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32日目 11月11日 木曜日

08:20 道の駅 出発
      今日はポッキープリッツの日ですね♪ 
      全く関係ありませんが、四国3日目の今日は香川県。
      香川と言ったら讃岐うどん。
      ということで、朝ごはんを車の中ではなく、
      讃岐うどんを食べにお店に行きます♪
08:40 須崎 到着
      数えきれないほどある讃岐うどんのお店の中から私たちが選んだのは、
      須崎さんという、商店の横にある製麺所で食べるお店です。
     
      まったくうどんの文字はなく、田舎にある地元の商店という店構えです。
      なので、だいぶ探すのに苦労しましたw

09:00 OPEN
     商店は8時からあいているのですが、うどんのほうは9時ということで、
     9時になるのを待ってお店に入りました。
     ・・・
     どこでうどん食べる!?
     見晴らしてもお店部分しかなく、店員さんに聞くと、
     「奥で今茹で上がるからまってて。」
     と、言われても奥にはどうやって行ったらいいのか・・・
     再度尋ね、案内してもらいましたw
     行くとちょうど茹で上がったところでした♪
     相方さんが大を、私が小を頼み、
     出てきたのがこちら。

      大とは2玉のことで、小は1玉のことのようです。
      メニューはこの2つのみ。
      食べ方はいたって簡単w
      ゆでられたうどんに、お好みでしょうゆ・薬味をかけて食べるだけ♪

      そして、食べるところは、キッチンの中w
      立ち食いです!

      購入もできます。
      目の前でたくさんのうどんがゆでられてました☆

     もちもちしておいしかったです♪
09:20 須崎 出発
      さて、香川で有名なもの2つ目に向かいます!
09:40 琴平駅 到着
      どこに車を止めようか考えていたら、ここに到着しましたw
      せっかくなので写真を1枚☆

10:05 琴平駅 出発
10:10 金刀比羅さん 到着
          参道近くの駐車場に車をとめ、歩いて行きます。
     こんぴらさんは正式名称を金刀比羅宮といい、
     金毘羅宮、まれに琴平宮とも書かれます。
     ここ香川の金刀比羅宮が全国の金刀比羅神社の総本宮です。
    
     この金刀比羅宮は長く続く参道の石段が有名で、
     奥社まで登ると1368段にもなります。
     海上交通の守り神として信仰されており、
     現在も漁師さんや船員など海事関係者の崇敬を集め、
     境内の絵馬殿に航海の安全を祈願した多くの絵馬が見られます。
     参道に入りお土産やさんをいくつか過ぎると、
     本当の参道、階段が見えてきます。

     いよいよここから登って行きます。

      階段の両脇にはお土産屋さんが並んでます。
      目の前で宅配便のお兄さんが階段を駆け上がって行きました。
      そうですよね。階段=車では上がれない=足ですよね。。。
      大変だ~
      1つ目の建物が見えてきました。

     本宮ではありません。これは大門という名前の通り大きな門ですw
     登ってきた階段を振り返ると、町が見渡せます♪

     門を抜け、参道を進みます。
     参道は階段だけでなく、両脇に燈篭や石碑が並んでいる緩やかな上り坂もあります。
     参道を歩いていると、犬の銅像を発見。
     後ろの看板を読むと、これは「こんぴら狗」というそうです。

      江戸時代、庶民は旅行を禁止されていましたが、
      神仏への参拝の場合はその限りではありませんでした。
      数ある神社仏閣のなかでも、伊勢神宮への参拝の旅は特別で、
      庶民にとって一生に一度の夢であり、「お伊勢参り」と言われました。
      それに並び「丸金か京六か」と言われ、
      讃岐の金毘羅大権現(今の金刀比羅宮)と、
      京都六条の東西本願寺への参拝の旅も人生の一大イベントでした。
      当時、江戸を中心とした東日本の各地から
      これらの社寺への参拝の旅は大変なことで、
      当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くことがありました。
      これを「代参」と言いました。
      旅を途中で諦めることにした人が、道中で知り合った旅人に
      旅費と初穂料(お賽銭)を託し代参してもらうこともあったようです。
      金毘羅大権現への代参で有名なのが森石松です。
      清水次郎長(山本長五郎)の代わりに参拝し、
      預かった刀を奉納したと伝えられています。
      実は、代参をしたのは“人”だけではなかったのです。
      「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、
      飼い主の代参をすることもあったのです。
      袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。
      犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、
      目的地にたどり着いたのです。
      この「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたそうです。
      境内にはそのこんぴら狗の御守が数か所で売られていました。

      こちらはこんぴら狗の銅像。
      後ろに説明の看板がありました。
      まだまだ登って行きます。
      そしてやっと本宮までの最後の階段に到着。

     これが意外に急なんです。
     上から見るとこんな感じです。

      途中から行きと帰り一方通行に分かれるので、
      帰りはこの階段を下らなくて大丈夫です♪
      やっと、本宮到着!
      本宮は正面からの写真撮影が禁止されているのですが、
      その看板に気が付くのが遅く・・・

     階段を登りきる前に階段の途中で、正面から撮ってしまいました。
     ごめんなさい。
     皆さんは気を付けてくださいね!
     ほんとは、神様のいるところ自体
     写真を撮るべきではないのかもしれませんが。。。
     本宮のある境内の脇からは、讃岐富士をはじめ、
     山の下の町並みが見えるのですが・・・

      この日から飛んでき始めた黄砂のせいで真っ白です。
     この旅で、よく歩いているので、まだ歩ける気がした私たちは
     さらに登って行く、一番奥の奥社まで行くことにしました。
     本宮脇の道をさらに山の上に進みます。
  
     本宮までは比較的階段が多かったのですが、
     本宮から奥社までは階段もありますが、坂道が多いです。
     
     参道入り口から本宮までより、本宮から奥社までのほうが時間がかかりましたが、
     無事奥社に到着♪

             階段全部で1368段上がってきたようです。
     奥社には小さな社と、御朱印をいただいたり、
     宮司さん(?)が順番に寝泊りをしている建物があります。

    奥社は正式名を巖魂神社といい、
    金刀比羅本教教祖を祀る神社として親しまれています。
    奥社の西側、垂直に切り立った岩壁の上方に、
    2つの天狗のお面がかかっています。
    これは苦行に明け暮れた修験者達の天狗信仰によるものだそうで、
    古の修験道の跡を今にとどめているものだそうです。

     ちょっと見えにくいですが。。。
     岩を削ったように見えるほど岩と同じ色をしていますが、
     木でできたお面だそうです。
     ここまで階段を上ってきた記念に御朱印をいただきました☆

      そして、登ってきた道を引き返します。
      本宮と奥社の間にはいくつか小さい神社があります。
      帰りはあっという間でした♪
      本宮に戻ってきて、こちらでも御朱印をいただきました☆

     登ってきた階段とは違う帰り道の階段を下ります。

     
     登りと下りが合流するところに「旭社」が建っています。
     この旭社の屋根の裏の模様が素敵です☆

      こちらの旭社は二層入母屋造の社殿になっていて、
      屋根裏、柱、扉など至る所に天保美術の粋を集めた彫刻がほどこされ、
      完成まで約40年の歳月を要したといわれています。
      また、楼上に掲げられている「降神観」の3字の額は、
      清国第一級の書家として知られる王文治の筆によるもので、
      江戸の戯作者十返舎一九が、「こんぴら道中膝栗毛」のなかに
      この額を見たと記してあることでも有名だそうです。

      とっても華麗な社殿です☆
     ちょうどどこかの高校の修学旅行生が同じタイミングで下っていて、
     下っている生徒が息切れしながら登っている先生たちに会い、
     通り過ぎた後こんな会話をしてましたw
     
     「絶対先生たちが集合時間に遅れてくるよね~」
     
     確かに!!
     生徒はもう全員下っているのに、なぜ先生は今登っているのでしょうw
     そして、先生だけで登っているのなら、登る必要はないのではないでしょうかw
     下で生徒が下りてくるのを待っていればいいのでは。。。
     私と相方さんは高校生たちの後ろで吹き出してしまいましたw
     下り道は余裕があるので紅葉の始まっているところも目につきました♪

  
     大門まで下ってきたとき、かごを担いだ男性2人が登ってきました。

     様子を見ていると、足の悪い男性がかごに乗り込み、
     かごを担いだ方たちは普通の人が歩くより早いスピードで下って行きました。

     すごい!!
     昔と変わらない手段を使っているというのもいいですね~
     ただ、本当に歩いて行けない人は車で本宮まで行けるようです。
     かなりのお年の方が本宮の横に止まっている軽自動車に
     乗り込んでいるところを見ました;
     また、両脇のお土産屋さんを見ながら下って行きます。
     や~っと駐車場まで帰ってきました。  
12:55 金刀比羅さん 出発
     いい運動をして、お昼ご飯は何にしようかと考え始めましたが、
     考えるより先にお店があったので、
     本日のお昼も讃岐うどんに決定w
13:00 灸まんうどん 到着
     ぶっかけの小250円なり。

      しょうゆの小250円なり。

     揚げ物とお稲荷さんを選び、おいしくいただきました♪
13:20 灸まんうどん 出発
     そして、ここで香川県とお別れをし、愛媛県に向かいます!
     本日の夜目指すはとっても有名なお風呂、道後温泉。
     その前に1か所、東洋のマチュピチュといわれる場所に向かいます!
13:45 善通寺IC
     時間短縮のため高速道路を走ります♪
14:00 豊浜SA 到着
     トイレ休憩によりましたが、朝の運動が効いたのでしょうか・・・
     眠気が・・・
     1時間半ほど寝てしまいましたw
15:40 豊浜SA 出発
     日が沈んでしまう~~;
     急げ急げ!
15:55 新居浜IC
     向かっているのは、別子銅山の遺跡です。
     別子銅山は山麓部にあった銅山で、1690年に発見されました。
     発見された翌年から1973年までに約280年間で70万トンの銅を産出し、
     日本の貿易や近代化に一役買ったそうです。
     はじめから住友家が経営し、関連事業を起こすことで発展をつづけ、
     住友が日本を代表する巨大財閥となる基礎となったそうです。
     また、この銅山では最初の採鉱場所は海抜1000m以上の険しい山中でした。
     しかし、時代と共にその中心は新居浜市側へ移っていたそうです。
     坑道は全長が700㎞あり、
     また、最深部は海抜マイナス1000mにも及ぶそうです。
     これは日本で人間が到達した最深部でもあるそうです。
     皇居前広場の公園内に現存する楠正成像は
     1900年に別子銅山の銅で献納されたそうです。
 
16:05 マイントピア別子 到着
     無事何とかマチュピチュの手前まで到着。
     別子銅山の閉山後は植林事業の成果もあり緑深い自然の山へと戻り、
     夢の跡のような産業遺跡がひっそりと佇んでいる状態ですが、
     近年はそれらの歴史的意義を風化させないことを目的として
     マイントピア別子などの観光開発が進められているようです。
   
     現在マイントピア別子となっているところは
     昭和5年から閉山まで採鉱本部として重要な役割を担っていたところを
     利用しているそうです。
 
     夕闇が迫ってきているので、時間のない私たちは、
     マイントピア別子本館の川を挟んだ反対側に建つ、
     昔使われていた水力発電所跡の写真を撮り出発します!

      木に覆われたレンガ造りの建物は雰囲気がありました。
      そして、その下を流れる川がとってもきれいです♪

     
16:20 マイントピア別子 出発
     目指すは東洋のマチュピチュ!
     車がすれ違えないほどの細い山道をひたすら登って行きます・・・
16:45 東平(とうなる) 到着
     ここは標高750mの山中にあり、大正5年から昭和5年までの間、
     別子鉱山の採鉱本部が置かれ、社宅・小学校・劇場・接待館が建てられるなど、
     昭和43年に休止するまで町として大変な賑わいをみせていたそうです。
     太陽は山の向こうに隠れてしまいましたが、
     なんとかまだ明るいうちに到着できました。
     そして、紅葉がとってもきれいでした♪

     採掘本部があったところに駐車場があり、そこに車を止め、
     遺跡群を見るために下って行きます。

      東洋のマチュピチュ・・・

     東洋のマチュピチュ・・・?

      東洋のマチュピチュではないのではw
      山の上にある遺跡としては確かにマチュピチュと共通点がありますがw
      上の2枚は索道停車場跡だそうです。
      3枚目の写真は鉱石を貯蔵していた貯鉱跡だそうです。
      娯楽場、病院跡という看板に従って、山の中に入っていくと。。。

     こちらが娯楽場跡です。

      そしてこちらが病院跡です。
      ・・・・
      残念ながら建物が残っていませんでした。
      時間がなく行けなかったところがまだまだあるようですが、
      う~ん、東洋のマチュピチュという言葉に惹かれてやってきたので
      本当のマチュピチュに行ったことはありませんが、
      ちょっぴり残念な感じでしたw
17:05 東平 出発
     本日最後の目的地に向かいま~す。
17:35 新居浜IC
     またまた時間短縮のため高速道路を走ります。
18:10 松山IC
18:20 コジマ 到着
     ちょっとほしいものを探しによったのですが、
     電気屋さんでCDを10枚買ってきましたw
     これで残りの車中の音楽に困りませんw
19:00 コジマ 出発
     お風呂に入る前に腹ごしらえ。ということで、
19:10 スーパー 到着
     夕飯と明日の朝食を調達♪
20:10 スーパー 出発
     そしてやっと目的地に向かいますw
20:20 道後温泉 到着
     
     道後温泉のシンボル的建物は道後温泉本館で、
     明治27年に建築された三層楼のどっしりした建物で、
     道後温泉本館の目の前は商店街がのびていて、
     近代的な建物の中に囲まれたこちらの建物はひときわ風格があります。
  
    ジブリの「千と千尋の神隠し」の千尋が働いていた
    湯屋のモチーフになったのではないかといわれるように、
    建物の作りが普通の温泉とは違います。
    道後温泉本館の浴場は二種類あり、1階の大浴場を神の湯、
    小さい方を霊の湯といい、浴槽は花崗岩でできています。
 
    この道後温泉のいいところは、道後に泊まらなくても外湯を楽しめることです。
    道後の主な旅館やホテルには引湯がされていますが、
    浴衣を着たホテルや旅館のお客さんがたくさんやってきていました。
    また、地元の方も多く訪れていました。
    2階には、霊の湯の広間のほかに、
    神の湯を利用する人のための広間(脱衣場)があります。
    湯玉印のゆかたを貸してくれ、湯上がりには、炭火で沸かしたお茶が、
    天目茶碗に入れられて出てきます。
 
    また、「又新殿」をはじめ、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」、
    俳人・河東碧梧桐の書軸などをおさめた「展示資料室」があります。
    お風呂や広間を利用するかどうかによって色々な料金設定がしてあります。
    私たちは1番安い大浴場を選びました。
    本日のお風呂は道後温泉、料金は400円でした。
    そして、受付で聞いてみると、
    2階は料金を払っていない人は立ち入り禁止ですが、
    2階にある坊ちゃんの間だけは見学してもいいというこだったので、
    カメラ片手に坊ちゃんの間を見学に行きました♪

     部屋の外にはベランダというのでしょうか・・・
     外に出れる部分があります。

     部屋は建物の正面側にあります。
     
     そしてお風呂へ!
     これがとっても混んでいました;
     でも!!
     ここまで毎日のように温泉(たまにお風呂)にいろいろ入ってきましたが、
     道後温泉が今までで1番いい湯の温度でした♪♪
     
     たぶん旅をする前の私なら熱いと思う温度ですが、
     お風呂に入りなれた今はほんとに気持ちいい温度でした☆
     さすが道後温泉!!
21:35 道後温泉 出発
     明日は愛媛県からしまなみ海道を通り本州に戻ることに決定。
     しまなみ海道の近くまで行って今日はそこで寝ることにしました。
 
    途中いいところにコインランドリーを発見し、寄っていくことにしました♪
21:55 コインランドリー 到着
     新しいコインランドリーは洗剤を持ち込まなくていいのが便利なんですが、
     洗剤を車に乗せている私たちにとっては、その分お高め。。。
23:00 コインランドリー 出発
     
23:20 道の駅 風早の郷風和里内にて車中泊
     明日はいよいよ四国を脱出して、本州にわたります。
     明日の予定は点在する島を橋で結んだしまなみ海道をわたり、
     広島県の原爆ドーム、宮島をまわります♪
     四国最後の夜におやすみなさいzzz

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