2011年10月20日 木曜日
6時半起床。
今日は待ちに待ったビクトリアの滝を見れる日。
そして、新しい17人グループになり旅を再開する日。
空はあいにくの曇り空ですが、でもそのほうがラッキー!
曇っていると暑さの原因の日光がないので、そこそこ過ごせる気温なのです。
7時15分朝ごはん。
昨日同様、キャンプ場のレストランでちゃんとした朝ごはんを食べ、準備万端。
8時、トラックに乗り込みます。。
今日はビクトリアの滝に行った後、またこのキャンプ場に戻ってきて、“ここに数日滞在している間に滝を見に行ったから今朝は行かない”という人たちをピックアップします。
で、今朝ビクトリアの滝にツアーで行くのはたった5人だけ。。。
しかもほかの3人はもうビクトリアの滝を見た人たち。
そう、私たち以外の他の15人はここに数日滞在した間に何かしらのアクティビティに参加して滝を見たようです。
やっぱり欧米の人はアクティビティが好きなようです。
ツアーリーダーもお昼ごはんの準備があるので同乗せず。(笑)
8時15分、キャンプ場出発。
ピッグではない新しいトラックの乗り心地は・・・かなり“まし”です。
日本のバスに比べたら雲泥の差ですが。
8時40分、ビクトリアの滝の駐車場に到着。
ここまでやってきた5人の中の1人のおばあちゃんは、ビクトリアの滝にもう行ったけど、キャンプ場に残っているのもつまらないからとここまで来たけど、滝を見には行かず駐車場のあたりで野鳥観察でもすると言い、別行動。
かなりのおばあちゃんです。
このツアーに参加して大丈夫なのかな??
参加資格55歳までだった気が。。。
まあ、それはさておき、私たち4人はいざ滝へ!
ビクトリアの滝一帯はモシ・オ・トゥニャ国立公園(Mosi-oa-Tunya National Park)という国立公園。
チケットオフィスをくぐり国立公園の中へ。
まずは、滝を遠くから見ることに。
道を間違ったのですが(笑)
ここで、簡単にビクトリアの滝とは。
滝の幅は1708m、落差は最も高い中央付近で108m、最も低い西の端でも80m。
ヴィクトリアの滝近辺には玄武岩層にできた7つの峡谷(Gorge)があり、それぞれ名前がつけられている。
そのうち最も上流にある First Gorge はヴィクトリアの滝そのものである。
この First Gorge はほぼ滝の幅と同じ長さを持つ峡谷で、滝は川幅そのままにFirst Gorgeの長さいっぱいに垂直に落下してゆく。
First Gorge に落下した水は、その唯一の出口である幅110m、長さ150mの短い峡谷を通って次の峡谷(Second Gorge)へと流れ出してゆく。
ヴィクトリアフォールズ橋はこの Second Gorge に架けられた橋である。
こちらが、ジンバブエとの国境の橋、ヴィクトリアフォールズ橋。
この下の渓谷がSecond Gorge。
そして、目の前にはFirst Gorgeの入口。
そこからラフティングを始める人たち。
チケットオフィスまでひき戻し、改めて滝のほうへ!
約3分ほどで、吊り橋に到着。
つり橋から見える渓谷First Gorgeは圧巻。
そして、吊り橋の向こうに滝の筋が。
滝の下をのぞくと虹がみえました♪
ここで、やっと気づきました。
目の前に見えているのはすべて滝だということに。
水がないので、滝の裏側が丸出しになっているということに。
何も言われなければ、これが普通だと思っていました。。。
ちょうどさっき買ったポストカードを取り出してみると・・・
あ。
全然違う・・・。
そもそも。
ザンベジ川流域は11月末から4月初めまでが雨季、それ以外の時期が乾季であり、それに2ヶ月ほど遅れて滝の水量が増減する。
4月と11月では水量に10倍もの違いがあるそう・・・。
今は10月後半。。。
ちなみに、滝の水量が多くなるのは4月をピークとして2月から5月まで。
逆に滝の水量が少なくなるのは11月をピークとして9月から1月まででだそうです。
そして、乾季の時期でも、水がいっぱいあるのはジンバブエ側。
この先に水しぶきが!
あ。。。でもこれより先には渓谷があり進めません。
渓谷の先がジンバブエなようです。
でも!!
水がたくさんあるビクトリアの滝なんてネットでもたくさん見れます。
ポストカードにだってガイドブックの写真にだって使われてるし。
でも、滝に水がないところなんて実際に来るしかなかなか見れません!!
と、二人で言い訳をして滝を楽しみます(笑)
来た道を戻って今度は滝の横に行ってみました。
1.7キロある滝の全部は見えませんが、ザンビア側は一挙に見れます♪
そして、もう少し滝に近づいてみると・・・
あ、滝に降りられる。
そう、川に水がないので、川を歩けて滝になる寸前まで近づけます。
ただし、危ないので私たちは近づきませんでしたが。
正面から滝を見るとこんなに近くまで近づいている人たちがいました。
ただし、危険です!!!
2,3日前、実際にここで死亡事故がありました。
写真を撮ろうとして、誤って滝に落ちてしまった男性がいたのです。
水はほとんどありませんでしたが、ビクトリアの滝満喫☆
人によっては、滝に水がないなんて行く価値がないなんて言う人もいますが、私は水がなくても見る価値ありだと思いました。
でも、選べるのであれば、水のある時期に見たかったなw
10時40分、駐車場に集合。
したのですが・・・おばあちゃんが帰ってきません。
かなり気温も高くなってきたし・・・
これがまだ若者ならそこまで心配しないのですが、本当にいい歳のおばあちゃんのでみんなで心配。
手分けして近くを探しますが発見できません。
周りのお土産屋さんの人やタクシードライバーさんたちにも聞きますが、情報なし。
でも、これ以上キャンプ場に残してきた人たちを待たせるわけにもいかないので、いったんキャンプ場に帰って、また戻ってこようと、
11時20分、駐車場発。
す・る・と。
滝とキャンプ場のちょうど真ん中くらいで、私たちを待っていたおばあちゃんを発見。
どうやら、ここまで歩いて来ることをドライバーに告げ、了承をもらったそうなのですが、ミスコミュニケーションがあったようです。
11時30分、無事合流してキャンプ場へ。
11時40分、キャンプ場到着。
ここで、やっと新たなグループ全員と会いました。
自己紹介は後にして、荷物をトラックに詰め込みます。
12時20分、キャンプ場出発。
今日はこれから2日前に越えたザンビアとボツワナの国境をまた越えなおします。
そう、あの難関の国境。
今日もすんなりフェリーに乗れることを祈って。。。
13時30分、国境到着。
出国手続きは簡単に終わりましたが、今日は数台フェリー待ちをしている車があり、ザンベジ川のほとりに座って待機。
派手なトラックがフェリーに乗っていきます。
14時20分、無事フェリー乗船。
ザンベジ川の4つの国境が接する地点をフェリーに乗って渡ります。
バイバイ、ザンビア。
14時35分、ボツワナ国境到着。
ここでも、入国手続きは簡単に終わったのに、トラックの手続きと消毒作業に時間がかかりました。
ちなみに、この国境で、みんなでトラックに積んであったリンゴを消費。
基本的に野菜や果物は持ち込めません。
そして、靴の裏も消毒。
15時15分、やっと国境出発。
キャンプ場に向かう前にスーパーマーケットに立ち寄り。
15時30分、カサネ市内のショッピングセンターに到着。
3日前にやってきたスーパー。
ここでお昼のサンドイッチを食べていなかったので、
久しぶりのアフリカご飯♪
やっぱりおいしい!!
お買い物を終え、3日前に泊ったキャンプ場、Thebe River Safariに向かいます。
16時40分キャンプ場到着。
新しくなったテントを設営。
ちょっと休憩して、
17時45分からご飯作り。
新しいグループでは、きっちり自分の役割が決まってます。
小学生の給食当番みたいに。
ツアーリーダーに見込まれた男性5人はトラックに荷物つめこみ係。
その他の12人は4つの3人1組のグループに分けられ、料理係、トラック掃除係、お皿洗い係、お休みの4つの役割を日替わりでこなします。
19時15分、晩御飯開始。
やっぱりここはステーキ。
。。。
食事が終わったら、みんなで自己紹介タイム。
名前が覚えられませんが。。。
1人参加が3人、姉妹1組、兄弟1組、おばあちゃんと孫1組、新婚旅行1組(私たち以外)、男女カップル2組、そして私たちの17人。
国別には、イギリス6人、カナダ5人、ドイツ2人、オーストラリア1人、ニュージーランド1人という感じ。
みんなとしゃべるのもこの旅の楽しみ。
ただし、明日は早起きしないといけないので、おしゃべりは明日以降にして、
22時に就寝でした。