2011年9月7日 水曜日
昨日の夜、フェリーでクロアチア南部のDubrovnikドブロヴニクにやってきました。
朝から家の下に広がる港の景色を見ながら朝ごはん、そしてネットで作業をしてました。
クロアチアではザグレブを出てからあまりネット環境に恵まれず、ここドブロヴニクのおうちでもベランダでしかネットが使えない(建物の3階にwifiの元があるようで、1階の部屋には電波が届かないのです)という状態ですが、私たちの旅はこのブログを始め、次の目的地選びからホテルの予約などなどネットに完全に頼っているので、ネットを使って作業する時間をとる必要があるのです。
ほんとは観光をし終えた夜がいいのですが、なにせ夜ベランダにいると蚊に大量に刺されてしまうので。。。
ということで、3泊するドブロヴニクで半日使って作業。
お昼すぎ、観光に出発。
ドブロヴニクとは。
クロアチアの最南端に位置するアドリア海沿岸のドブロブニクは、13世紀以降に地中海交易の拠点として栄え、わずか500m四方の小さな街は「アドリア海の真珠」と呼ばれるほど美しい街に発展した。15~6世紀にはヴェネツィアとと並ぶ貿易都市として栄え、今も旧市街に当時の面影が残る。
町の旧市街は8~16世紀に増改築を繰り返して建設された全長約2キロの城壁に囲まれている。
そのドブロヴニクの旧市街は1979年に世界遺産に登録された。
その後、1991年のユーゴスラビア内戦の中で破壊され、街は壊滅状態に陥った。ユネスコの危機遺産リストに載せられたドブロブニクは、1995年以降市民たちが再建に着手。建築には破壊前と同じ材料が使用され、壁の彫刻も忠実に修復された。そうした努力が実を結び、内戦終結から3年後の1998年、ドブロブニクの街はその美しさを取り戻し、危機遺産から脱した。
このドブロヴニクは“ジブリ作品の「魔女の宅急便」や「紅の豚」の舞台となっている”という、サイトがいっぱいあり、ジブリ好きとしてそうだったらいいなと、調べてみましたが違うようです。でも、2つのジブリ作品に出てきそうな風景なのは確かです♪
おうちから約20分階段と坂道を下って、まずは、フェリーターミナルの隣にあるバスターミナルにやってきました。
バスターミナル。
バスターミナルにやってきた理由は、2つのバスルートを確かめるため。
1、明日、日帰りでモンテネグロの世界遺産の町コトルに行けるか。
2、明後日、次に向かうボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルまでのバスは1日に何本、何時に出ているのか。
インフォメーションで尋ねると、1の日帰りは厳しいとのこと。
一応できるにはできるが、国境で渋滞する確率が高く、コトルでの滞在が1時間くらいしかないかもしれない。と言われ、断念。
2のモスタル行は、(2011年9月9日時点では)8時、15時、17時の3便がありました。
所要約3時間で、出発時間によって値段はかなり異なり、一番安い8時の便で88クーナ(約1320円)でした。
情報をもらって、いざ見どころの旧市街へ。
バスで行くと、多くのバスはこの旧市街の入口Pileピレ門が終点となっています。
私たちもバスに乗り終点で下車。
ピレ門。
・・・観光客が多い!!!!
今までの観光地の中で、一番観光客が多い気がします。
みんな500m四方の旧市街に集まっているので、多く見えるだけかもしれませんが。。。
旧市街の入口は渋滞・・・
午後15時ごろの旧市街は太陽がさんさんと照っていて暑い上に、私たちの苦手な“超”人ごみ。
これは無理だ・・・と、旧市街の入口で引き返した私たちがとった行動は、フヴァル島に続き、レンタルスクーター!
せっかくなので遠くからこの旧市街を見たいし、ドブロヴニクの町の端から端まで行ってみたかったので、ピレ門近くにあるレンタル屋さんでスクーターを借りることにしました。
レンタルスクーターは24時間200クーナ(3000円)。
レンタルスクーターについての詳細はKazuの記事を御覧ください。
さっそく、スクーターに乗って町を探検に。
旧市街の観光は明日の朝、涼しいうちにします(笑)
一方通行の多いドブロヴニクの街。スクーターでよかった。
何度も止まってどっちに行くか考え、道が行き止まり元に戻ったりして、やっと遠くからドブロヴニクの旧市街を見れるポイントに。
東側から旧市街を見る景色がよくポスターやガイドブック等に使われているのですが、午後は残念ながら逆光。
反対側はきれいに写真が撮れるのですが(笑)
ステキな景色はまたまた明日にとっておき、町の西側の小さな半島になっているBabin KukとLapadという地域に行ってみました。
西側に向かうときに通りかかった、旧市街のすぐ近くにあるビーチ。
町の中心のすぐそばのビーチがこの美しさ。
旧市街を過ぎ西へ。
スクーターの後部座席で、私(keiko)が現地の地図を見ながらkazuに道を伝えていますが、まったく地図と実際の道があっておらず、ここでも一方通行と行き止まりに苦しめられます。
綺麗な景色を楽しみながら港沿いの道を走っていれば行き止まり。
ビーチを目指していれば、ビーチには徒歩でしか行けず。(地図には車の道と同じ太さの線で道路が書かれているのに!)
地図にはない道を進めば綺麗なビーチに着く。
といった感じです(笑)
レンタカーではなくレンタルスクーターをお勧めします(笑)
頑張ってたどりついた小さなビーチ。
結局、Babin Kuk地区中の道を走ったのではないかというとき、地元の人におすすめしてもらったLapad地区のUvala Lapadのビーチに到着。
夕方にはこちら側が逆光でした(笑)
ドブロヴニクの地理がだいたいわかったところで、スーパーによっておうちに帰ります。
この町一番(たぶん)の大きなスーパーはフェリーターミナルとバスターミナルの間にあります♪
さあ、ここからが問題。
どうやっておうちに帰るか!?
行きはよいよい帰りは恐い。
あ、ちょっと違うか(笑)
山の上のあのあたりというのはわかるけど・・・
ここでkazuがここでBlackBerryの代わりにワルシャワで買った携帯(ザグレブでsimカードを購入)が役に立ちました。
こういう時にスマートフォンって便利ですよね。
スーパーからおうちまでの経路をグーグルマップくんで検索し、無事おうちに到着。
本日の夕焼け。
島の向こうの太陽の光と雲の共演。
は~綺麗☆
明日は、アドリア海の真珠と呼ばれる、ドブロヴニクの素敵な景色と旧市街の中の様子をお届けします!!