レンフェに乗ってトレドへ スペインその21

2011年8月9日 火曜日

今日は初めてスペインで電車に乗りました。

スペイン国鉄Renfeレンフェの高速鉄道、AVEアベに乗り、Malagaマラガから首都Madridマドリッドに向かいました。

2年ほど前に新築されたマラガ駅はとっても綺麗。

駅の中には大きな電気屋さんからファッション関係のお店まで、いろんなお店が入っています。

そして駅の中にはWiFiもあります。

ちなみに、前日ネットから切符を買おうとしたのですが、レンフェの使っているサーバーに問題があり、買えませんでした。
スペイン以外の国のクレジットカードではなかなか買えないようです。

直接駅の窓口に行き、マドリッドで乗り換えた後の本日の最終目的地、Toledoトレドまで切符を買おうとしましたが、マラガでは買えず。
マドリッドからトレド間も同じくスペインの国鉄レンフェを使用するのに、マドリッドでしか買えないようです。

電車に乗るときには簡単に荷物検査があります。

こちらがAVEの車両。
2008年にコルドバ-マラガ間が延長されたそうで、まだまだ新しい線です。

電車の中はこんな感じ。
全席指定です。
詳しくはKazuの記事を読んで下さい♪

マラガからマドリッドまでは約2時間半。
日本の新幹線より座席が広くゆったりです。

マドリッドでAVEを降り、Toledoトレドに向かいます。

ここからが大変でした。
マドリッドは、アトーチャー駅に到着したのですが、アトーチャー駅には、私たちがマラガから乗ってきた高速列車AVEアベ、これからトレドに向かうために乗る短距離高速列車Avantアバント、都市近郊線のCercaniasセルカニアスなどなどレンフェの運営する路線がいくつも乗り入れ、それぞれ各自の改札、券売機があるので、初めてやってきた私たちは、迷いました。

いや、迷って当然だと思います!

とりあえず、いろんな人に聞き、トレド行きのチケットが買える窓口を発見。
紫色の看板のRenfeの窓口です。

窓口の外には券売機がありますが、スペイン語しかなく、わかりませんでした。。。

窓口のところで、受付番号発券機から呼び出し番号の書かれた札を取ると、今の呼ばれている番号と自分の番号の間には40の差が。。。結局チケットを買うのに30分かかりました。

その後も改札がわからず・・・

トレド行きの改札は、窓口の横の通路を進んだ奥にあります。

なんとか、無事トレド行きの電車に乗れました。

トレドとマドリッドを結ぶ近距離高速列車アバントの停車駅はトレドのみ。
降り間違える心配はありませんw

マラガから乗ったAVEアベを新幹線のぞみと例えるならAvantアバントはこだまでしょうか。
そんな感じで少し設備も劣りますが、快適さは変わらず。

マドリッドを出て30分後、本日の目的地Toledoトレドに到着しました。

電車を降りて、さっそくキュン。

駅舎がかわいい!!

外側だけでなく、駅の中もステンドグラスがたくさんありかわいい。

窓口のガラスまでかわいい。

さっそくトレドの紹介を♪

トレドはマドリッドの南西71キロにある街です。
かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地。
「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されています。
現代化をまぬがれ、古代ローマから西ゴート王国、後ウマイヤ朝、スペイン黄金時代といった2千年にわたる文明の痕跡を残していること、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教による異文化の混合がムデハル建築に示されていることなどが評価されています。
また、ルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家のエル・グレコが活躍した町としても有名です。

駅の中のインフォメーションで地図をもらい、私たちは世界遺産の中、旧市街に向かうため、駅の横のバス停から、市内バスに乗り旧市街に向かいました。

鉄道駅から旧市街に向かにはPlaza Zocodoverソコドベル広場行きのバスに乗ります。
ソコドベル広場行きは5,11,61,62番のバスです。

約10分後、終点で降りるとそこはもう旧市街の中です。

旧市街の中のバスターミナル。

バスターミナル横の駐車場の上に登る階段を上がると、エスカレーターがあり、楽に、坂の上へ♪

そこから、3分ほど坂を上ると、Plaza Zocodoverソコドベル広場に着きました。

旧市街の中にあるユースホステル(以降、ユースと略)に泊まるため、まずはユースに向かいました。
ソコドベル広場からさらに坂道の上を目指し、アルカサルの横を歩いていきます。
アルカサルを過ぎたところで道は左に曲がっているので、まっすぐ歩いてきた道の突き当たりにあるホテル横の細い階段を下りた正面に私たちの泊まったユースLos Pascualesに着きます。
ユースの詳しい情報はkazuの記事を読んでみてください♪

私は写真でユースをご紹介。

6人部屋。

キッチン。
といっても電子レンジしかありません。

キッチン横の談話室?リビング。
まだ明るかったので、荷物を置いて、トレドの旧市街をプラプラしてみました。

本格的な観光は明日するので、ユースから徒歩3分ほどで着く、旧市街の目玉カテドラルに到着しました。

カテドラル入口

ぐるっとカテドラルを回ってみましたが、全体像はなかなか見れませんw

これが精一杯でした(笑)

このトレドに来たかった最初の理由はこのカテドラルでした。
というのは、セビージャを訪れたときに見たカテドラル、そのカテドラルの“大きさ”でのライバルがこのトレドのカテドラルだったのです。

どちらがスペイン一の大きさなのかまだ決着がついてないようです。
ただし、どちらかが世界で3番目に大きいカテドラルだということは決定しています。

カテドラルを見た後は、地図を見ずにプラプラ。
おいしそうなタパスやさんを探しましたが、観光客用のようなタパスやさんしか見つからず。

日が暮れそうなころ、ユースに戻り、教えてもらったバーに向かいました。

そのバーはEnebroエネブロという名前で、ソコドベル広場横のトンネルを抜け、階段と坂道を下り2本目の通りを右に入った突き当たりにありました。

ここはグラナダのタパスやさんと同じシステム。
飲み物1杯注文すると、食べ物がついてきます。
ビール1杯とジュース1杯で約5ユーロ。

ついてくる食べ物はフライドポテトとパン系のもの1つずつです。

ちなみに2杯目をオーダーしても、3杯目でも同じ食べ物です笑

安く上げるにはもってこいでした笑

明日の観光に備え、今日は早めに就寝。
おやすみなさ~い♪

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