2011年12月18日 日曜日
今日は1日移動日。
細長いチリの真ん中あたりから、チリを10等分にした時の上から数えて、1あたりのところまで移動します。
え、分からないって。
説明下手なのでスミマセン(笑)
つまり、けっこう移動するってことです♪
昨日の夜11時にビーニャ・デル・マルを出発し、Calamaカラマという街を目指しています。
予定では22時間かかるそうです。
途中いくつかの町で人を乗せては降ろしながらバスはひたすら北上して行きます。
今回私たちが乗っているのはFlota Barrios社のバス。(リンクはCondorですが問題ありません。)
一番安かったので。
値段は27000ペソ(約4000円)なり。
セミ・カマクラスのため食事はついていません。
2度スナックが出てきました。
朝のスナック。 中身はジュースとクッキーとピーナッツ。 お昼のスナック。以上。
ということで、昨日おにぎり15個を作り持ち込んでいます。
ちなみに、アルゼンチンではお寿司用の高いお米しかありませんでしたが、
ここチリでは普通の値段でおにぎりにできるパラパラしないお米が手に入ります。
それが、Largo Anchoという種類のお米。
そしてお米にグレードがあり、グレード1のほうがよりパラパラしません。
見た目はロング米ですが、炊くと粘り気が出て日本のお米に近いです。
チリでおにぎりを作りたい人、普通に白ご飯を食べたい人、オススメです。
そして、最近私はお鍋でお米を炊くことに一切失敗していません。
それが黄金時間と私が勝手に呼んでいる、“18分”のおかげ。
☆お鍋でお米を炊く方法☆
炊飯器で炊くのと同様、お米を洗い、お米をコーヒーカップ1杯炊くなら水もコーヒーカップ1杯というように、
何かではかりお米とお水の量を一緒にします。
お鍋はあまり大きくないほうがいいです。
蓋つきのもので。
あとは、お米を研いで水を入れ30分ほど置いた後、
炊きます。
ここから18分を計り始めます。
ふたをしたお鍋を火にかけます。
最初は強火。
ふたがガタガタするほど水がぐつぐつしたら、弱火にします。
めっちゃ弱火でいいです。
炊き始めてから18分経ったら火を止め、絶対にふたを開けずに20分ぐらい蒸らすだけ。
で、炊飯器より早く炊けちゃいます♪
この技かなり海外では役に立ちます!
最初は失敗するかもしれませんが、お鍋の大きさや弱火具合などをいろいろ試してみて下さい。
でも、18分は最強です。
かなり話は飛んで行ってしまっていましたが、
おにぎりを食べる私たちを乗せたバスの車窓の景色は、
遠くに見えるのはアンデス山脈だと思います。
去年大ニュースになったチリの鉱山落盤事故があった、近郊の町コピポアも通過。
そして、アタカマ砂漠に突入。アタカマ砂漠は南はラ・セレナから北はアリカまで続く砂漠。
右側には砂漠とアンデス山脈、 左には砂漠と海。ナミビアで砂漠の隣に海があるのが不思議だと思いましたが、
ここでも砂漠と海がくっついていました。
そんなアタカマ砂漠を進み、
アントファガスタの町に立ち寄り。そして再度砂漠。
遺跡なのかただの廃屋なのか・・・ここら辺からインカ帝国の影響のあった地域なのですが。。。
どんどん日が傾いてきて、バスの横には、
UFO!?
バスの影がこんな形になっていました。
日本でもこんな影が見えますか??
夜21時。
予定通りCalamaカラマに到着。
今回は宿を予約していません。
私たちこの旅初の重たい荷物を背負い歩きまわっての宿探し。
4人はとぽとぽ暗い街の中を歩きます。
とりあえず、誰かに教えてもらった宿に行ってみると、ばらばらの部屋しかあいてないと言われ、
その後4,5軒めぐりましたが、カラマの宿はどこも高い。。。
ということで、最初の宿に戻ってきました。
町の中心に近いNativo Hostel。
どういうわけか、ツインの部屋と、ダブルベッドのシングル部屋に2人入っていいよということで、無事宿が決定。
私たちのシングル部屋。1部屋10000ペソ(約1500円)で泊れちゃいました♪
移動と宿探しで疲れた私たちは、とりあえず明日の打ち合わせをして、就寝でした。
やっぱり移動は好きになれません・・・。