2012年6月27日 水曜日
東北の旅3日目の今日は、石巻市南部の三陸自動車道のパーキングで目覚めて始まりました。
朝一番で向かったのは松島。
1年8ヵ月前にした日本一周でも訪れています♪
その模様はこちらで☆
四大観と呼ばれる日本三景の松島を見渡せる展望台が4つ松島周辺にあり、前回すべて巡ったので今日はその中でも1番景色がいいと言われる大高森へ。
大高森があるのは奥松島と呼ばれる半島の先端近く。
松島の市街から奥松島目指して進んでいくとどんどん津波の被害の跡が・・・
そんな奥松島を見ながら到着した大高森の展望台へ。
かなり蜘蛛の巣にかかりながら登った高台からの眺めがこちら↓
そしてさらに奥は蜘蛛の巣が半端なく・・・ 今日も海は穏やかなのに。
この海が一瞬にして多くのものを、そして多くの人の命を奪ったなんて信じられないくらい穏やかです。
奥松島から松島の中心地へ。
車を止めて辺りをぷらぷら。
めかかつバーガーというハンバーガーが名物になっていました。
でも、販売開始前だったので朝ごはんを断念。
今調べてみると、ホヤぼーやは気仙沼のキャラのようです。
でも、東北地方の海岸線のいたるところで見かけましたよ!
ホヤぼーやの特技はサメに乗ることだそうです!(笑)
詳しくはこちらからどうぞ♪
なんだかアンパ◯マンに登場してそう!!(笑)
松島観光地の中心地。海の目の前です。東日本大地震の津波で、この写真に写っている国道45号線も冠水したそうです。
今はこのとおり、元通り! 五大堂にやって来ました。 小さな島の上に建つ五大堂。
どうやら津波の被害はなかったようです♪ 五大堂前の松島の海。 五大堂と陸地を結ぶすかし橋も前のまま♪ 駐車場前の岸壁だけは津波の惨状を今も伝えていました。 その向こうのこんな穏やかな海が町を飲み込む津波になったとは本当にこれを見る限り想像できない。
松島を出発し、仙台港に寄り道しつつ、仙台空港へ。
津波に襲われる仙台空港の映像は、カナダで見たわずかなニュース映像の中にあり、
今はどうなっているのだろうと、行ってみました。
海辺にある仙台空港。
空港近くにあった看板には4メートルの津波が空港周辺を襲ったと書いてありました。
そんな仙台空港の今は、
回りにあったレンタカーショップなども現在、再建中でした。
空港近くの食堂でお昼ごはん♪
工事関係者の方がいっぱいの店内。 お昼定食(?本日の定食?名前忘れちゃいました・・・)。 しょうが焼き定食。
久しぶりしょうが焼き。
お肉が柔らかくて、あっさり目で美味しかったよ~。
KUMAや食堂(熊谷商店)情報。
住所:宮城県岩沼市押分字新田東206-3
電話:0223-23-2134
お腹もいっぱいになり、そのまま行けるところまで行こうと、海沿いの道を南下。
なんで行けるところまでかって?
宮城県の南は福島県。
福島県の沿岸部には、原子力発電所。
どこらへんに原子力発電所があるのか、立ち入りが制限されているのかは一応調べておきましたが、
実際どこまで行けるのかは謎だったので、
行けるところまで行き、立入入禁止区域は迂回しようという作戦。
ここまで見てきた東北地方の北側はリアス式海岸。
松島を過ぎて、仙台市当たりからは起伏のある地形ではなく、海岸線には平野が広がっていました。
そう。
せき止めるものがなく、かなり海岸方離れたところまで津波が襲ったようです。
沢山のがれきの山や、津波の被害にあった家々を見ながら、
宮城県亘理郡山元町まで南下。
そして海岸線の道路はここから南へは通行禁止でした。
ここらか海に一旦お別れを言い、迂回するため福島市を目指しました。
福島氏に到着し、今夜はここで晩ご飯を食べてお風呂に入っていくことに。
福島名物といえば??
喜多方ラーメン!
いや、ここ福島市だった。
福島“市”名物といえば??
・・・
円盤餃子!?
ガイドブックによると、福島市の名物は円盤餃子だということです。
円盤餃子は、餃子を円盤状に並べて焼き上げたもの。
「満腹」という餃子屋さんの創業者が旧満州で作り方のヒントを得て、昭和20年代に福島市内で生み出したのが発祥だそうです。
さっそく食べログで一番評価の高い餃子屋さんを調べてみると、
「満腹」が1番評価が上。
(同点でもう1か所ありました。)
ここに決定!
福島駅に車を止め、駅から歩いて20分ほど離れた満腹さんへ。
通りに掲げてあった小さな看板に沿って、細い路地に入ると、
ん??
・・・
ドアに張り紙があり、「忌中」の文字。
仕方ない。
仕方ないけども!!
・・・
ここまでテンションがあがっていたので、一瞬落ち込む2人。
しょうがない。
しょうがないので、もう一度食べログを調べて評価がなるべく高くて、福島駅付近のお店に向かうことに。
最後のカウンター2席に滑り込みセーフ。
平日の夕方6時で満席!
カウンターと2階に座敷があるようですが、宴会で使われるようなので、
予約してから行かれることをお勧めします! お通しと生ビール。
(お酒はKazu用。これで私が久しぶりの運転をすることが決定。怖いぞ・・・) メニューにはラーメンやその他の中華料理はありません。お酒のおつまみだけ。
はい。
福島の餃子屋さんは中華料理屋さんではなく居酒屋です!!
周りにはたくさんの仕事帰りのサラリーマン。
円盤餃子をおつまみにしてお酒を飲むのが福島流のようです。
餃子は2種類のみ。
焼き餃子と水餃子。
両方頼んでみましょう♪
オーダーを聞いてから目の前で餃子を包んでくれます。
お店の人4人で手際よく、
皮を伸ばして、具を入れて、包んで・・・
そしてそれを油をたっぷりひいたフライパンに乗せふたをして焼くのみ!
焼き餃子。
1皿20個、1100円なり。
なんだろ。。。
餃子の形容詞、
ジューシーで肉汁たっぷりで・・・
っていう言葉は一切なし。
皮はぱりぱり。
うん、それはそう。
中は・・・
さっぱり?
野菜の味?
うす味?
お肉の味もにんにくの味もしないし、特にこれ!と、主張する味もなく。。。
へえ~。これが福島の餃子なんだ~と、知る感じでした。
続いて、焼き餃子と同じ餃子をゆでた、
1皿10個入り、550円なり。
先ほどの焼き餃子の皮がぱりぱりからもっちりな皮へ。
焼き餃子も水餃子も(中身は一緒だけど)、あっさりしているので、2人で餃子30個はかなり簡単に完食でした♪
これだけで、福島の餃子を食べた気になるなよ!って、思ったそこの方!!
はい。
私たちもそれは承知。
餃子屋さんハシゴしてみました(笑)
この間、焼肉と牛丼屋さんをハシゴしたんだから余裕だろうと♪
続いてやってきたのは、餃子会館!定休日!!
ちーん・・・。
2人とも本日2軒目の撃沈により、戦意喪失していると、
そんな落胆具合を感じた、通行人の女性が、
「餃子食べたいの?」と、声をかけてくださり、
「この近くに私のお勧めの餃子屋さんがあるわよ~」と、ナイス情報を与えてくださいました!
福島の方の餃子LOVEパワーで、再度復活!
教えてもらった餃子屋さん、
生ビールジョッキ2杯をすでに飲んでいるKazuはここまでの移動でちょっとおなか一杯な感じ。
さっそく、焼き餃子を注文。
お店の中にはサラリーマンさんたちや学生さんの姿が。 焼き餃子登場。こちらも1皿20個入り、1000円なり。
外はぱりぱり、中はサラサラふんわりで、山女さんと同じなのですが、
辛いくらいにんにくの味がきいてる!
そこで、トイレに立った私が気付いた。
みんなのテーブルにラーメン鉢が乗っているけど、その中身は水餃子だ!
山女さんでは明らかにみんな焼き餃子目的だったので、川鳥さんでは水餃子をノーマーク。
お店の人に尋ねると、水餃子もおすすめだといわれ、
おなか一杯の私たちは悩む。。。
だって、ここの水餃子は1皿20個入り。。。
もう、さすがにおなかが。。。
悩んだ結果、メニューには書いてないのに、「半分ってないですか?」の失礼な質問w
すると、
「ありますよ!」と、優しい答え!
正直半皿もつらいけど、ここまで来たのだからと、無理してみました(笑)
こちらが川鳥さんの水餃子。水餃子というよりスープ餃子!
餃子は焼き餃子と同じ餃子なのでしょうが、
おいしい!
スープの味が最高。
そしてスープの中にとろろ昆布が入ってるというサプライズ付き★
おなかいっぱいなのに、完食!!
合計2人で餃子60個を食べました。
おなかいっっばぁい・・・
この後、福島駅の中に入っているスーパー銭湯、極楽湯で
高速道路が深夜割引になる時間まで時間をつぶし、
目指すは、福島県南部!
明日の東北最終日は、あの大型リゾートに行っちゃう!?
★福島市の餃子屋さん情報★
福島市の餃子屋さんの食べログランキングが気になる方はこちら♪
☆満腹さん
住所:福島県福島市仲間町1-1
電話番号:024-521-3787
営業時間:16:30~餃子がなくなり次第終了
11:40~13:30ランチ【ランチは日曜日限定】
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
☆山女さん
住所:福島県福島市早稲町5-23
電話番号:024-523-1772
営業時間:17:00~21:30
定休日:日曜・祝日
☆餃子会館さん
住所:福島県福島市栄町7-15
電話番号:024-522-9456
営業時間:17:00~22:30(餃子が無くなれば終了)
定休日:水曜日
☆川鳥さん
住所:福島県福島市置賜町4-28
電話番号:024-522-4926
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜・祝日
もっと詳しく知りたい方は食べログへどうぞ♪