2012年1月18日 水曜日
朝5時45分。
やっと着いた――――!!!
2日前の1月16日、18時にボリビアのサンタクルスを出発し、
とりあえずの目的地パラグアイのEncalnacionエンカルナシオンに朝6時前に到着。
ここまで、パラグアイの首都アスンシオンで1度乗継ぎ、バスの中で2泊の大移動でした。
シャワー浴びたい!!
ここエンカルナシオンにやってきた目的はただ1つ。
ブラジルの大使館、領事館はパラグアイに6つほど、
それ以外にもブエノスアイレスや、ブラジル入国前に立ち寄るアルゼンチンのプエルトイグアスなどなどにもありますが、
わざわざこのエンカルナシオンまでやってきた理由は、
簡単にビザが取れるから。
これまでブラジルとパラグアイの国境の町Ciudad del Esteシウダーデルエステでも簡単にビザが取れていたそうですが、
2010年11月頃から規則が変わったのか、
シウダーデルエステのブラジル領事館でも他の領事館と同様に、
ブラジル入国ビザの取得に
・ブラジル出国の航空券
・銀行の残高証明書
が必要になったのです。
さらにビザ取得の手数料は銀行振り込み。
そんな大変な手続きをしなくても、
ビザがなぜか取れてしまうのがここエンカルナシオンのブラジル領事館。
ということでここまでやってきたのです。
でも、移動は実はこれで終わりではなく。。。
今日はこのエンカルナシオンで宿泊せず、
ビザ取得後日本人移住地のイグアス居住区まで移動して本当の終了になります。
只今朝の6時前。
大使館はもちろん開いていないので、ターミナルで待っ・・・
てようとしたら、掃除をするからと追い出されました。。。
仕方がないので、パラグアイの人が大好きなマテ茶屋さんに。
ターミナルにずらりと並ぶマテ茶屋さん。マテ茶はここまで南米の国どこでも飲まれていましたが、
パラグアイはその中でも特別、マテ茶が好きな国だと思います。
だってみんなマテ茶専用の大きな保温・保冷水筒を持ち歩いているのだから。
邪魔じゃないのと思うほど大きな水筒を。
そしてマテ茶もここまでの国の物とは違う気がします。
私が見てきたマテ茶は、普通のお茶のようにお茶っ葉状のものを使って飲んでいましたが、ここパラグアイのマテ茶は色んな種類の乾燥植物をすり鉢ですりつぶした、
漢方茶?ハーブティー?のようなもの。お味は・・・濃い!!!
無理無理無理・・・。
初パラグアイマテ茶はほとんど飲まず返すことになりました(笑)
領事館が開く前に腹ごしらえ。
バスターミナルの向かい側にある小さなお店がたくさん集まった食堂へ。
朝から重たいご飯しかないよ。。。
仕方なしにエンパナーダ。8時前、さてブラジル大使館へ。
どこだかわからないのでバスターミナルで聞くと…
バスターミナルから150m位のところにありました(笑)
バスターミナルからブラジル大使館への行き方☆
バスターミナルからこの貯水槽を探してください。 この貯水槽が見つかったら、この貯水槽と食堂の間の道をまっすぐ行った突き当り、 その建物がブラジル大使館です。ジャスト8時、入口のチャイムを押すと返答が。
さすが大使館。開館は時間通り!
エンカルナシオンのブラジル領事館
住所:Jorge Memmel 452, Encarnacion
開館時間:月~金 8:00~14:00
このエンカルナシオンのブラジル大使館でビザ取得に必要なものは、
1、写真1枚(3×4センチ、背景の色は何でもOK)
2、手数料125000グアラニー(約2125円)
3、パスポートの提示
4、クレジットカードの提示
(自分の名義でなくても可)
以上!
書類に記入し、写真を提出したら今度は館内にあるパソコンで詳細の記入に。名前や現住所などのほかに、
勤務先や勤務先の住所など細かく記入するように指示されますが、
とりあえず自分の両親の名前をきちんと記入していればOKと言われました(笑)
この、パソコンを使っての詳細の打ち込みは事前にネットで済ませることができます。
そのページへはここからどうぞ。
(VISAの欄のVISA RIQUESTをクリックし、次に出てくるページのGENERAL DATA、DOCUMENTS、OCCUPATION、ADDRESSESのすべてのページを記入します)
すべて記入後に出てくる番号を書きとめ大使館に持ってくると手続きの時間短縮になります。
あっという間に手続き終了。
これで最長の90日間観光ビザが取れちゃうそうです。
出来上がりもすぐかと思いきや…
午後1時半に取りに来るようにと言われました。
今日はこの後また移動するのに。。。
仕方がないのでバスターミナルに戻って時間つぶし。最近はやりの大富豪。
バスターミナルで大富豪をしていると、いつの間にか多くの人に囲まれていました(笑)
珍しいのか!?
いくらみていてもルールは分からないと思うけど。。。
朝と同じ食堂でお昼ご飯を購入。パラグアイ料理その2です。
本日もアサード。 パンとパラグアイではよく食べられるお芋。 チキンとヌードル チキンとごはん。午後1時、早めに行ってみようと領事館へ。
すると、無事出来上がっていました。
実はもっと前にできてたんじゃないの…!?
まあ、その日のうちに取得できたのでよかったよかった♪
さあ、最後の移動へ!
ここエンカルナシオンから向かうはイグアス移住地。
パラグアイの国内にいくつかある日本人の移住地の1つです。
今日からその移住地の中にある宿、ペンション園田さんにお世話になります♪
イグアス移住地はブラジルとアルゼンチンとの国境の町シウダーデルエステから約40キロ西へ行ったところにあります。
エンカルナシオンからイグアス移住地へはバスを乗り継いでいきます。
まずシウダーデルエステ行のバスに乗り、ルート6を北上。
ルート6とルート7のぶつかる場所、km30(キロメトロ・トレインタ)でバスを降り、
ここから乗り合いバスをつかまえて西へ約10キロです。
私の説明じゃわからないという方、ペンション園田さんのHPに詳しく行き方が載っています!(笑)
エンカルナシオンからシウダーデルエステ行のバスは何本も出ているので、
13時半に出発するバスに乗り込みました。
ドライバーさんにkm30でおろしてもらうように伝えておきました。
あっという間の滞在だったエンカルナシオン。普通のバスかと思いきや、路線バス。
ちょこちょこと止まり、人を乗せ降ろしして北上して行きます。
ドライバーさんが信じられないという人は、
道路わきにルート7まであと何キロという石でできた杭のようなものがたっているので、安心です。
エンカルナシオンからkm30までの道の両脇は農地でした。
主に栽培されているのは大豆。
大きな農業用車両が走っていたり、畑に水を撒く大きな機械がおかれていたりしました。
エンカルナシオンを出て5時間。
多くの人が降りるのでみんなについて乗り換え。
ルート7の脇でシウダーデルエステから西に向かうバスを待ちます。
待つこと約5分、オンボロなミニバスがやってきました。超満員で。
無理やり乗り込み、Km41で下してもらうように伝えておきました。
こんなバスがまだ走れていることがすごい!約20分後、ここがKm41だよとガソリンスタンドのESSOの前で下されました。
ペンション園田はESSOの反対側の石畳を50メートルほど進んだところにあります。
19時10分、ついに本当に大移動が終了!!!
16日の16時にサンタクルスの宿を出て丸2日と3時間。
長かった!!!
終わったよ~~~泣
移住地のご紹介やペンション園田のご紹介はまた後日。
とりあえず・・・
おなか減った!
イグアス移住地のお店は18時に閉まってしますそうなので、自炊は今日は無し。
ペンション園田から徒歩約3分。
水曜日がお寿司デーだというイグアス・グリルに晩御飯を食べに出かけました。
お寿司より食べたかったのはみんな麺類(笑)
Kazuとマサ君が注文したざるそば。 あっちゃんのラーメン。 そして私の冷やし中華。 おつまみに春巻きも。おいしい~♪
それにしても、お寿司デーのこのお店、
周りを見渡すと日系人の方がいっぱい。
日本人の私たちはお隣のパラグアイ人と同様にかなりのアウェイ感を感じました(笑)
とってもいい雰囲気だけど独特。
明日からのイグアス移住地生活が楽しみだ♪
その前に、シャワーを浴びられる幸せと、ベッドで寝れる幸せを感じつつ適度な温度の部屋で就寝しました(笑)