ブエノスアイレスの中華街 アルゼンチンその5

2011年11月17日 木曜日

今日もひきこもり生活になるところでしたが、寸前のところで、出かけるチャンスがありました(笑)

同じ宿の人と話していて、“中華街”に行ってみよう。ということになったのです。

カナダやスペインなどなどでは、普通のスーパーにもアジア食品コーナーがあり、
ちょっとしたものなら日本の物やアジアの物が結構簡単に手に入りましたが、
ここブエノスアイレスのスーパーでは醤油ぐらいしか手に入りません。

特に何が欲しいというわけではありませんでしたが、そろそろひきこもりにも飽きてきたので、
お散歩ついでにと、電車に乗って中華街に行ってきました。

~ブエノスアイレスの町の中心から中華街への行き方。~

1、Retiroレティーロ駅でTigreティグレ行の電車に乗る。

まずは駅に向かいます。

季節的には春のブエノスアイレス。
街路樹の花がきれいに咲いています。

レティーロ駅のすぐ近くの公園、サン・マルティン広場。

ここは、ペンキ強盗がいる公園。

数日前にやってきた1人旅をしている男性も、
バッグパックとサブバッグをしょってこの公園のベンチに座っていると、
1人の男性にそーっと気づかれないようポケットから出したペンキをかけられ、その直後数人の人から、
「カバンに何かついているから拭いてあげよう」
と、声をかけられたそうです。

そこで、この男性はここで騙されず、
「そんなことない、大丈夫だから。」
と、荷物をおろさなかったので、強盗の被害にはあいませんでした。

もし、ここで何かついているのか荷物をおろしてみると…その隙に荷物を持っていかれる。
というのが、手口のようです。

この手口はペンキだけでなく、ケチャップやマスタードというのもあるそうです。

ちなみに、この男性がかけられたのはペンキではなく歯磨き粉だったようで、宿にやってきてからバッグパックをふくときれいに落ちました。

ということで、何かバッグにかけられても、「何かついているよ」と話しかけられても、決してカバンをおろさないこと、話を聞かないことです。

その前に、なるべくなら公園を避けて歩いたほうがいいようです。

座るなんていうのは論外なのかもしれませんね。。。

話は戻り。

レティーロ駅に到着。

2、チケットはTigreと書かれた窓口で購入するか、自販機で購入。料金は0.8ペソ(約16円)。安っ!!

こちらが、駅のホーム。
ちょっと古い。。。

電車を待っていると、kazuが
「なんかかかった!」と言います。
まさかペンキ強盗!?と思いきや・・・

犯人は鳥さんでした(笑)

何にも持っていないkazuがペンキ強盗に遭うはずがないのですがw

3、Tigre行の電車に乗り、2駅目のBelgranoベルグラノ駅で下車。

4、電車を降り、電車の進行方向を向き、反対側のホームの端を見ると、中華門が見えます。

簡単(笑)

2駅だけですが、レティーロ駅から約20分ほどで到着です。

こちらが、中華街の入口の中華門。

中華街は端から端まで歩いても5~10分ほど。
そんなに大きくはありません。

中華街にはレストランもありますが、どちらかというとスーパーやマーケットが多い感じ。
中華街のスーパーでは、なかなか普通のスーパーでは買えない鮮魚も種類豊富に売られています。
そして、日本の食材もかなりあります。
が、高い・・・。
たとえば、カレーのルーは1箱約500円くらいです。

このあとの移動のことを考え、私が購入したのは安い中国製の醤油と粉末の鳥ガラ。

欲しいものはいっぱいあっても、意外と高いのです。

どうやら、ここアルゼンチンでは物価がかなり上がっているようで、
物の値段が数年で約2.5割増しだそうです。

そして、物価が南米1高いと言われる国でもあるので、安いはずはないのです。。。

おつかいとして頼まれた辛ラーメンは1つ5.5ペソ(約110円)です。
日本と変わらない・・・。

そんな感じで、中華街を探検し、また電車に乗ってブエノスアイレスのダウンタウンへと帰ってきました。

日本食が若干恋しくなってきましたが、ボリビアにあるという日本食レストランまで我慢します。

海外では何度も私たちの味方になってくれたチャイニーズ・マーケットがここブエノスアイレスではあまり味方になってくれませんでした(笑)

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