最後にボスニア料理を食べてプラハへ チェコその1

2011年9月12日 月曜日

ボスニア・ヘルツェゴビナにやってきて4日目の今日、お昼の便でチェコのプラハに経ちます。

午前中は宿でのんびり。

本当に本当においしいボスニア料理。

ボスニア料理の締めくくりにと、お昼ご飯を食べに、昨日・一昨日に引き続き、Ascinicaにやってきました。
3日連続3回目の来店ですw

11時にやってきた今日は、昨日までの2日間と違って、たくさんの選択肢が♪

それでも、昨日の夜からkazuは牛モツの煮込みを食べると決めていたので、そちらを注文。

顔を覚えてもらったお店のおじさんに“君はボスニア人だ!”と言われてました(笑)

私は、ずっと食べたかった“ボスニアの肉じゃが”のようなものを注文。↓

優しい味!そしてこんなにでっかい肉の塊がとっても柔らかい♪

このボスニア料理とお別れするのがさみしい。。。

バシチャルシァ広場近くのずっと気になっていた通り。

約50メートルほどの通りはすべてこの鋳造?やさん。
お店の中で細工をしているお店も。
ステキ。。。

宿に戻って、空港へ。

頼んでいたハイヤー(普通の車だけど)が故障したとのことで、急遽、昨日バカンスから帰ってきたオーナーに車で空港まで乗せていってもらいました。(空港まで10€)

ちなみに、旧市街からトラムとバスを乗り継いで空港に行けます。
また、旧市街から空港までタクシーで約30~40マルカ(15~20ユーロ)だそうです。

とってもおしゃべり好きなオーナーさん。
バカンスの話や日本の話などしながらサラエヴォの町を走っていきます。

すると、「近道だから、これからスルプスカ共和国(セルビア人共和国)に入るね。」と。

サラエヴォの見どころはすべてボスニア・ヘルツェゴビナ連邦側にあるので、もちろん観光中に連邦と共和国の境界に近づくこともありませんでした。
そして、この境界を越えることは安全とは言い難いようです。

オーナーさんはこちらが聞きにくいようなことまで、気さくに話してくれました。

今では境界と言っても、どこが境界なのか地元の人にしか分からないそうです。
そして、この境界を越えての行き来は今では普通に行われるとのこと。
ただ、共和国の人、連邦の人と言っても、普通観光客には見分けれず、地元の人にしかわからないそう。

サラエヴォは連邦側の首都であり、共和国の人に「ボスニア・ヘルツェゴビナの首都はどこか?」と聞くと、違う地名を言うようです。

そして、若干共和国のほうが連邦側よりまずしいそうです。

「ここから、共和国に入るよ!」と言われ、指さされた道路わきの看板には、“スルプスカ共和国”とボスニア語とセルビア語で書かれていました。

セルビア語はロシア語で使われる文字、キリル文字(Кириллица)で表記されるので、連邦側のボスニア語の表記文字であるラテン文字(アルファベット)とは明らかに違い、境界は目に見えなくても、道路標識を見ればここが連邦側なのか、共和国側なのかわかります。

オーナーさん曰く、ボスニア語はロシア語と同じ単語が多いそうなので、ロシア語はしゃべれないが聞けば意味は分かるそうです。

オーナーさんの、現地人による実生活の話を聞きながら、あっという間に空港に到着。

サラエヴォ空港は首都にある国際空港のわりにはこじんまり。
建物の入口で簡単な荷物チェックを受けて中へ。
カウンターで航空券を受け取り、荷物を預けエスカレーターに乗って2階に上がれば、すぐに出国審査。というシンプルさ。

サラエヴォからプラハまでは、ハンガリー航空Malevでハンガリーの首都ブタペストで乗り継いで向かいます。

サラエヴォから乗った飛行機はこちら。

プロペラ機。
よく揺れました(笑)

サラエヴォ上空からの街の様子。
ちょっと見づらいですが、左側に見える大きな通りがスナイパー通り。

写真の上が東、下が西なので、サラエヴォの旧市街は写真の上のほうです。

約1時間でブタペストに到着。

ブタペストの空港は新しく、とっても最先端な感じで、そして大きい!

飛行機を降り、次の便の搭乗ゲートを確認するために、案内モニターを見ると、搭乗ゲートの番号の横に「7分」という文字が。
何だろう?と思ってよく見てみると、この見ているモニターがある位置から搭乗ゲートまでかかる時間だそうですw

添乗員ならうれしいけど、空港の中を歩く距離が“7分”って見たらちょっと「え~」って思いません??(笑)

と、kazuにぼやきながら、きれいな空港を案内表示に沿ってどんどん進んでいく(どこか端のほうに追いやられていく)と、着いた先はプレハブ小屋のような待合室。。。

ハンガリーでハンガリー航空の搭乗口がこれ!?と、驚きつつ、飛行機へ。
もしかして、ハンガリー航空が持っている格安航空?と思って調べてみましたが、Malevはやはり、“ブタペストに本社があるハンガリーのフラッグ・キャリア”だそうです。

またまた、プロペラ機に乗って、本日の最終目的地、プラハへ。

約1時間後、日が暮れ始めたプラハに到着しました。

荷物を受け取り出口を抜ける前にインフォメーションに立ち寄って地図をもらい、プラハの市内までの行き方を尋ねました。

プラハ空港から市内へ行くには4つの方法が。
エアポート・エクスプレスという快速バス。
市バス。
空港ミニバス。
タクシー。

私たちは一番安い市バスを選択。

チケットは出口を出て左側にあるチケットオフィスで購入できます。
また、バス停横にある自販機でも購入可能。

明日1日、プラハの街を観光する予定なので、地下鉄、バス、トラム、ケイブルカー共通の24時間有効な1日券を購入。

110コルナ(約550円)でした。

乗り換えできない1回券が18コルナ、乗り換えできる1回券が26コルナなので1日券はお得だと思います。

そして、ここプラハでは25×45×70センチ以上の荷物を公共の乗り物の車内に持ち込むと13コルナかかります。
1日券はこの大きさの荷物1つまで無料です。

暗くなり、空に大きな月が。
今日は中秋の名月だそうですね。

きれいな真ん丸お月様を見ながら100番のバスに乗って空港をあとに。

私たちが予約している宿が地下鉄B線のそばだったので、空港から100番のバスに乗り、地下鉄B線の始発駅Zlicin駅まで行き、乗り換えました。

余談。
宿近くの地下鉄B線の駅の、ホームから地上に上がるエスカレーターが異常に長い!

そして、スピードも速い。
高所恐怖症の人は、下るとき怖いのではないでしょうか。

空港から約1時間。
今日から3日間、このプラハのおうちとなる宿はChili Hostel。
久しぶりに大きなユース・ホステルです。

中は学生らしき若者がいっぱい。

お部屋はスペインのトレド以来のドミトリーです。

4人部屋のお部屋には先客がいました。
2人の若者君。
彼らもおそらく学生で、ヨーロッパのどこかの国から遊びに来た感じ。

彼らがお部屋をとっても汚してくれていたので、写真は撮り忘れちゃいました(笑)

相部屋の若者君2人はおしゃれをして、夜の街に出かけていきましたが、長時間の移動で疲れた私たちは簡単にご飯を済ませ就寝です。

私keikoにとっては人生2度目のプラハ。
明日から満喫します♪

最新情報をチェックしよう!