2011年7月27日 水曜日
朝お世話になったガリシアの家族とお別れし、1時間ほど車で行ったところにある州都サンティアゴ・デ・コンポステーラの空港へ。
レンタカーを返却し、今度も格安航空Ryanairライアンエアーのカウンターへ。
ライアンエアーは座席の指定がありません。どこに座ってもOK。
なので、早く並んだ人勝ちです。早めに空港について、機内持ち込み荷物の数1人1つ(ハンドバッグなどの小さなカバンも1つとみなされます)とサイズを完全に守っていれば、気軽に乗り込めます♪
予定通りバルセロナに向けて出発。
バルセロナの街の郊外にあるAeropuerto de Barcelona (El Prat de Llobregat)バルセロナ・エル・プラット空港に到着。
ターミナル2の横にある鉄道駅から電車に乗り市内に向かいます。
市内まで大人1人3.15ユーロです。
電車に乗ること25分。
市内で電車を降り、地下鉄に乗り換えて今日から2泊する宿へ。
バルセロナのホテルは高いです。。。
安いところは市内からかなり離れたところにしかなく、観光のことや交通の便を考え、私たちにはちょっと高めのアパートメントタイプの部屋を選択。
ちなみにさすが首都スペインに次ぐ第2の都市バルセロナ。
街中の交通網が発達していて、地下鉄が6路線、郊外までのびる電車、バス、路面電車などなどとっても発達しています。
約丸2日滞在するので、地下鉄、バス共通の10回回数券を買うことに。
日本の回数券を想像して買ってびっくり。
回数券は1枚のカードで10回使えるとのこと。
2人で10回回数券でいいと思っていたのに・・・。
仕方なく2人分の10回回数券を購入。
地下鉄のホーム。6路線はそれぞれ別の色でわかりやすく区別されています。
乗り換えるのにも迷いません。
2日間の宿のアパートに着き、荷物をおろして早速バルセロナの観光に出かけました♪
内装がおしゃれなお部屋。
小っちゃいキッチン。
でもだいたい揃っています。
ここで、簡単にバルセロナの紹介。
バルセロナはカタルーニャ州の州都。
ガリシア同様、カタランと呼ばれる地方公用語があります。
フランスの国境に近いこともありかなりヨーロッパ的。
とても独立心の強い地方の様で、独立国になりたいと言っているそう。
また、日本でもとっても有名なアントニ・ガウディ作のサクラダ・ファミリアがあるのもこの街。
他にもガウディの作品がいくつか街の中にあります。
私達?私?もガウディの建築物を見にこの街にやってきました!
相方は6,7年前に一度全てのガウディ建築を見にきていますw
今日は夕方からの観光なので、乗り物で行く観光場所は明日にとっておき、今日は徒歩で行けるところに。
アパートを出発し、まずはCatedralカテドラルへ。
迷路のように何本もある細い道をカテドラル方面へ進みます。
この道の両脇にあるお店がアーティスティック。
おしゃれなお店がいっぱいです。
この街に買い物にきていれば見たいお店がいっぱい。
でも、観光メインどころか、観光のみの私達は目もくれずカテドラルへ。
13世紀から15世紀に建てられたカテドラルはカタルーニャ地方独特の様式と、その当時北フランスで流行していたゴッシク様式が融合した建物。
カテドラル正面に面した広場の端までいかないとカメラに収まらない程の大きさ。
とっても迫力があります。
残念ながら真ん中の尖塔は修復中。。。
アンダルシア地方で見てきたカテドラルとは全然違います。
カテドラルをぐるっと回って隣にある元王宮の建物に三方を囲まれたPlaca del Rei王の広場へ。
広場に面した元王宮。
ほとんど観光客のいない広場。
王の広場の奥にある階段はコロンブスが新大陸を発見したことを報告するためにイサベル女王に謁見する時に登った階段だそうで、私たちもコロンブスのマネをして登ってみました(笑)
登った先は行き止まりです(笑)
この元王宮の建物一部は現在市歴史博物館になっているので、中を見学することもできるそうです。
王宮の中の中庭。
そこが博物館の入口です。
ガウディの建築物に出会う前に、世界遺産に登録されているもう一人の建築物へ。
建物にぐるっと囲まれた中にあるPalau de la music Catalanaカタルーニャ音楽堂。
建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネー(Lluís Domènech i Montaner)によってモデルニスモの様式で設計され、1905年から1908年にかけて建設されたコンサートホールです。
サン・パウ病院とともに、20世紀初頭のバルセロナにおけるアールヌーボー様式を伝えるものとして世界遺産に登録されています。
とっても印象的な建物。
モザイクで彩られた壁や屋根の装飾が素敵。
ただ、音楽堂は細い道を挟んで高い建物が立っているので、全体像の写真は撮れません(笑)
ガイドブックもポストカードもこの建物の全体像をとったものは見かけませんでした(笑)
通りに面したところにある柱のモザイク。
次はこのバルセロナの街のメイン通りLas Ramblasランブラス通りを通ってガウディ建築の1つ、Palau Guellグエル邸へ。
ランブラス通り。
そもそもガウディとは。。。
カタルーニャ語でAntoni Plàcid Guillem Gaudí i Cornetアントニ・ガウディ、標準スペイン語で Antonio Plácido Guillermo Gaudí y Cornetアントニオ・ガウディ(1852年 – 1926年)は、スペイン、カタルーニャ出身の建築家。
19世紀から20世紀にかけてモデルニスモ(アール・ヌーヴォー)期のバルセロナを中心に活動し、サグラダ・ファミリアをはじめとしたその作品はアントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録されています。
こちらも住宅街の中にあるグエル邸。またまた全体像は写真におさまりません。
ガウディのパトロンだった実業家グエルさんのお家として作られた建物です。
あとでいくつかガウディ作品を見て思ったのが、この建物は落ち着いている。ということ。
でも屋根の上には遊び心があります。
このオブジェは明日も見かけることになりました。
今日の観光はここまでにし、アパートに戻りました。
明日はグエル邸以外のガウディさんの建築物を巡ります!!