VIA鉄道に乗ってカナダ横断!~VIA鉄道編 後半~

12月14日から始めたカナダ横断の旅。

前半で書いたように、Toronto トロントからThe Canadian カナディアン号に乗り、
2つの町で途中下車をしながら、終点のVancouverまでやってきました。

Vancouver バンクーバーで3日間を過ごし、
飛行機のチケットが安かったクリスマスの日にVancouverバンクーバーからカナダの首都Ottawa オタワを経由して、カナダ西端のHalifax ハリファックスにやってきました♪
12月26日 日曜日

朝のうちにHalifaxハリファックスの市内観光を終え、また鉄道の旅を始めるために
Halifaxハリファックスの駅にやってきました。

カナダでは12月26日はボクシングデーといい、バーゲンをする日だということで、楽しみにしていたのですが・・・まずお店がなく、体験できませんでしたw

そして、クリスマスの次の日なせいか、日曜日だからか、朝早いからだか理由は判明しませんでしたが、駅の近くのスーパーはあいておらず、仕方なく何も買わずに電車の乗車することになってしました。


駅の正面。

ダウンタウンのはずれにあります。


駅の入口。


Halifax ハリファックス駅の構内。


各都市の時間をあらわした時計。

左から、Vancouver(Victoria) 、Edomonton(Jasper)、Winnipeg(Saskatoon)、Toronto(Quebec,Montreal)、Halifaxとなってます。

そうなんです、カナダを横断するのに5つの時間帯をまたぎます!

あと、今回はいかなかったのですが、さらに東にあるニューファンドランド島は、Halifax ハリファックスより30分早い(日本時間に近い)ので、カナダには全部で6つの時間帯があります。


HalifaxハリファックスからCharny シャーニー行のThe Ocean オーシャン号のチケット。

といっても、VIA鉄道のチケットはすべて同じです。


The Oceanオーシャン号。

この電車でQuebec City ケベック・シティに向かいます。

旅の準備編でも書いたように、The Ocean オーシャン号はQuebec City ケベック・シティ市内の駅に乗り入れない路線を走るため、Halifax ハリファックス方面からQuebec City ケベック・シティに向かう時は、Quebec City ケベック・シティに一番近いCharny シャーニーという駅で降り、そこからVIAの運営するシャトルバスに乗ってQuebec Cityケベックシティ市内に向かいます。

The Oceanオーシャン号はThe Canadianカナディアン号と同じ車両を使っていました。

The Oceanオーシャン号はMontrealモントリオール―Halifaxハリファックス間を結ぶ鉄道で、Montrealモントリオール発Halifaxハリファックス行も、Halifaxハリファックス発Montrealモントリオール行も、両方とも火曜日を除く週6日、1日1本運行しています。

12:15 Halifaxハリファックス出発。


ずーっと川に沿って行きます。
The Ocean オーシャン号の座席おすすめは、Montrea lモントリオール方面に進む場合右側です!


夕食。

初めて、電車内の売店で買いました。

左から、ツナサラダ&クラッカー、ヌードルスープ(トマト味)、サンドイッチセット(ニンジン、ディップ、チーズ付)


ツナサラダ&クラッカー

ツナマヨとクラッカーといった感じでした。


ヌードルスープ

お湯が十分温かくなかったせいか、固い!そして味が・・・・

そして

久しぶりに電車の中での就寝でした。

12月27日 月曜日

07:15


Charny シャーニー駅に到着。

時刻表の到着予定から遅れること1時間50分。
朝7時を過ぎていますが真っ暗ですw


Charny シャーニー駅の構内。

といっても、とっても小さいです。
シャトルバス乗り場に行くと・・・シャトルバスは見当たらず、
近くにいたおじさんにシャトルバスのチケットを見せると、ほかの乗客と一緒にTaxiに振り分けられ、Taxiで市内に向かいましたw

最後まで理由は分からずww

なんたってここからフランス語圏!タクシーの運転手さんにはあまり英語が通じず、
理由を聞くなんてことはできませんでした。

Quebec City ケベック・シティMontreal モントリオールのあるQuebec州はフランス語圏。
たいていVIAの電車の中での車内放送は英語→フランス語の順で2か国語で放送されますが、Halifaxハリファックスからはフランス語→英語の順でした♪

そして、Montrealモントリオールを過ぎると、英語→フランス語の順になりますw

Quebec Cityに1泊して観光してきました。Quebec City市内のことは別のページで**

12月28日 火曜日


Quebec City駅。正面。

市内の建物と同様、ヨーロッパの雰囲気漂う建物です。


Quebec駅構内の天井。


駅構内。


駅構内。

広いです。


なぜかチケット売り場の横に歯医者さんw

こちらの歯医者さんはショッピングモールの中によくありますw


駅は古い建物と新しい建物が2つくっついており、この新しい建物から入ると、


入って左に行くと上の写真でご紹介したVIA鉄道の駅。


右に行くとバスの駅?になっています。


バスのチケット売り場。

こちらの建物内にファーストフードやさんや、キオスクなどがいくつか入っています。

VIA鉄道の駅のほうに戻り、1番ホームの待合室に通じる入口。


待合室。


待合室の奥にパノラマラウンジ。

寝台車に乗る人用、VIP待合室です。

駅の中ではWiFiが使用可能です!
そして、ここからWinsor ウィンザー(Trontoトロントを過ぎてアメリカの国境に向かっていく方向にある)間は、
電車内でもWiFiが使えます!!

ただし、よく回線が切れますw


Quebec City ケベック・シティからMontrea lモントリオール間の電車は座席指定がありました。

チケットの右上に、車両番号(5)と席番号(14B)が書いてあります。


電車の中。

席は通路を挟み2人掛けと1人掛けになっています。


座席。


席と席の間にコンセントがあります。


座席の下に荷物を入れるスペースがあります。

今までの電車と同様、1つの車両の前後にトイレと、大きな荷物入れがあります。


足置き。


テーブル。

引き出せます。


テーブル。

広げて使うこともできます。

13:10 Quebec City ケベック・シティ出発


車窓から遠くにQuebec City ケベック・シティが見えます。

久しぶりの快晴の日が移動日とはついてない泣


こうみえて川ですw


川。凍って雪が積もっているのでもはや川ではない!?


Montrealモントリオール到着前に見えるセントローレンス川

こちらは川を流氷が流れています。

Quebec City ケベック・シティ市内を流れている川と同じです♪


流氷が見れる川。

16:10 Montrea lモントリオール到着


Montreal モントリオール駅に到着。
この電車に乗っていました♪


Quebec City ケベック・シティに引き続きここもまだフランス語圏。

フランス語のほうが大きいです。

今回の横断の旅最後の観光地、Montrealモントリオールには2泊して観光していきます。

こちらの観光のお話もMontrealモントリオールのページに書きます♪

12月30日 木曜日


Montrea lモントリオール駅。

12月14日から始めた今回の旅。あっという間に最終日になりました。

17日間の半分くらい移動をしていた気がしますがw

6つの都市を観光し、日本の約27倍の国を横断したという実感はまだわきませんが、
約2週間ぶりの家に帰ります。

ここでカナダを見直した!?お話。

実はHalifax ハリファックスからQuebec City ケベック・シティに向かう電車の中で携帯を落としてしまいました。
気づいたのは電車を降りてから1日たった後。

Montreal モントリオールに着いてから落し物預り所のカウンターに行きましたが、まだ見つかっていないということで、落し物届の書類を書いて、Montreal モントリオールに滞在している間に見つかることを期待して観光していました。

ただ、Montreal モントリオールのカウンターに行ったのはなくしてから2日後。日本ではないのでもう見つからないだろうとほとんど諦めていたのですが・・

最終日、電車に乗る前にもう1度カウンターを訪れるとそこには私の携帯が!!!!

カナダもあなどれませんwww (けっして馬鹿にしているわけではありません!)
泣きそうなほどうれしかったです♡


モントリオール駅構内。

もうクリスマスは終わりましたが、お正月が過ぎて少し経つまでクリスマスの飾りはあります♪


MontrealモントリオールからTorontoトロントまでのチケット。

切符を見たよっていうスタンプが、ここでは星マークの穴あきでした♪かわいいw

Montreal モントリオールからToronto トロントまでの電車はCanadian号、Ocean号と同じ車両でした♪

もちろんこの区間もWiFi使用可能です♪よく切れますが・・・


Torontoトロントの街並み。

Montreal モントリオールを出発するとき、実は10分ほど時刻表の時間から遅れ、

車掌さんが出発する際、車内放送で「10分ほど遅れて出発しますが、問題ありません。」といっていたのですが、

Toronto トロント到着前の車内アナウンスで、「10分遅れで出発しましたが、(意気揚々と)予定時刻より3分早く着けました!」と、言ったので車内は大爆笑w

たった3分をとっても誇らしく言っていた車掌さんがかわいかったw

でも、これは絶対日本ではありえない話w

日本ではまずそんなことありえないが、あったら大問題になること確実。。。

さすがカナダ!国土も大きいけど気持ちも大きいw


Toronto トロント Union ユニオン駅

ここで、電車の乗り換えです。時間があったので、駅の下にあるフードコートで夕食。


夕食


これがこの旅最後の7枚目のチケット。

Toronto トロント発 Kitchener キッチナー行。


電車の中の様子。

これまで乗ってきた電車とはまた違うタイプ。


座席。

通路を挟み2人掛けが両脇にある一般的なタイプ。


座席と座席の間のひじ置きをあけると、テーブルが出てきます。


テーブルはこんな感じ。


Kitchener キッチナーの駅。

とうとう、旅が終わりました。

16泊17日の旅の間、電車に乗っていたのは約115時間。つまり約5日間電車で移動し、
Vancouver バンクーバーからHalifax ハリファックスまで1日かけて飛行機で移動したので、
全部で6日間移動をしていたことになります。

また、5つの時間帯をまたいで横断したので、1日が25時間の日が何日かあり、
クリスマスの25日は逆に20時間しかありませんでした。

電車を使ったカナダ横断、お勧めです。

時間があればもう一度やってみたいです♪今度はCanadian号途中で降りず4泊5日制覇してみたいです☆

ただしお風呂がないのが耐えられるかな・・・

途中下車して観光した6つの都市、Winnipeg ウィニペグ、Edmonton エドモントン、Vancouver バンクーバー、
Halifax ハリファックス、Quebec City ケベック・シティ、Montreal モントリオールについてはそれぞれ別のページでご紹介します♪

よかったらそちらも見ていってください♪♪

VIA鉄道編はこの辺で終わります☆

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