(この記事は以前別のサイトで、一緒にブログを投稿していた方の記事です^^
ママに役立つ情報のため、こちらに移行して記事を残しました)
皆さん、こんにちは。Tomokoです : )
今日は一度あきらめてしまった母乳を復活させる10の方法を紹介します。
私自身の母乳体験といえば、産後3ヶ月で助産師さんから「母乳の出が悪いために娘の体重が増えていない、粉ミルクを足すように。」とアドバイスがあり、混合授乳をスタート。
もっと完全母乳を続けたいと思ったのですが、「自分は十分な量の母乳が作り出せない」、「母乳の出る期間が3ヶ月で終わってしまった」の様にとらえてしまって完全母乳をあきらめました。
自分で母乳専門家の方の意見なども調べればよかったのですが、当時は「娘の体重が増えてない!」ということで頭が一杯で余裕がなかったのでしょうね。
はじめは哺乳瓶の粉ミルクを嫌がっていた娘も1週間ほどたつと慣れてきて、今度はおっぱいからの授乳を嫌がるようになってきたので、4ヶ月あたりからは粉ミルクのみに。
「粉ミルクは顔がむくむ、便秘になる」などと聞いていたので心配しましたが、うちの娘は問題なくすくすく元気に育ちました。
でも、できる事ならば沢山の利点がある母乳で育てたかったな、という思いは今もあります。
母乳を諦めなくてはいけなかったママさんたち、母乳は復活できます。
この記事が少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。 以下 Parents.comよりの翻訳。
母乳を復活させる10の方法
Re lactation(再 授乳)。
母乳をもう一度再生し、一度止めた母乳授乳を再開する事です。
ママさんたちはどうしてもう一度、母乳育児を復活させたいのでしょうか?
間違った情報をあたえられて離乳した人や、赤ちゃんが粉ミルクになじめなかったり、
出産後の授乳初期の段階で母乳の出が良くなく、母乳育児をあきらめてしまったが、赤ちゃんが大きくなるにつれて生活が落ち着いてきたのでもう一度母乳に挑戦してみたい、などのケースがあります。
100%の人が完全母乳をできる程に母乳が復活するわけではありませんが、粉ミルクと混合授乳でも赤ちゃんの健康と発育に大きな違いをもたらします。
では、どのようにすればいいのでしょうか?
1、母乳復活への道のりは長い事を覚悟する。 初めは手絞りや搾乳ポンプを使って赤ちゃんへ授乳する必要があるかもしれないので時間がかかります。母乳が問題なく出てくるまでに数週間、乳がんや乳腺炎などの経験がある方はさらに長くかかる場合もあります。
2、十分な刺激を胸に与える。 母乳は搾乳すればするほど作られるようになります。一般的には24時間に8回の授乳が目安ですが、もっと回数をふやせたらより良い成果がでます。もし搾乳ポンプを使用中でしたら搾乳時間は決めないで、ちょっと片手間が開いた時に頻繁に搾乳する。(搾乳ポンプは冷蔵庫で保存すれば、毎回洗う必要はなく一日に一回でOK。)はじめは少しの母乳しか出ませんが大丈夫です。この間は“母乳を作る“という信号を送っている段階で数日たつとバランスが整い母乳がでるようになります。赤ちゃんにはポンプや手絞りで搾乳したミルクや粉ミルク、貰い乳など、のミルクをあげて下さい。
3、ハーブ療法や処方薬を使い母乳の出を誘導する。 沢山のハーブが催乳効果があると謳われていますが、きちんとした調査に基づいていないものもあります。ニューマン医師はフェヌグリークとオニアザミを勧めていて、特にフェヌグリークの催乳効果は沢山の研究により証明されています。処方薬では ドンベリドンが母乳分泌を増やす効果があると知られていますが、ドンベリドンはハーブと違い処方薬で、また副作用もあるのできちんとお医者さんに相談する事をお勧めします。
注意!ハーブや処方薬だけでの母乳効果はありません。2で述べたように頻繁な搾乳との組み合わせで効果がでます。 スタイルナチュラが発売しているママクッキーの成分にも催乳目的でフェヌグリークが含まれています。
4、赤ちゃんを母乳授乳に慣れさせる。 乳首からミルクを飲んだ事がない、もしくは飲み方を忘れてしまった赤ちゃんは哺乳瓶から飲む癖がついています。ただ、赤ちゃんはおっぱいが大好きなので意外と早くおっぱいに慣れます。肌と肌の触れ合いを大事にしましょう。赤ちゃんをうつ伏せの状態でママのお腹や胸の上に乗せてリラックスさせ、ママの支えが必要がないようだと、赤ちゃんがおっぱいを探しだすのを見守ってあげて下さい。乳首を探し当てた赤ちゃんの口は開きおっぱいを吸おうとしますがまだうまく吸えません。この時に母乳をだして赤ちゃんの口に含ませると赤ちゃんがおっぱいを吸って飲み込むようになります。(このステージに行き着くまでに数日かかる場合もあります。)辛抱強く挑戦し続けてみてください。
5、赤ちゃんが おっぱいをきちんと飲んでいる時とそうでない時を見分ける。 十分な量を飲んでいるのかを知ることが重要です。大きく口を開けて深い吸い方でごっくんごっくんと飲む音が聞こえたら適切に授乳ができているサインです。口が充分に開いて、舌がペロペロと出てくるようになったらお口の真ん中に乳首を入れるつもりで赤ちゃんを引き寄せてあげましょう。舌が出ないうちに乳首を入れてもおっぱいに吸いつく事はできません。うまくいかない場合は、助産師さんなどに授乳姿勢や、抱き方、乳首を吸わせるタイミングなどを見てもらうとよいでしょう。赤ちゃんがお母さんのおっぱいをたくさん吸う事により母乳が出やすくなるので、根気よく吸わせてみてください。
6、ミルクが足りているかをオムツからチェックする。母乳の量が増えてくると、うんちの色や柔らかさが変化してきます。粉ミルクの赤ちゃんのうんちは硬くて茶色。母乳の赤ちゃんのうんちは水っぽく黄色に近い色。おしっこでは、一日に6~8枚の布おむつ、紙おむつであれば5~6枚がしっかり濡れていれば母乳は足りているでしょう。
7、母乳の出が安定してくるまでの数週間は付けたしのミルクを授乳する。おすすめの方法は搾乳ポンプや手絞りをした母乳をあげる事。おっぱいを出せば出しただけ、母乳が作られやすくなります。
8、日ごとではなく週ごとに成果を考えるようにする。 赤ちゃんと一緒では物事は計画通りにいかないものです。十分な量の母乳を飲むようになったと思って粉ミルクを減らすと次の日には母乳を嫌がり、あなたが思った以上に粉ミルクを飲んだり。これは赤ちゃんにとって普通の事なのです。 先週は平均して12オンス(348ml)の付けたしミルク、今週は9オンス(275ml)、のように週ごとにみてみると成果がわかりやすいです。
9、柔軟になること。 いろいろな方法を試してみましょう。横抱きの授乳姿勢で上手くいかないようでしたら添い寝抱きやフットボール抱きを試してみたり。搾乳ポンプを何日か使っても母乳があまりでてこない場合は手絞りにしてみたり。赤ちゃんが病気だったりおっぱいを飲みたがらない日はスプーンやシリンダー、ボトルでも赤ちゃんが受け付けるものを使う。根気強く、何回かやればいつかはたどりきます。
10、周りの人からのサポートを受ける事。 家族や友達からの励ましも良いのですが、家事手伝いなどの実用的なサポートを受けられると母乳に専念できる時間がもて、大きな違いになります。 また助産師さんやお医者さん、母乳専門家の方などで赤ちゃんの成長をチェックして母乳がきちんと出ているのかを確認するのもいいかもしれません。
赤ちゃんは空っぽのおっぱいを吸うことで初めて母乳は作られます。赤ちゃんにとってもママにとってもここは辛抱なのです…
皆様のベストをお祈りします。 We wish you all the best!