チロエ島の世界遺産、14の教会群。チロエ島からサンティアゴへ チリその11

2011年12月13日 火曜日

チロエ島滞在最終日。
今日の夜夜行バスに乗ってチリの首都サンティアゴに向かいます。

ここチロエ島の北東部にある14の教会がチロエの教会群として世界遺産に登録されています。

チロエの教会群は、木造の教会堂(聖堂)群で、18世紀から19世紀の間にかけて建設されました。
現在では、159棟が現存しています。
イエズス会の教会として建設され、その建築様式は、ゴシック建築やバロック建築などのヨーロッパの様式と地元の様式が混ざり合ったチロエ様式が特色です。
カストロにあるサンフランシスコ聖堂をはじめとする14の聖堂が、2000年にUNESCOの世界遺産に登録されました。

チロエ島で5泊もしておきながら、世界遺産好き&教会好きの私がシーフードの魅力に負けてまだ教会を見ていません。

昨日、明日こそは教会をみるぞ!と意気込み、ツアーとレンタカーをあたってみましたが・・・

ツアーはこの時期出ておらず、
2社あたったレンタカー会社は、レンタカーに保険がないと言われたので、

断念せざるを得なくなりました。

え~~~!!??

一応・・・チロエ島に来た日、カストロのバスターミナルで停車した時、サンフランシスコ聖堂を裏から見ましたが。。。

でも、その時これが世界遺産だなって知らなかったし。。。

しかも、アンクーに小さな教会以外に聖堂がありません。
100年以上も前に地震で崩れてしまったのだとか。

しょうがなく、今日も宿でのんびり・・・。

でも、ここまで来たのだから!と、宿の近くにあったこの教会群のミュージアムに行ってみました。

Errazurizという通りにある小さな教会が博物館となっています。

道から少し入ったところにこじんまりと建っています。

両脇に木造の建物がくっついた教会。

かわいらしい外見。

そろ~っと中に入ってみると、

中は教会関連のものが展示されていました。

教会の模型。

実際に使われていたらしき、教会の装飾品など。

色々な教会の写真など。

牧師さんが長く使用してきたのであろう服。

などなど。

実際に自分の目で見ることはできませんでしたが、ちょっと満足♪

教会の正面にはチロエ教会群に関するインフォメーションがありました。

のんびり散歩しながら宿へと戻り、バスの時間まで居心地のいい宿の中で待っていました。

ちなみに時間に余裕がある方は、チロエ島内を走るバスを使っていくつかの教会は見に行くことができます。

もう1つチロエ名物を♪

チロエのにんにく。

一見普通のにんにくですが・・・

よく知っているにんにくとの違い分かりますか?

もう1枚。

でっかい!!!

そしてもう1つ。

これがチロエのじゃがいもだそうです。
ちょっとしなびれてますが・・・。

中が青いんです。
出てきてしまった芽も青い。

教会を見れなかった代わりに・・・と、チロエ島最後の食事を外食することにしました。

お目当てはチロエの伝統料理。
チロエ島の住民お勧めのレストラン、Kurantonへ。

レストランへと向かっていると、

ベンチに座って手を振る彼が。。。
その後ろで電柱の裏にいる怪しげなのは・・・

ちょっとおかしいぞ!!

それはどうでもいいのですが。

港のすぐ近くにあるレストラン。

内装はチロエに関するものがたくさん。

パン。
チリのパンはどこに行ってもこのビスケットみたいなパン。

サーモンのトマト味野菜炒め?のせ。
火を通したサーモンもくせのある味。
私たちが数日前に食べようとした刺身は新鮮ではなかったのではなく、ただこの島のサーモンがこんな味なのだったと発覚。

白身魚の焼いたものとポテトフライ。

そして・・・

これが最大のお目当て!!

このお店の名前そのままのスープ、Kurantonクラントン!!

ハマグリ、ムール貝、じゃがいも丸ごと1つ、鶏肉、ソーセージ、豚バラ、ねりもの2つがででーんと乗って1人前。

どこがスープって??

これがスープ。
というか、すべての具材のエキスといった感じで、とっても濃厚。

3皿頼んで4人はおなかいっぱい♪

チロエ料理も食べて、これで無事チロエ島を出発できます♪

19時半、
Cruz del Sur会社のバスに乗り込み、いざサンティアゴへ。

教会が見れなくてちょっと残念でしたが、いい宿にも巡り会えたし、のんびりできたし、チロエ島様式のかわいい住宅が見れたし、おいしいご飯食べれたし・・・で、チロエ島大満喫♪

ここからはどんどんチリを北上して行きます!!

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