2011年12月24日 土曜日
もうクリスマス・イブ!!
朝、6時半にNascaナスカに到着しました。
アレキパからバスで約10時間の旅。
もう少し寝てたかった・・・。
ちなみに、NascaとNazcaの2つの表記を見ますが、Na”s”caのほうが現地の言葉ケチュア語、Na”z”caのほうがスペイン語の綴りだそうです。
ということで、私はNascaで行きたいと思います。
町はずれにあるFloresのバスターミナル(オルメーニョ社の隣)からタクシーに乗って予約しておいた宿へ。
クリスマス・イブとクリスマス当日の宿はこちら、
Brabantブラバント。町の中心アルマス広場のすぐ近くにあり、英語が話せるオーナーの宿。ダブルベッドの部屋。シャワーを浴び、ちょっと休憩したらさっそく町の中へ。
そう、私たちはここまでナスカの地上絵を見るためにやってきましたが、
ナスカの地上絵を見るためのセスナのフライトチケットなどもちろん持っていません。
これから旅行会社を聞きまわります。
宿の外に出ると、太陽がサンサン。
標高2400mのアレキパからやってきた、標高500mのナスカは暑い!!
そして、今まで南米の南部にいたり高地にいたので、
南米で初めて暑さを感じました。
といっても、気温30度ですが。
アフリカからしてみればかなり涼しいはず(笑)
宿を出ると、正面になんだかおもしろそうなものが。ということで、旅行会社をあたる前にちょっとそっちに寄り道。
私たちが気になったものは・・・路上市。
野菜、お肉、魚、服、雑貨・・・・なんでも売られています。
じゃがいもの種類がかなり豊富!こんな炎天下でお魚って・・・大丈夫!?そして、私たちがペルー初日に飲んだチチャ・モラーダも屋台で売られています。氷にかけてかき氷にしてる??シロップかな・・・
このJr. CallaoとJr. Tacna通りのあたりに毎週市が建つそうですが、今日は年に2回の特別市が出ていたそうです。
それにしても、人口3万人のナスカの街の住民全員来ているんじゃないかぐらいの混みよう。ぐるっと市を見終えて、アルマス広場を横切った先にある、Jr.Lima通りをまっすぐ進んでいきます。このJr.Lima通りがメインストリートでもあり、旅行会社がたくさん並んでいる通りです。
1つ1つ旅行会社で値段を聞いていきますが、
1人90US$、95US$、85US$・・・といった感じ。
ハイシーズンでは100US$~。
ローシーズンでは50US$くらいからあったという2年前の情報をもとに探していたのですが・・・。
情報が古すぎたようです。
空港に直接行って交渉するのが一番安いという、情報ももらっていたのですが、
空港までタクシーで行って交渉するぐらいなら・・・と、
大手の旅行会社で85US$に値切れたので、ここで決定。
Condor Nazcaという旅行会社。セスナ機には主に10人前後乗れるちょっと大きなものと、6人乗りの小さなものがあります。
私たちは小さな飛行機を希望。
この旅行会社を選んだ理由の1つに、小型セスナの座席が普通2席ずつが3列のところ、
横並び1席という両側の景色が窓から見れるセスナと言われたからでした。
(ただし、これにはオチがありました。結果は明日)
ということで、クリスマスの明日、ナスカの地上絵を上空から見れる手はずが整ったので、一安心。
ちょっとナスカの街をプラプラしてみました。
ナスカの街はとっても小さいです。
ナスカの地上絵の観光のみと言ってもいいほど、町中は地上絵のモチーフだらけ。
おなかがすいてきたので、地元の人がたくさん入っているレストランに入ってみました。
メニューが全く分かりませんが、残っているものが2つしかなかったので、とりあえず2つをオーダー。今日のペルー料理は、
Tallarines verde con pollo frito。ジェノベーゼパスタとフライドチキン?
おいし~~~~。
もう1つ。
Pure con higado。レバー焼きとマッシュポテト?
おいしーーーー!!!!!
レバー大好き!
完全にペルー料理にはまりました。
24日の今日は、心配に反してスーパーも市場も開いていたので、晩ごはんを購入して宿へ。
スペシャルなことが何もないクリスマス・イブを過ごすことにしました。
晩ごはんが、野菜不足を気にして、野菜焼き(笑)
シャンパンと一緒に。ちょっと、チャレンジをして紫トウモロコシを塩ゆでに。まだこの時点でチチャ・モラーダの原料だと知りません。茹で汁が大変なことに!!
20分ほど茹でた紫トウモロコシは・・・全然茹でれてない!
さようなら・・・。
ペピーノという名前だと後でわかりました。
ちなみにパネトンは町中で売られてます。
パネトンとペピーノのお味は・・・パネトンは、おいしい♪
ペピーノは・・・みずみずしい。メロンのような野菜のような。。。
(ナス科だそうです)
おなかもいっぱいになり、寝ようかな・・・と、していると。
外で、パンパン!!と、爆竹の音が。
23時半過ぎ、宿のスタッフさんたちからリビングで一緒にクリスマスのお祝いをしようと誘われ参加。
どうやらペルーでは家族でパネトンを食べながら、年越しならず、クリスマスを迎える(24日から25日になる瞬間)のが伝統のようです。
いろんな話をしながら24時を待ちます。
25日0時になった瞬間、
Feliz Navidad!と、言いながらキスとハグ。
そして、外では先ほどより激しい爆竹と花火の音が!!
ちょっと、外に出てみるとそこらじゅうで花火が上がっていました。一応、危険ということで数年前から家庭での花火が禁止されているそうですが・・・そんな感じで迎えた12月25日。
明日の朝はナスカの地上絵をついに見に行きます!!