれい(笑)

旧市街の西側の城壁にある修道女の塔。
これをくぐって旧市街の外へ。

もともと2.5kmあった城壁の1.85kmが現存し、その中で最も当時の姿をとどめているのがここ、ラボラトーリウミ通りの城壁。

これで、本日の観光は終了。

ここまでお付き合いくださった方ありがとうございました。(笑)
写真多すぎと言われそうなほど、載せちゃいました♪

いや、いつもだろ!!って言われそうですが(笑)

これでも、全然全部じゃないのです。
大都市ではなくこれくらいの街が大好きです!

でも、意外なことで、旧市街の見所を4時間ほどで見終えてしまいました。。。

明日1日どうしましょう。

フィンランドに行っちゃう!?

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