2012年1月30日 月曜日
本当にサンパウロでは東洋人街にしか行っていませんが、移動します!w
日本の22.5倍もあるブラジルの国土。
なんたって世界で5番目に大きい国ですから。
そんなブラジルをバスで移動するのはさすがに無理!
いや、バスの路線はあるんですよ。
でも、38時間とか。
さすがにいくら長距離バスに乗りなれたと言ってもそれは。。。
それに。
今では仕方がないのでこんなにバス移動ばかりしてますが、
あの数時間バスで行けば違う国というヨーロッパの移動ですら飛行機を使った私たち。
まあ、理由はKazuが長い時間乗り物に乗れないから(船は除く)。
そんなKazuも南米ではそんなこと言ってられません。
だってバスしか移動手段がないから。
でも、そんな長距離バス移動に慣れた私たちでも、ブラジルは別格。
広すぎます!!
ということで、本日のサンパウロからリオ・デ・ジャネイロ(略してリオ)の移動が、
ブラジル国内での長距離バス移動は今日が最後になる“予定”です♪
予定。。。
これには大きな問題があり・・・
ネットでフライトチケットを購入しようと思ってもできないのです!!!
理由は後ほど。
まずは、サンパウロからリオへ!
サンパウロからリオまではバスで約6時間。
1日に何本もバスは出ていますが、危ないと言われるブラジルの大都市でなるべく暗くなってからは動きたくないので、
朝サンパウロを出発することにしました。
地下鉄に乗って世界で2番目に大きなバスターミナル、チエテへ。
バスのチケットオフィスも広い!行先別にバス会社のオフィスが固まっています。リオ行は10社くらい。
料金は一律68レアル(約3000円)。
(時間帯にもよるらしいです)
どの会社も30分から1時間に1本リオ行のバスを出しています。
どこを選んでも同じなら、綺麗なお姉さんのいる会社にしよう!(笑)
Expresso Brasileiroという会社でチケットを購入。
100以上あるバスのホーム。ボリビア、ペルーのバスとは大違い。
はずれがないブラジルのバス(笑)
8時15分、サンパウロを出発!
途中、ドライブインに立ち寄り30分のお昼ご飯休憩をはさみ、
14時45分、リオ・デ・ジャネイロに到着。
サンパウロとはうって変わり、古いバスターミナル。
地下鉄も走っていないので、ここから市内各所に移動するならバスまたはタクシーで。
ターミナルを抜けると、大きな道路の交差点の反対側にローカルバスのバスターミナルがあります。
おそらく、私たちは偶然長距離バスターミナルの裏側を出たのですぐにローカルバスのターミナルを発見できたのでしょうが、
長距離バスターミナルの正面はこちら。ローカルバスターミナルを出発した市内バスは長距離バスターミナル正面にあるバス停に立ち寄っていくので、どちらからでも乗れます。
街の中心から海沿いにいくつもビーチが点在するリオの街。
宿も色んなところに点在しています。
今回選んだリオの宿は、ボタフォゴビーチの近く。
ボタフォゴビーチ行の126番のバスに乗車。
それにしても大きいな。。。
なんたってブラジルは肥満大国。
ブラジルでは59%が体重過多まはた肥満だそうです。
お尻の大きな女性がそこらじゅうに。。。
でも、ブラジルではそれがいいみたいなのですが。
ちなみに、日本を含め色んな国の優先席のマークには、
高齢者や怪我人(身体障害のある方)、妊婦、乳幼児連れの方が描かれていますが、
ブラジルの優先席にはそれにプラスして肥満の方のマークが。
すごいな。ブラジル。
(写真を撮り忘れたので、いつか撮って載せます!)
そんなことを言っているうちにリオのカーニバルのメイン会場横を通りました。
そうだ、あと3週間後くらいにあの有名なリオのカーニバルが開催されるんだ!
見たかったな・・・
長距離バスターミナルから約20分。
ボタフォゴ・ビーチに到着。
徒歩にて宿へ。
共有スペースやキッチンが広いのですが、ドミトリーは激狭っ!
8人部屋を予約した予定がなぜか7人分のベッドのみの部屋。
なぜ奇数かって??
2段ベッド×2+3段ベッド×1。
初めて3人ベッドを見ました。
ベッド以外に荷物置くスペースほとんどないんですけど。。。
荷物を置いて一休みした後は、のんびりせず出かけます。
どこにかと言うと・・・
空港。
最初の方にもちらっと書きましたが、サンパウロで今後の予定を決め、ウェブサイトから飛行機のチケットを買おうとしたら…
買えない!!!
ブラジルの飛行機会社TAM、GOL、AZUL、TRIP、AVIANCA、WEBJET・・・すべてダメ。
理由はすべて同じ。
必須条件でCPF番号を記入しないとチケットが買えなくなっているから。
CPFとは個人所得納税者番号のことだそうです。
ブラジル人ではない私たちがこんな番号を取得してるはずもなく・・・
ブラジル人ではないという選択肢を選んでチケットを買おうとしてもダメ。
リオの後はサルバドールに行く予定。
でも、飛行機のチケットがまだありません。
ネット上でチケットが買えないという初めての問題に困り果て、
リオの宿についてすぐ受付の人に相談すると、
同じことで悩んでいる旅行者がいるようで、
フライトチケットが買いたいなら旅行会社か、直接空港のチケットオフィスに行くしかないとのこと。
こんなBRICsの一角を占める発展目覚ましいブラジルでこんなことがあっていいのでしょうか!!!!
2014年にはサッカーワールドカップが、2016年にはオリンピックが開かれるブラジル(リオ)で、
こんなシステムがあったら外国人にとってはかなり不便ですよ!!!
と、こんなとこで怒ってても仕方がないので、手数料をとられる旅行会社ではなく空港へ。
リオには町中と郊外に空港が2つ。
どちらにもすべての航空会社のカウンターがあるので町中の空港へ。
空港が近くにあるのだけが救いでした。
町中にあるAeroporto Santos Dumontサントス・ドゥモント空港。片っ端から航空会社のチケットカウンターに行き、サルバドール行の便があるかどうか、値段がいくらか聞いて回ります。中には英語が全く話せないスタッフしかいない航空会社も。
そこは筆談で頑張り…
昨日ネットで買えていればもっと安く飛べてたのに…と、文句を言いつつも、
とりあえず次の目的地までのチケットをゲット。
こんなめんどくさいことを毎回したくないので、サルバドールから次のレシフィ行の便も一緒にチケットを購入。
それにしてもブラジルのフライトチケットは高い!!!!
航空会社でチケットを探しているとき、ちょっと聞いてみました。
「なんでウェブサイトでフライトチケットを買うのにCPF番号が必要なの?」と。
すると・・・
航空会社の人も分からないと。
「では、CPF番号を持ってない観光客はこうやって空港のチケットオフィスでしかフライトチケット買えないの?」
という質問には、
「その通り。でも、もしかしたらブラジル国外からならウェブサイトからチケットが買えるかもしれない。」
と、言われました。
つまりブラジルではない国からインターネット接続をしたら買えるかもしれないとのこと。
そんなことブラジルに来てから言われても・・・
予定を立てるのが遅い私たちが悪いことも分かるけど、
どの国でも航空券はネット上で買えるのだから、まさかブラジルで買えないなんて思いもしないし・・・。
こんな国土が広いブラジルで、旅行者にとって飛行機で移動することはけっこう必須。
なのに、ネット上でフライトチケットが買えないし、値段が高いし。
もう少し旅行者に優しい国になってくれ~い!!!!!
と、ちょっぴりもやもやしながらも、でもとりあえずの飛行機のチケットが買えてちょっとすっき。
空港前の歩道橋からリオの夕焼けを見て宿に戻りました。
明日はリオのビーチに行ってみます♪
そうそう。
マサ君の体が大変なことに。
なんとサンパウロのGlobal Hostelで南京虫にやられたようです。
体全体にこの赤い斑点が。
痒くて寝れないそうです。
かわいそ・・・
そういえば。私たちも同じようなことにスペインのマドリッドでなりました。
今からして思えばあれは南京虫にやられたようです。
どうりで痒くて寝れないはずだったんだ。
マサ君の痒さがわかるだけにさらにかわいそう!!!
南京虫怖いよ~~~~!!!