2011年9月13日 火曜日

久しぶりの涼しい気候。

kazuも私も観光日和!と、朝から元気にプラハの街に出かけました。

私は4年半前の2007年の2月に大学の卒業旅行として、添乗員付きの中欧4カ国(チェコ、オーストリア、ハンガリー、スロヴァキア)のツアー旅行で一度プラハに来たことがありました。
なので、当初はプラハに来る予定はありませんでしたが、3日前にサラエヴォで自分たちの今後のルートを半日かけて話し合い、色々検索した結果、安く飛行機で移動するには次に行くウィーンを経由する必要があり、ウィーンに行くならプラハも行っちゃったほうがいいんじゃない?と、予定変更し、昨日プラハにやってきたわけです。

なので、ポーランドの後、有名な中欧4カ国を飛ばしてクロアチアまで南下していたのに、またポーランドと接するチェコまで北上してきました。

ちなみにこの後はチェコ(プラハ)→オーストリア(ウィーン)→ブルガリア(ソフィア)→トルコ(イスタンブール)と進んでいくところまで確定。

そんな今日のプラハの観光。
ツアーで周った順番を思い出し、プラハ城そしてカレル橋を渡って旧市街と見て回る予定です。

今日もたくさんの写真でプラハの街をご紹介します(笑)

まずは、トラム22番に乗ってこの街のシンボル、プラハ城へ。

プラハ城の北側でトラムを降りた瞬間から、目の前にはいくつもの団体グループ。

うううう・・・。

団体さんに負けずに写真を撮りながら進みます。

兵隊さん。
微動だにしません。
4年半前、彼らを笑わせようとしたな・・・と、記憶が戻ってきました。

兵隊さんの建つ門をくぐってすぐ左に2か所あるチケット売り場の1つがあります。

ガイドブックに載っている情報ではよくわからなかったので、直接ここで尋ねました。

プラハ城の敷地内には、無料で入れます。

大聖堂や旧王宮など建物の中を見たい場合はチケットを購入する必要があります。
ただし、プラハ城の中にはいろんな建物があり、それぞれの入場チケットはなく、セットで購入しなければなりません。

チケットには〇コースという名前がついていますが、ガイドさんについて見て回るわけではなく、個人で入場して見学します。

そしてチケットの種類は2種類。

チケット売り場には日本語の案内板もあるのでわかりやすいです。

私たちは、“旧王宮、聖ヴィート大聖堂、聖イジー教会、黄金小道”に入場できるBコースを購入。
このチケットは2日間有効で、2日に分けて見学も可能です。
ただし建物の中に1回入ってしまえば、再入場はできません。

詳しくは案内所で♪

さっそくプラハ城の中へ。
9世紀に建設が始まってから、幾度もの変遷を経てきた歴代の王の居城、プラハ城。
敷地内には旧王宮、宮殿、教会、修道院などなどがあります。

第2の中庭。

第3の中庭に入ってすぐ正面にどでーんと建つのが、

聖ヴィート大聖堂。
圧巻のファサード。
後ろに建物があり、これ以上後ろに下がれません。。。

この大聖堂の中にはチケットがなくても、少しだけ入れます。

さっそく中へ。

チケットなしで入れるのはここまで。

この大聖堂の中ですごいもの、それはステンドグラス。

ここからこれでもかとステンドグラスの写真載せます!

アールヌーヴォーを代表するチェコ人画家のアルフォンス・ムハ(日本ではミュシャの名前で有名)の作品。

ステンドグラス横の金ぴかのモザイクもすごい。

入口上のバラ窓。

祭壇後ろのステンドグラス。

まだまだ大聖堂の中には見所がいっぱいありましたが、この辺でやめておきます(笑)

大聖堂を出て、第3の中庭から、どうにか聖ヴィート大聖堂の全体像を写真におさめようと、奮闘。

左から。

真ん中から。

右から。

実物は自分の目で確かめて下さい!(笑)

第3の中庭に面して、大聖堂前に建つ旧王宮。

入場してみましたが、写真撮影禁止。

ベランダからプラハの街並みが見下ろせます。
ここから外に向けてのみ撮影OK。

*先に言い訳↓
ほんとはたぶん駄目だと思います、周りで写真を撮影していた人たちに便乗して撮っちゃいました。
ごめんなさい。

宝石が大きすぎて、おもちゃみたい。

どんどん雲行きが怪しくなってきましたが、負けずに3つ目の入場できる建物へ。

大聖堂裏にある、聖イジー教会。
こちらの教会は920年に完成した、現存するプラハ城内最古の教会だそうです。

教会内。
音響がいいそうで、「プラハの春」音楽祭などでも使われるそうです。

壁に描かれてあった装飾はほとんどなくなってしまっていますが、ここだけはきれいでした。

聖イジー教会を出て、教会横を歩き4つ目の入場場所、黄金小路へ。

4年半前は聖ヴィート大聖堂も、この黄金小道も無料で入れた気がするのですが・・・。

そんな有料の小路には、大量の観光客!!私たちもその中の1人ですが。

それよりここがどこの国だか忘れそうな、中国人の方ばかりの小路。

ここができた1597年当時は、城に事える従者などが住んでいたそうです。
いくつかの小さな建物の中は当時の部屋の展示ルームでした。

No.22のチェコ人作家フランツ・カフカのお家。
カフカが半年住んだ家では、現在資料や書籍を販売するお店になっています。

それにしても小さな家々です。
そしてかわいい♪

お土産屋さんになっている小さな家の1つに、本に挟むしおり屋さんというのがあります。
しおりというかブックマーク。
皮の紐の先にいろんな形をした金属のチャームがついています。
このお店はとっても混んでいました。

サングラスをした傭兵さんの建つ門からプラハ城を出て、プラハ城下の町に下っていきます。

旧登城道から見たプラハ城下の街並み。

同じく旧登城道から見た、カレル橋と旧市街方向の街並み。

聖ミクラーシュ教会前から川の方向へ向かいカレル橋を渡ります。

カレル橋手前から振り返ってみた聖ミクラーシュ教会。
ちなみに聖ミクラーシュ教会は2つあります。
こちらがマラーストラナの聖ミクラーシュ教会。
そして後に出てくる旧市街広場に面して建つ聖ミクラーシュ教会。

カレル橋の西側の塔。
この塔の先がカレル橋。

カレル橋下のヴルタヴァ川から分岐した運河。

橋を渡る前に、橋の横にある公園でお昼ご飯。

その公園の目の前には警察署があり、ちょっと変わった警察車両が。

通行人みんなが目を止める警察車両。
かっこいい。

映画ミッション・インポッシブル2でトム・クルーズが駆け上がったカレル橋横の階段を背景にした警察車両。

ご飯を食べ終わり、私たちもトム・クルーズのまねをして階段を駆け上がり、カレル橋へ。

カレル橋は、プラハの町中を流れるヴルタヴァ川(日本ではモルダウ川として有名)にかかるプラハ最古の石橋。
全長約520mの橋の両側の欄干には30体の聖人像が並ぶ。

歩行者天国のカレル橋。

30体の像の中で一番古い聖人像、聖ヤン・ネポムツキー像。

台座のレリーフに触ると幸運が訪れるとかで、台座の周りにはたくさんの人。

台座の右側のレリーフ。
女性が金ぴか。

台座の左側のレリーフ。
何でこっちは犬??

聖ヤン・ネポムツキー像の右隣にある十字のプレート。
星を一つずつ触ると願いが叶うという伝説が。

こちらは日本でも有名なフランシスコ・ザビエルさんの像。
ザビエルさんを支える人の中にはアジア人らしき人が。

カレル橋を西から東へと渡り、プラハ城側から旧市街側にやってきました。

カレル橋を横から。

カレル橋と川向こうのプラハ城。
天気が悪いのが残念。
観光にはいいのですが・・・

カレル橋の旧市街側のたもとにあるクレメンティヌム。
プラハでプラハ城に次ぐ巨大な複合建築。
2ヘクタールの敷地内に、3つの教会、礼拝堂、図書館、天文台などがあるそうです。

カレル通りを通って旧市街広場のほうへ。

この建物何だと思います?

これらもすべて同じ施設の建物。

答えは、市庁舎です。

どこからどこまでかわかりづらいユニークな市庁舎。
この中の一つの建物は結婚式を挙げれるようになっていて、この日も結婚式の真っ最中でした。

このユニークさはさらに、

この天文時計がある塔まであります。

こちらの500年以上の歴史がある天文時計、9時~21時の毎時ちょうどに仕掛け人形たちが動きます。

その時間を狙って後で見に戻ってきました。

仕掛けを見に集まってきた多くの人。
この人ごみではスリさんが多いそうなのでお気を付けください。

仕掛けは。。。。
とっても地味(笑)

ゆっくり仕掛け人形たちが動き、最後に鶏が鳴いて終わり。
かと、思いきや!!!

なんと鶏が鳴いた声を合図に、塔の上でラッパを吹き鳴らす人が。
そして、彼は赤い衣装を着て、短いファンファーレ?を吹いた後、観光客に向けて手を振り、場所を変え今度は旧市街広場のほうに向かって同じファンファーレを吹き始めました。

以前来たときはこんなことしていませんでした。

今日だけだったのでしょうか・・・。

天文時計のある塔の東側が旧市街広場。

旧市街広場に面していろんな建物が建っています。


聖ミクラーシュ教会。

チェコ人の誇りヤン・フス像と、後ろのティーン教会。

ゴルツ・キンスキー宮殿。

市庁舎の塔の前には27の白い十字架が。

この27の十字架は1620年、ハプスブルク家と戦って負けたボヘミア貴族・傭兵軍の指導者27人が処刑された時、彼らの首がおかれた場所だそうです。

ここで面白い客引きさんを発見。

セグウェイに乗ったどこかのレストランの客引き。

手にはおたまとメニューを持っています(笑)

いろんな町でセグウェイを見かけますが、ここプラハではセグウェイツアーがあり、街中でヘルメットをかぶってセグウェイに乗っている数人の団体さんをちょこちょこ見かけます。

旧市街から東に進んだところにある、火薬塔。
もとは1475年に建てられた、城壁の塔だったそうです。

旧市街広場に戻り、広場の北にあるユダヤ人地区へ。
両脇にブランド店が並ぶ通りを数百メートル進んだ先に、シナゴーグが見えてきました。

新旧シナゴーグ。
1270年ごろに建てられたヨーロッパ最古のシナゴーグ。

このあたりはユダヤ人ゲットーがあった地区でもあります。

そして1439年から1787年まで使用されていた旧ユダヤ人墓地もこのあたりにあります。

今日は暑くなかったので休憩なしにたくさん観光しました。

最後にプラハ本駅によって、明後日のウィーン行の電車のチケットを購入していきました。

トラムに乗るため駅の周りをてくてく。

駅の近くにある国立オペラ劇場。

プラハの銀座?ヴァーツラフ広場。

細長い広場は広場というより横幅の広い通りという表現のほうがあってる?
いや、それでも広場。

ヴァーツラフ広場の端にある国立博物館。
チェコ最大の博物館。

またまた写真の数が記録更新。
多くてスミマセン。

それだけプラハは見どころいっぱいということで♪

明日はプラハからバスで約1時間のところに世界遺産の町クトナー・ホラに行こうかどうか悩み中。
明日の天気次第!

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