タルトゥの新婚旅行お勧め度(5段階)

Keiko: ★★
Kazu: ★★

良い点
・タリンとは違うエストニアの一面を見ることができる
・10か国にもまたがる世界遺産がある
・学生の街

悪い点
・一応世界遺産はあるがこれといって主だった名所が無い
・この街だけのために行くには遠い(私たちは経由)

2011年8月20日 土曜日

朝早起きをしてチェックアウトをし、ホテルの目の前の鉄道駅に行きました。

これからここタリンからエストニア南部の第2の街、タルトゥに移動するため。

昨日、駅に行ってしっかり電車の時刻を調べておきましたが。。。
窓口が開いていません。
オープン前だったようです。
9時から営業開始のようです。

いや、その前に。
駅の中の大きな電光掲示板に7:52発Tartu行の文字がありません。

もしや・・・とあわててガイドブックを開き時刻表と照らし合わせると、正解!!

電車は毎日同じ時刻の便があるとは限りません♪
私たちが見た時刻表の上にはしっかり、エストニア語で月曜から金曜までと書いてあります。

ということで、土曜日の今日のタルトゥ行はもう出てしまった6時代の便の後は15時代の便しかありませんでした。

鉄道はあきらめバスで行くことにしました(笑)

大きな荷物を背中とおなかに抱え満員の2番のトラムへ。

どこで降りればいいのか迷っていると優しい方が、「バスターミナルはここだよ!」と教えてくださいました♪

おかげで迷わずバスターミナルに到着。

きれいなバスターミナルの中。

タルトゥ行のバスはたくさん便が出ているので、30分も待たずにタリンを出発。
ちなみにタリンからタルトゥまで1人9ユーロです。

バスで2時間半、Tartuタルトゥに到着しました。

着くと残念ながらの雨。
7月にカナダを出発してから初めての雨です!!
さっそくバックパックに初のカバーをかけ、本日1日宿泊するタルトゥ大学の学生寮ホステル、学生村ホステル・ペプレピへ。

外観。
まさしく学生寮っぽい。
セキュリティーばっちりです。

お部屋。
棚がたくさん。

キッチン付きです。

荷物を置き、さっそく雨の中観光へ出かけます♪

ホステルに置いてあったパンフレットに載っていたおすすめ観光ルートに沿って観光です。
こういったものを最近までなんとも思っていませんでしたが、この旅を始めてから、何も考えなくていいため、“観光ルート”があればお世話になっています(笑)

タルトゥとは。
首都のタリンが政治・商業の中心であるのに対して、エストニア最古の大学があるタルトゥはエストニアの学問・文化の中心。

そして、この町にやってきた理由は、もちろん(笑)世界遺産があるから♪

この町にある世界遺産は“シュトルーヴェの測地弧”の測量点。

シュトルーヴェの測地弧とは。wikipediaより。
ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・ゲオルク・ヴィルヘルム・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて設置された三角点群。
これらの観測点群は、地球の大きさなどを正確に測る上で多大な貢献をしたものであり、当時設置された265か所の測量点のうち34か所が、2005年にユネスコの世界遺産に登録された。
これは、10か国に跨る珍しい物件であるが、設置された当時の国境区分ではわずか2か国(スウェーデン=ノルウェーとロシア帝国)に跨っているに過ぎないものでした。

この10カ国にまたがる世界遺産の測量点の1つがこのタルトゥにあるのです。
ちなみにこの10カ国とは、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ベラルーシ、モルドバ、ウクライナです。

登録地のほとんどは自然の岩や人工的に設置された岩に印を点けたものですが、このタルトゥでは現存の建物が測量点として使われました。

その測量点として使われた建物がこちらの旧天文台です。↓

そして、こちらが記念碑。

この他のおすすめルート上にあった名所を写真で♪

旧解剖劇場。

天使の橋。
二つの丘をつなぐためにかけられた陸橋。下の悪魔の橋も同じ。

悪魔の橋。

大聖堂。

15世紀に完成した大聖堂は16世紀から廃墟に。。。

一部は改築され、タルトゥ大学の歴史博物館になっています。

キスの丘。
侵略者を防ぐ要塞だったトーメの丘の上にある、石を集めて作られた築山。

丘の頂上。

ため息橋。
キスの丘の下にある無意味な橋。
キスの丘でキスをして、男の子が女の子を抱えて丘をくだりここまで運ぶと愛が永遠に続くそうです。
恋人たちようにしてはちょっぴりさびれているような。。。
雨のせい!?

犠牲の石。
ため息橋の横にある石。
何ようだかわかりませんが昔から犠牲に使われてきたそうです。
今では試験後の学生がノートを焼くのに使っているのだとか。。。

聖ヨハネ教会。

素焼きの飾りで装飾された珍しい教会。

タルトゥ大学。
エストニアで最も優秀な学生が集まる大学とか。

ラエコヤ広場。
街の中心。

市庁舎。
新しく見えるが1789年に建てられたもの。

キスの噴水。
ラエコヤ広場にある噴水。雨が降っている今日みたいな日にはぴったり!?
それにしてもなぜこれ!?いい意味で。。。
キスの丘に、キスの噴水。キスが好きな街なのかな・・・

メインストリート、リュートリ通り。
雨の今日は、祝日のせいかほとんど人通りなし。

でも、かわいらしいお店を発見し、お昼を食べに入りました♪

お店の中にいるお客さんほとんどみんなが食べているこちらを注文。

お米のホットポット。

パスタのホットポット。

そしてフェタチーズサラダ。

これで7ユーロくらい。安い!!

そして、おいし~~~♪

8月にオーブン料理!?という感じですが、雨で一層寒いエストニアではちょうどいい食べ物です(笑)

最後にデザート♪

御馳走様でした。

川沿いの市場。

市場の前の豚さんの像。

反対側には部位の番号が!!!
豚さん笑ってる場合ではないよ!

今日の二の舞にはならないようにと、明日のラトヴィア行のバスのチケットを買ってホステルへ。
ちなみに明日は国境を越えるためか、名前と電話番号を聞かれました。

帰る途中見かけた銅像さんたち。

父と息子の像。
大きさが。。。

後姿も♪

2人のワイルドさんの像。

観光が終わったら晴れてきました・・・。

タルトゥの街はこじんまり。
タリンと比べれば観光地っぽくはありません。
でも、歴史ある街だというのは伝わってきました。

明日はバスで国境を越え、ラトヴィアの首都リーガに向かいます♪

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