1日で世界遺産のセゴビアとアランフエスへ スペインその24

2011年8月12日 金曜日

本日はかなりの弾丸です。
いや、いつもか。。。

マドリッドから日帰りで行ける世界遺産を1日で2箇所行ってみたいと思います。
普通に聞いたら行けそうですが、この2箇所マドリッドの北西と南東。
真反対の場所にあります。

まずは、マドリッドの北西87キロの場所にあるセゴビアから。

セゴビアへは、マドリッドのプリンシぺ・ピオ駅の隣にあるバスターミナルからセゴビア行きのバスに乗り1時間15分。

バスターミナル。

チケット売り場。
左側がセゴビア行のバスの売場です。

チケット。
片道7.3ユーロ。

本日1つ目の街Segoviaセゴビアに到着しました。

セゴビアについて。
セゴビアの旧市街は長く狭い高台の上に壮大に位置している。
大聖堂、古代ローマの水道橋、アルカサルなどの名所があり、眼下には田舎の景色が広がっている。
セゴビア旧市街と水道橋が世界遺産に登録されている。

左右に教会を見ながらバス停から水道橋へ。

セゴビアのバスターミナルから中心地、水道橋までは徒歩約5分です。

セゴビアの水道橋。
紀元1世紀ごろに造られた水道橋。
スペインの水道橋としては最大の規模で全長728m。

とっても大きいです。

これが2000年以上前に造られたなんてびっくりです。
こんな大きな岩を運んで、人の力のみで上のほうまで積み上げるなんて…
これを見れただけで、来た甲斐がありました♪

水道橋横の階段を上り上から水道橋を見下ろせます。

そして階段を上がったところはもう旧市街の中。

街中にはたくさん看板が立っていて迷うことなく、アルカサル、大聖堂にいけます。
その看板に日本語表記もあります。
もちろん日本語があって助かるという方もいると思いますが、海外に来て道案内の看板に日本語が書いてあったらちょっぴり残念な気持ちになるのは私だけでしょうか。。。

メイン通りをまっすぐ進み、大きな広場に着けば、セゴビア大聖堂が見えます。

16世紀から18世紀にかけて建てられたゴシック様式の大聖堂です。

大聖堂より旧市街をさらに奥へと進むと行き止まりに、アルカサルがあります。

このアルカサルは2つの川の間の岩山に建てられているお城で、ディズニー映画『白雪姫』の城のモデルになったそうです。

このアルカサル横から北のほうを見ると断崖と住宅、そして教会が見えます。

この教会あはラ・ベラ・クルス教会で、テンプル騎士団によって建てられた教会だそうです。

旧市街を東から西まで歩き、セゴビアの観光は終了笑

バス停に向かう途中で見た旧市街。

バス停近くのタパスやさんで昼食を食べアランフエスに行くためマドリッドに戻ります!

セゴビアの滞在時間は2時間半でした。。。

とっても素敵な街なのでぜひマドリッドを旅される時はセゴビアも寄ってみてください♪
ただし、せめて4時間くらいは滞在時間がほしいなと思いました笑

マドリッドまでは同じバスで戻ります。
マドリッドの北にあるチャマルティン駅からセゴビア行の電車も出ています。
ただし、セゴビアの駅はちょっと町の中心から離れています。
時間短縮のためにはバスがお勧めです♪

マドリッドのプリンシぺ・ピオ駅に到着し、ここから地下鉄でアトーチャー駅に向かいます。

アランフエス行きの電車は近郊線セルカニアスC-3線です。
マドリッド市内の北にあるもう一つの大きな鉄道駅チャマルティン駅からこのC-3は出発し、アトーチャー駅を経由して、アトーチャー駅からは約50分でアランフエス駅に到着します。
料金はアトーチャーから往復6.7ユーロでした。

16時ごろ本日2つ目の街Aranjuezアランフエスに到着しました。

アランフエスとは。
アランフエスは、マドリッドから南に48kmの位置にあります。

スペイン王室の宮殿と庭園が有名で、世界遺産にも登録されています。
アランフエスのPalacio Real王宮は、16世紀にフェリペ2世の命で建設が始められ、18世紀のフェルナンド6世の治世に完成し、カルロス3世によって拡張されました。

王宮からタホ川に沿って広がる庭園は、森や庭からなり、多くの泉や像で飾られています。
庭園は王宮正面の「パルテレ庭園」、タホ川と人工の川に囲まれた「Jardin de la Isla島の庭園」、タホ川に沿って延びる150haの「Jardin del Principe 王子の庭園」などからなっています。
この庭園はかつては王室の農業試験場でもあり、スペイン黄金時代に世界から集めた植物が栽培されていました。

アランフエスの駅を出て歩くこと約15分。
王宮の裏側に到着しました。

観光客が見当たりません!

ふと王宮横を見ると、セゴビアで乗ったような観光用トロッコが♪
このような乗り物はスペイン各地にあり、チキトレンというそうです。

順路を見ると、見所すべてを回るようなので、これで観光することに決定!笑

料金は大人1人5ユーロ。
毎時ちょうどと30分に出発するようです。

このチキトレンで王宮の周り、そしてとっても広い「王子の庭園」横をまっすぐ走りその庭園の中へ。

この庭園の中はとてつもない広さ。
そして、庭園の外と中ではかなり気温に差があり、庭園内は涼しくさわやかでした。

チキトレンはこの王子の庭園内の見所2箇所で止まり、降りて見学ができます。
ただし乗ってきたトロッコは行ってしまうので、次(もしくはそれ以降)のトロッコにチケットを見せると乗車できます。
この停車する2箇所はMuseo de Faluas Reales王家の小舟博物館とCasa del Labrador農夫の家です。

Museo de Faluas Reales王家の小舟博物館

Casa del Labrador農夫の家


庭園内の道はアスファルトではないので、チキと蓮に乗ったままとった写真はほぼすべてぶれています。。。
私たちの持ってきたガイドブックには、半ページしかアランフエスの情報が載っていませんでしたが、そのガイドブックがお勧めしてくれているところすべてこのチキトレンで周れました。

ちなみにチキトレン以外にもタホ川のクルーズも観光手段としてあります。

約50分のチキトレンの観光は終わり、チキトレンを降りて少し王宮の周りを散策しました。

王宮横の建物。

王宮の正面にあるパルテレ庭園。

島の庭園横のタホ川。

島の庭園。

島の庭園横の人工川と王宮。

王宮と庭園、そして閑静な住宅街のアランフエス。
王宮好きにはお勧めですが、正直、世界遺産をとりあえずたくさん見たい私たち夫婦のような方以外には、マドリッドから日帰りで行くなら、トレドかセゴビアがお勧めです!笑

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