ニュージーランド移住、出産、子育て事情

皆様、こんにちは。 楽しいゴールデンウィークを過ごされましたか?

今年2015年は暦の並びがよく5連休でしたね。 有給を上手く合わせて12連休をとりNZへ永住を考えた下見旅行に来ているご家族に出会いました。人口が増えるつれて少しずつ難しくなってきていますが、ニュージーランドはカナダやイギリスと比較して永住権がとれやすいようです。

私が暮らしてニュージーランド最大の都市、オークランドはなんと人口のおよそ40%がヨーロッパ、アジア、アフリカ、中東、南太平洋などからの外国出身者という国際色豊かな都市です。 日本からの毎年ごとの永住権取得者数は2005年以降減少しましたが、2011年の震災以来増加傾向にあるそうです。

ニュージーランドにおけるトップ10出身国(2013年度)

先日、オークランドで日本人の助産師さんたちが運営されている若葉の会により、日本人ママ向けのお産教室が開かれまして、少し顔を出してきました。 今年で5年目になるお産教室。 毎年参加者が増えていき、今年はなんと、妊活中の方から3週間後が出産予定日の方まで20人もの方が参加されました。 講師としてはるばる日本からいらして下さいました 稲毛バースクリニックで助産師、超音波検査師をされている今成先生のお話が進むにつれ、妊婦さんたちの不安そうな顔が明るくなっていったのがとても印象的でした。

去年の参加者で先輩ママからは、NZでの出産で必要なもの、不要な物や経験談が語られ、「NZでの出産で一番要らない物は産褥ショーツ。こっちの病院は日本と違い拭いてくれませんので。」 と聞いたときに 「えー!日本はそんなケアまでしてくれるんだ!」 とびっくり。日本の産婦人科病院は本当に丁寧なサービスで出産後のママさんへのケアが厚いと感じました。 最近イギリスのキャサリン妃が出産後に9時間半で退院!とニュースになっていましたが、ニュージーランドでも日帰り出産は結構あって、特に3人目以降の出産ベテランママさんなどによく見られます。 ちなみに私の友人で5人の子供を持つサモア人のママさんはこの10年間常に母乳、5人とも全て日帰り出産したスーパー母さんです。

お産は病気でないから、出産後に特に問題がない場合は自宅、もしくはバースケアと呼ばれる産後数日間滞在できる場所に移ります。バースケアには助産師さんが常駐していて授乳のしかたやお風呂の入れ方などを教えてくれる場所です。私の場合は産後6時間程で主人の運転する車で病院から20分程のバースケアに移動。私は母乳不足で娘の体重が減ったために1週間ちょっとの長い滞在でしたが、普通は1日から3日程で自宅に戻ります。その後は産後1ヶ月までは助産師さんが週に1回~2回自宅訪問をしてくれて、1ヶ月をこえたら週1回プランケットという保健センターのような場所で検診や育児相談をします。ニュージーランドでの妊娠、出産についてこちらのサイトによくまとめてあるので参考にして下さい。http://www.kodomonz.com/pregnancy/

このKODOMO NZという情報サイトはニュージーランドで子育てをしている人たちにむけた情報サイトで、妊娠、出産から幼稚園、児童館、遊び場などの情報が幅広く載っています。運営している方のブログに登場する5歳の息子君がの様子がとても可愛らしく癒されます:)

Kodomo NZでは空いた時間でなんかお仕事がしたーい。というママさんたちが手作りしたこだわりの服やアクセサリー、子供用の甚平などをママさんモールというオンラインショップで販売する取り組みや、定期的に座談会も開催していて日本から離れたところで少し心細い思いをかかえながら日々頑張っているママさんたちにはあり難い情報サイトです。http://www.kodomonz.com/mall/

今週の日曜日5月10日はニュージーでも日本でも母の日。 日本では母の日=カーネーションのイメージですが、ニュージーでは菊やバラを送る方が多いようです。 文化により贈る花の意味も違いますね。日本で菊の花を母の日に贈ったら、ちょっと問題になってしまうかもですね、、

最後にhttp://www.alegoo.com/より母の日メッセージ

“ママ、ぼく何のプレゼントも買えなかったから、妊娠線をつくってみたんだ。 ハッピー マザーズ デイ!”

 

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。 なかなか消えない妊娠線、ベイビーからのプレゼントだったのですね。

Have a great Happy Mothers Day !

Tomoko

 

 

 

最新情報をチェックしよう!