2011年8月14日 日曜日
夏のアンダルシアの各地では、“Feriaフェリア”と呼ばれる夏祭りが開催されます。
その中で一番盛大といわれているのが、私たちが滞在しているマラガのフェリアだそうです。
このマラガのフェリアは、毎年八月の中旬に一週間行われます。
ここスペインでは8月15日は聖母の被昇天の日で、祝日です。
大体この15日前後に開かれるようです。
今年は8月12日の金曜というか13日土曜の夜中0:00に盛大に花火が打ち上げられてこのフェリアは始まりました。
残念ながら私たちはマドリッドにいて見れませんでした。
私たちはフェリア2日目の今日、参加してきました。
メインのフェリア会場の入口。
ちなみにこのモチーフは、よくこのあたりのイベントなどで売られている、ジャスミンの花だけを摘み取り、枝に見せかけた木にいくつもの花をさし、その半分造花な“ジャスミンの木”をサボテンの葉に挿してある物です。
歩けないほどの人。
いろんなところから音楽が聞こえてきます。
このフェリア、ひたすら飲んで、食べて、歌って、踊って過ごすだけのお祭りなんです(笑)
踊りとはやっぱりフラメンコ!!
かわいいグループを見つけました♪
後ろで同じ衣装を着たお母さんが必死で写真を撮ってます(笑)
音楽を演奏、歌っているのは先輩方。
若い人グループのダンス。
多分この人たちもフラメンコを踊っていると思われます。
フェリア会場のマラガのダウンタウンのいたる所で見れました♪
このフェリアで踊られるフラメンコは、セビージャのフラメンコ、セビジャーナスだそうです。
フラメンコ以外にもこの地域の伝統的な踊りを踊るグループも♪
主に近隣の小さな村で踊られているようです。
後ろで歌って演奏するのはおじさんたち。
子供から大人まで踊ります。
こちらが夏の伝統のくつだそうです。
(追記)
このサンダル、数年前に流行りましたね!
旅より流行が後だったので、今再編集をしていて気づきました。
流行に疎い私、呼び方を知りませんが・・・
また、小さな路地のバーで歌い、手拍子しながらお酒を飲んでるグループもいました(笑)
踊りだけではなく、人ごみの中にはお祭りを盛り上げる楽器隊も。
大道芸の人たちも。
日本語の新聞!
このマラガ市内のフェリアは真夜中前に終わり、ここからバスで15分ほど行ったところの別の会場で夜のフェリア“Real de La Feria”が開かれるそうです。
その会場ではcasetaカセータという祭りのテント小屋が立ち並び、移動遊園地がやってきて昼間のフェリアとはまた別のフェリアを楽しめるそうです。
昼間の熱狂ぶりで満足した私たちは、夜のフェリアには行っていませんが、ママの娘アナ曰く、昼より夜のほうが面白いとか。
東京に住んでいたにも関わらずどうも人ごみが苦手で、なかなかフェリア会場の真ん中には長く居れませんでした(笑)
人ごみから抜け、ちょっぴりマラガの観光。
市内から車で20分のところに滞在しておきながら、マラガでは空港と駅と港しか行ったことがありませんでした;
なのでマラガの街の中心に来たのも今日が初めてです。
お城。
ローマ劇場跡。
カテドラル。
カテドラル正面。
休憩を兼ねてお昼ごはん♪
タパスやさんにやってきました。
タコのフライ。
白身魚のフライ。
エビのトルティージャ(スパニッシュオムレツ)。
チジミをもっとカリカリにした感じ。
そして、食後にはここマラガでしか飲めないといわれる、マラガフェリアで飲まなければいけないCartjalカルトハルを飲みました。
かわいいボトル。
甘い白ワインです♪
このお酒のボトルを片手に歩いている人が沢山ですが、数年前からこのフェリアの期間のみ、バーの中以外での飲酒禁止の条約ができ、いたるところでお巡りさんが見張っています(笑)
私たちも片手にフェリア会場をふらふら。
食後のデザート、マラガの老舗のジェラート屋さんCasa Miraカサ・ミラで、トゥロンのジェラートを食べました。
トゥロンはアーモンドです。
ここマラガにきてこの味にはまりました♪
結局暑さと熱気に負けて夕方帰宅。
また、おとといまでの弾丸旅と痒さで寝不足といったことがなければもっと楽しめたのでしょうが。。。
どんちゃん騒ぎが好きな方、お酒を飲んで踊るのが好きな方、それを見るだけでも楽しいという方、暑いのが好きだという方、・・・マラガのフェリアなんていかかでしょうか??