アマゾンのパリ? ベレンの街をぷらぷら。 ブラジルその13

2012年2月8日 水曜日

昨夜遅くにやってきた街ベレン

真夜中近くに到着したにもかかわらず、空港を出た瞬間にやって来ました。

湿気。

日本の梅雨に負けず劣らずの湿気。

それもそのはず。
あの熱帯雨林が生い茂る川、
世界最大の川、
アマゾン川の河口にある街だから。

そんな湿気ムンムンな街を朝のうちにぷらぷらして来ました♪

いや、朝だからといって湿気がないわけではありません。
おそらく湿度90%以上!!
でも、気温は30度くらいです。
これって日本の夏よりましだったりします??

私たちの宿Amazonia Hostelは旧市街と新市街の間くらいにあり、
どちらも徒歩圏内。

まずはアマゾン見とかなきゃ。と、旧市街へ。

早速コロニアルな建物が。

一見ヨーロッパ??と、思う建物。
でも、電線が邪魔・・・

そんな湿気の似あわないヨーロッパ風の街を歩いていたら。。。

怖っ!

ではなく、

ヘプブリカ広場(Plaça do Republicaz)が見えてきました。

ペプブリカ広場に面して建つTeatro da Pasパス劇場。

ここからメインストリートAv. Presidente Vargasをアマゾン川目指して下っていきます。

広い歩道の脇には大きな街路樹。

街路樹にはいろんな寄生植物が。

メインストリートの下りきった突き当りには、

ベレンの最新スポット?エスタサン・ダス・ドッカス。

ガイドブックには凄い的に書かれているのですが、倉庫を改装して作られたこの建物の中はほぼ空っぽ。
ぽつりぽつりとお店が見えますがお昼前なのにやってない感じ。
この建物の中にすら入れません。

どうしたベレンの最新スポット!!

でも、私たちの目的はこの建物の目の前、

そう、アマゾン川!!

アマゾン川とは実は沢山ある支流の総称だそうです。
なので、この川の本当の名前はRio Guamaグアマ川。

なんたってアマゾンの河口といっても、東京から名古屋くらいの距離があるのです。
その河口の中に九州より大きな島が。

なので、アマゾン河口の街といっても海が見えません。

ちなみに。
全長約65000キロのアマゾン川。
流域面積合わせたらオーストラリア大陸ぐらいになるそうです。
規模が違いすぎる。

今日からブラジルを出発する日までこのでっかいアマゾンさんに寄り添って旅していきます。

アマゾン川とエスタサン・ダス・ドッカス。ちょっぴり横浜みたい。

ここは港にもなっています。
この船でアマゾン川を旅できます。
詳しくはマナウスの町の記事で!(これから書きます)

エスタサン・ダス・ドッカスのお隣は市場。

売られているもの別に固まっているこの広ーい市場。

まずはお食事処。
こんな暑いのによく外で食べれるな・・・

ガラスケースの中には大きな魚のフライ。

いろんな種類のナッツ。
硬い殻を割っているお店の人たち。

いろんな粉。
お米も含む。

ハーブ類、葉物野菜。

塩漬けのエビ。
辺り一面エビの山!

ここから怪しいゾーン。

何に使うものなのかさっぱり。。。

魔女が買い物に現れてもおかしくない!

市場の端っこにお魚市場がありました。
初めて見るアマゾンのお魚たち。

アマゾンの魚1

切り刻まれたアマゾンの魚2

でっかいアマゾンの魚3

べろべろばあ。
意味はありません。
この顔見てたらなんとなく・・・

アマゾンのお魚たちは今後もご紹介します。

ちなみにアマゾンには太平洋に住む魚より多い、2000種類以上の魚類が確認されているそうです。
やっぱり規模が違うなアマゾン。。。

お魚市場の外観。

お魚市場の目の前は小さな港。
そしてその奥にはカラフルな建物たち。

港はかなーり残念なほど汚い・・・

そう、これを見ていただけば分かるように、今までのブラジルとベレンはちょっと違います。
これまでの大都市サンパウロ、リオ、レシフェは近代的で先進国の国々と変わらない街並みだったのに対して、
ここベレンは数十年遅れている感じ。
「アジアみたい」と、4人の意見が一致するほど、失礼ですが港だけではなく街全体がちょっと“汚い”街。

時計台広場。

カラフルな建物たち。

宗教美術館。

セー大聖堂。

ベレン発祥の地、カステロ要塞。

ここでちょっと休憩。
カステロ要塞のベンチに腰掛けてぼんやりアマゾン川を見ていると・・・

!?

グレー色をした物体が水面に!!

もしやこれがアマゾンカワイルカ!!??

今日はほんのちょっぴりだけ姿を現してくれました☆

観光の続きへ。

政庁。

政庁っていう日本語初めて書いた。(正確には打ち込んだ)
政府の庁舎ってこと??

あ、ガイドブックを見てこの記事を書いております!

市役所。

市役所横の道をメインストリートの方に向かってまっすぐ歩いてみると、
そこは完全に“アジア”でした。

歩道にはいろんな家電製品や衣服を売る露天。
道の両脇のお店は完全にローカルの人用。
カーニバル用らしきパーティーグッズがたくさん売られていました。

と、ここでベレンでは日課のあの方が。

そう。

スコール。

このベレンでは決まって毎日午後にスコールがあるそうです。

雨が殆ど降らない街も凄いけど、
スコールが毎日ある町のほうが凄い気がする。。。

ということで、海外では珍しくベレンの町の人は折り畳み傘を携帯している人が多い!!
まあ、当たり前のような気もしますが。。。

そんな用意周到ではない私たちは、

雨宿りがてら、地元の人で賑わっていた食堂に入ってみました。

Arros con Galinha。チキンライス。

美味しい!!

このあたりの料理、Vatapaヴァタパ。
カレーのように見えますが、
「フランスパンをミルクに浸ミキサーにかけて、
もも肉・ピーマン・玉ねぎ・ニンニクなどで煮出したスープと混ぜ合わせ、
ココナッツミルクを入れて煮込んだもの」だそうです。

一切そんな味がしたか記憶にありませんが、
美味しかった♪

ブラジルのいたるところで目にする、コシーニャ。
ブラジルのコロッケ?
中身は鶏肉やチーズなど数種類あります。

雨が小ぶりになってきたので、メインストリートに面したY.YAMADAというちょっと気になる名前のスーパーへ。

ブラジルにやって来てからスーパーでうっとりするコーナーが。

それがこちらのオリーブオイルコーナー。

もちろん瓶の物もありますが、
缶に入ったものがいっぱい!

そしてそのデザインが・・・

素敵☆

この缶だけほしいくらい。

ブラジルに来る機会があればぜひ、スーパーのオリーブオイルコーナーにお立ち寄りください。(笑)

観光以上!!

ええ。まだお昼すぎですが。

でも、汗は1日分出尽くしました!!

お湯のでないシャワーがありがたく感じるほどでした。

クーラーの効いた部屋でゴロゴロと午後を過ごしたのは言わずもがな・・・

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