2011年7月15日 金曜日
朝からSevillaセビージャを出発し、今日はマラガの私達が滞在している街のお祭りに参加するために、途中寄り道をしながらお家に戻ります。
カディスからセビージャに向かった時同様、有料高速道路Autopistaを使いカディス方面へと進みます。この辺りやタリファからカディスに向かう途中、高い鉄塔の上に巣を作っているコウノトリを見かけました♪
本日1カ所目に立ち寄ったのはJerez de la Fronteraヘレス・デ・ラ・フロンテーラという街。
2日前に立ち寄ったカディスから約37km北東の内陸に位置しています。シェリー酒とフラメンコが有名な街で、ヘレスは現在の形のフラメンコの発祥地とされているそうです。19世紀から20世紀にはこの町で多くのフラメンコ演奏家が生まれました。現在、街にはフラメンコ学校やフラメンコセンターが置かているそうです。
街の中に入り、迷路のような細い道、というか道に見えない道を進みます。相方がまさかこんな所を運転させられるとは。。。と、言いながら、無事駐車場を発見。
車を止め、まずは朝食を食べに街の真ん中へ。
朝食を食べ終え、目指すはカテドラル。
と、その前に遠回りをして街の中を見ながらカテドラルに向かいました。
朝からビールやお酒を飲む人がいっぱい。さすがシェリー種が有名な街!
中心地。
樽に書かれているTio Pepe(ペペおじさん)は、シェリー種の名前。
ここに来るまでにこの名前をいたるところで見かけていたので、ここに来てやっと理由が判明。
時計をよく見てください。数字ではなく文字が。
カテドラルに到着。
正面から。
この街のカテドラルはモスクや古い教会の跡地に17世紀に建てられました。
ゴシック、バロック、新古典主義の様式が混ざった建築様式です。
1人1ユーロを払い中へ。
下から見上げたドーム。
上の方には色鮮やかなステンドグラス。
大きなステンドグラスや派手な内装はありませんが、教会好きとしては満足。
カテドラルの横を通り、裏側へ。
横から見たカテドラル。
カテドラルの横にTio Pepe。
カテドラルの裏側には12世紀に建てられた町で最古の建造物、アルカサルがありました。
本当はもっと街を探検したかったのですが、夕方までにおうちに帰らないといけないので、先を急ぎます!
へレスの街からオリーブ畑?山?の間のアップダウン道路を東へ走ること約2時間。
遠くにRondaロンダの街が見えてきました。
私たちが2か所目にやってきたのはRondaロンダ。
ロンダ は、マラガ県の都市。海抜739mの岩だらけの台地の上に街があります。
Tajo de Rondaタホ・デ・ロンダ(ロンダの断崖)という渓谷によって台地の上の街は2つに分断されています。
その渓谷の下からロンダの町の台地までは100mもある断崖絶壁です。
ロンダの街から見える崖下の町。
2つの台地を結んでいるのが、橋げたが100mもあるPunta Nuevoプエンタ・ヌエヴォ(新橋)です。
橋の上。
橋の左側、旧市街。
橋の右側新市街。
橋の上には鉄製の欄干がついた展望台があり、下のグアダレビン川を覗くことができます。
高所恐怖症でなくてもドキドキする景色です。
この街で17世紀にスペイン名物の闘牛が発祥したといわれています。
またこの街にある1785年に完成した闘牛場はスペイン最古。
闘牛士のオブジェ。
ロンダからプエンタ・ヌエボを闘牛場がある新市街から反対側に渡り、 ロンダ旧市街に入ると、崖ぎりぎりにせり出すように建つ白い家並みがつづいています。
橋を渡ってまっすぐ進んでいると左に下る道があったので、下っていくとアラブ浴場跡につきました。
フェリップ5世のアーチ、1616年に建設されたPuenta Viejoプエンテ・ビエホ(旧橋)などもありました。
また、そこから見える白い家が立ち並ぶ新市街がきれい。
ちなみに、ここは今劇場で放映されている、織田裕二さん主演の映画「アンダルシア 女神の報復」で撮影に使われた街だそうです。もちろん私たちは見れていないので、どの景色が使われたのか分かりませんが・・・。
それはさておき、とっても見る価値のある町。なかなかこんな景色に出会えないと思います。
昨日のタパス屋さんがとってもよかったので、今日も街中で見つけた観光客のいないタパス屋さんへ。
ここはなんとタパス一皿1ユーロから!
安い!!おいしい!!
後から観光バスの運転手さんもやってきたので間違いないと思います★
駐車場に戻るときに見かけた街の様子です♪
もし、アンダルシアを旅行するという方、Rondaロンダもお勧めです!!
アンダルシアの旅は今日でいったんお休み。
家に戻りお祭りを見た後、再度出発しグラナダ、コルドバなどに行きます!