2011年10月9日 日曜日
今日も朝はのんびり。
午後は久しぶりにママの家に、ママの手料理を食べるためと置かせてもらっていた荷物を引き取るため、そしてお別れを言うために行ってきました。
ママとアナにカナダで出会っていなければ、こんなにスペインに滞在することは一生なかったでしょう。
そして、こんなにスペインが素敵なところだと知ることもできなかったと思います。
約1ヶ月近く泊めてもらったママのおうち。
やっぱりいいところ♪
ただいまこのお家にはママとママの再婚した旦那様が暮らしています。
ママの最後の手料理は私たちがお気に入りのものばかり。
ママは私たちのスペインのママです泣
今日のメニューはパエリアとプルポ・ガジェゴ(ガリシア風茹でダコ)です。
最後のお手伝いをしながら作り方を覚え直します。
パエリアの作り方は以前記事にしたので、今日はプルポ・ガジェゴのレシピを。
プルポ・ガジェゴの作り方☆
1、お鍋いっぱいの沸騰したお湯に、塩とクローブの実を数個いれます。
2、解凍したタコ丸々1杯(タコも杯って数えるんですね~)の頭にくしをさし、沸騰したお湯につけすぐ引き上げます。
3、再度お湯がボコボコなるまで沸騰するのを待ち、タコをお湯につけ、すぐひきあげます。
これを3回繰り返したあとはタコをお湯にいれ4、50分茹でます。
4、タコが茹で上がる10~20分ほど前に皮を向いたジャガイモ数個を切らずに加えます。
5、茹で上がったジャガイモをスライスし、その上に一口大にスライスしたタコを載せ、塩とオリーブオイル、赤パプリカの粉をかけて出来上がり。
本番ガリシアで食べたものよりママのものが美味し♪
(写真の中のムール貝の上がプルポ・ガジェゴ)
そして今日も最高に美味しいママのパエリア。
本当にスペイン料理最高です。
日本人にはとっても口に合うスペイン料理。
もっといっぱいスペイン料理を勉強したい!!
そうそう、ご飯を作っている間、昨日ネットのニュースで見たスペインの闘牛士の事故のことを話していると。。。
新聞にデカデカとそのニュースの写真と記事が載っていました。
そのニュースとは↓
[マドリード 7日 ロイター]
スペイン北東部のサラゴザで7日、国内で人気の闘牛士、 フアン・ホセ・パディーヤさん(38)の顔面を牛の角が貫通するという痛ましい事故が起きた。
パディーリャさんは闘牛用の槍を牛に突き立てたあと転倒し、そこへ興奮した牛が突進。角が下あごに刺さり、左眼にかけて突き抜けた。
地元テレビの映像には、顔じゅう血まみれのまま「見えない、何も見えない」と言っているパディーヤさんの姿が映された。
闘牛場の医師が地元紙に語ったところによると、パディーヤさんは非常に危険な状態で、病院で手術を受けたという。
なのです。
7月頭に行われた、世界でも有名な牛追い祭りのとき、初めて闘牛を最初から最後まで見て、マントをひらひらさせて牛を交わすだけが闘牛じゃないと知りました。
闘牛士は牛の背中に何度か飾りのついた槍をさし、最後は闘牛を殺してしまいます。
その時に起こった事故が上のニュースでした。
生放送のテレビで事故の映像が流れてしまったのはしょうがないかもしれませんが、新聞にまで事故の写真が載っていることにビックリ。
写真載せるので、苦手な方は飛ばして下さい!!
事故の写真がこちら↓
拡大します!
。。。
彼は現在どうなっているのでしょうか。
あれから。
10月19日に彼は元気に退院したそうです。
そして、左目は失明の危険性はあるものの、現在視力回復を願って治療を続けているそうです。
さらに、彼は闘牛士を続けると強く言っているのだとか。。。
すごいな・・・
そんなことや私たちの約2ヶ月の旅の話などたわいもないことを話して楽しく過ごした数時間も過ぎ、お別れの時。
空港まで送ってくれると言うママの旦那さんとはまた会えますが、ママとはお別れ。
でもまたいつか戻ってくるので♪(笑)
ママのパエリアがスペイン最後の手料理だと思っていたら、アナのパパ(ママの元旦那さん)が、これを食べずにスペインを出ちゃいけない!と、パパ手作りのサラダを作ってくれました♪
早速晩御飯に♪
パパのサラダは日本のポテトサラダと似た材料を使っています。
メインはポテト。
味付けは自家製のマヨネーズ。
中にはカニカマやコーンなどが。
これが本当に美味しい。
パンに載せてもそのまま食べても最高!!!
私たち幸せ者です。
スペインの人の優しさとご飯の美味しさ、見所の多さ…などなど素敵さを実体験。
本当に本当にいい国でした。
経済状況は悪いかもしれませんが、オススメの国です!!