2011年9月1日 木曜日
早いもので、もう9月なんですね~
私たちも7月5日にカナダから世界一周新婚旅行に出発して、もう2か月が経とうとしています。
9月1日は日本でも2学期の始業式ですが、ポーランドでも学校が始まる日のようです。
教育制度がよくわからないので、9月から新しい学年が始まるのか、新しい学期が始まるのかわかりませんが、
朝9時過ぎに宿を出発し、駅に向かう途中、これまでは見かけなかった制服を着た学生の姿を見かけました♪
高校生らしき男子学生たちはネクタイにジャケットを羽織って、女子高生らしき女の子たちは白いシャツに黒いスカートをはいていました。
ただし、日本みたいにみんな同じではなく、色があっていればいいみたいで、けっこうぴっちりしたスカートをはいている女の子も。
2人で、「いいの!?」と突っ込みながら駅に到着。
今日はこれから飛行機でポーランドのクラクフからドイツのシュトットガルトを経由して、クロアチアの首都ザグレブに向かいます。
まずはクラクフ中央駅から電車に乗り、途中でバスに乗り換えてクラクフ空港へ。
3日前によくわからず空港からバス→電車でクラクフの街にやってきましたが、今回は勝手知ったるわかりにくい空港への行き方。
余裕で電車のチケット売り場へ。
私「空港までのチケットをください。」
ポーランド語で「????。」
何を言ってるのかわかりませんでしたが、売ってくれない様子。
さっそく全然勝手知ってない・・・
空港行の電車に乗る1番線のホームに行って周りの人に聞くと、「電車の中で買える」とのこと。
ホームで待ってると、人がどんどんやってきます。
さらに、放送で「電車は遅れる」とのこと。
確か電車は1両だったけど、この人数が乗れるのだろうか・・・
と、思ってると、案の定15分遅れでやってきた1両の電車には全員が乗れず。
ホームには取り残された人が・・・
ぎゅうぎゅうの車内で車掌さんが料金を集めに回りますが、10分間の電車の中では全員を回りきれず、バスに乗り換える駅に到着。
みんな駅なのだか怪しい場所に電車が止まって、ドアが開いたことに意味不明の様子。
「私たちも経験したよ。」と、心の中で思いながら荷物を背負って降りる準備。
ポーランド語が分かる人は車掌さんの説明で降り始めましたが、みんなが降りてても何が起こっているかわからない人たちは、周りをきょろきょろしながら、降りる気配なし。
そお~っと、「ここでバスに乗り換えるんだよ。」と近くの人に教えてみました。
ここら辺が日本人です(笑)
電車から降りてもバスは駅にはまだ来ていなく、待たされること20分。
遅れるよ〜とイライラする人たちも。
やっとバスが来て、またまたぎゅうぎゅうでバスの中へ。
電車に乗っていた車掌さんはまたぎゅうぎゅうのバスの中で料金集め。
バスに乗り換えた駅から空港までは約15分。
私たちがクラクフ中央駅で確認した時刻表では、
9:50中央駅出発→10時14分空港着になっていましたが、
電車もバスも遅れ10:05中央駅出発→10時40分空港着でした。
余裕をもって空港へ向かってくださいね♪
前も書いたかもしれませんが、料金は電車+バスで1人10PLN(約300円)です。
今回、クラクフからシュトットガルト、シュトットガルトからザグレブ両方のフライトともgermanwingという航空会社を使用。
飛行機は時間通りに出発し、シュトットガルトで一度降り、シェンゲン協定に加盟してないクロアチアにいくので、ここで出国審査を抜けました。
シェンゲン協定を知らない方に。↓↓↓
シェンゲン協定はヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定。
この協定に加盟している国々はEUの加盟国とは微妙に違って、加盟国は25か国。
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、ギリシャ、フィンランド、フランス、ドイツ、 ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、 リトアニア、 ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ノルウェー、 ポーランド、ポルトガル、スイス、スペイン、スウェーデン、スロベニア、スロバキア。(2011年9月現在)
日本国籍の方はシェンゲン協定加盟国に6ヶ月の間で90日以内の滞在であればビザは不要です。
ということで、たとえば日本からフランス(加盟国)を経由してスペイン(加盟国)に行く場合、フランスで入国審査を受け、フランスからスペインに行くときは国内線と同じような扱いになるということです。
逆に、私たちはスペイン(加盟国)からイギリス(非加盟国)を経由してエストニア(加盟国)に行きましたが、経由したイギリスで入国審査、出国審査、そして、目的地のエストニアでも入国審査を受けました。
いつも出国審査、入国審査でほかの人たちより数倍の時間をかけてパスポートをチェックされるのですが、今回の出国審査は楽々。
なんで、いつも私だけパスポートを入念にチェックされるのでしょう・・・。
女1人ではなく、旦那と一緒なのに・・・。そのほうが不法入国っぽいのでしょうか。
モロッコからスペインに行く航路では、偽装した日本のパスポートで違法入国しようとするアジア人が多いから、日本のパスポートを持っていると怪しまれるということは聞きましたが、それにしてもいろんなところでパスポートを入念に調べられるのです。
いや、そのほうが安全な国と言えるんかもしれないですが。
ドイツのシュトットガルトからクロアチアの首都、ザグレブへは約1時間20分。
ザグレブ空港に到着し、さくさくと入国審査→荷物のピックを済ませ、出口へ。
最近習慣になっている、空港・鉄道駅・バスターミナル・フェリーターミナルに着いたら、インフォメーションに行く。
このザグレブの空港にもインフォメーションがあったので行ってみると、ありました!!
日本語のガイド本♪
とっても詳しい!
ザグレブ空港から市内までは空港シャトルバスまたはタクシーで行けます。
空港から市内のバスターミナルまでのシャトルバスは30分に1本出ています。料金は1人30クーナ。(約450円)直接ドライバーさんに支払います。
空港→市内のシャトルバス時刻表。
空港から市内までは約30分。
バスターミナル外観。
到着した市内のバスターミナルは街の中心から少し離れていますが、バスターミナルの前にはトラムの駅があります。
ザグレブのトラムは水色。
私たちも、中心の近くにとった本日の宿に向かうため、トラムに乗りました。トラムの1回券は8クーナ(キオスクで購入)です。
ここザグレブでの2日間のおうちは日本人が経営しているホステル、Old Town Hostelオールド・タウン・ホステル。
(ただし、受付の人は現地の人で日本語が話せるわけではありませんw)
アパートの3階部分のフロアにあるこじんまりしたところ。
コモン・ルームには畳のような御座がひかれてます。
本棚には日本の本。
プライベートルームの部屋。
広い。。。
朝9時にクラクフを出発し、ザグレブのおうちに着いたのは18時半。
今日1日は移動で終わっちゃいました。
これをクラクフからザグレブまで電車かバスで移動していればもっと時間がかかったので、ビバ☆格安飛行機♪
明日はザグレブ観光です!