世界遺産のソチカルコ メキシコその3

2012年3月12日 月曜日

今日から数日間メキシコ・シティ周辺にある世界遺産を巡ります。

その第1弾目の今日は、Xochicalcoソチカルコ遺跡!!

宿の管理人さんに「行ったことありますか?」って聞いたら、
「どこ、それ!?」という反応。。。

行ったという人も聞いたことがないと。。。

この時点でかなり怪しかったのですが、みんなが行かないところだからさらに冒険心で行ってみたくなっちゃったのです。

ソチカルコ遺跡とは。
Xochicalcoとは、ナワトル語で「花々の館」という意味。
モレーロス州のクエルナバカ近郊の丘陵にある城塞都市遺跡。
ソチカルコは、テオティワンカンが滅亡し都市間の抗争で動乱したメキシコ古代文明の古典期の紀元後650~900年という短い期間に栄えた707ヘクタールにも及ぶ巨大遺跡。現在も、わずか10%しか発掘されていない。

ソチカルコは、テオティワカン、モンテ・アルバン、パレンケ、そして、ティカルなど偉大なメソ・アメリカ(現在のメキシコ北部からホンジュラスやエルサルバドル辺りまでの地域)の都市が衰退した後に新興勢力として台頭した。
マヤ文明とも深い交流があり、その後のアステカ文明にも大きな影響を与えたトルテカ文明の政治、宗教、そして、商業の中心地として栄えた。
ソチカルコの建築と美術は、神殿の壁面の羽毛のある蛇(ケツァルコアトル)の彫刻や神聖な宗教儀式が行われた球戯場の側壁の装飾に見られる様に、従来のメソ・アメリカの様式とは一風異なった、文化的、或は、宗教的要素を持っており、現在も非常に良い状態で保存されている。

メキシコ国内ではトップ5に入る訪問者の多い人気遺跡である。

だそうなのですが・・・
観光客いませんでしたよ!

説明はここまでにして、ではソチカルコへの行き方から。

まずはメキシコ・シティから抜け出すために、バスターミナルへ。

メキシコ・シティはかなり大きな街。
そのため?バスターミナルが東西南北に1つずつ。
私たちはメキシコ・シティより南に行きたいので、南バスターミナルへ。
地下鉄2号線に乗り終点のTasqueña駅に南バスターミナルは隣接しています。


電車を降りてバスマークに従っていくと見えたバス達。

もしかして久しぶりにこのオンボロさん達!?と、思っていると、


もう少し奥にとっても立派なバスターミナルがありました。

バスの表示に従って進み、
駅の建物から出て陸橋になったら、階段を降りて左のほうにあります。


Pullman de Morelos社のバスでクエルナバカという街に行きそこで乗り換え、とガイドブックには書いてあったのですが、カウンターで「ソチカルコに行きたい」というと、Miacatlanミアカトラン行きのバスに乗り、途中で降ろしてもらえば行けるよと言われチケットを1人105ペソ(約735円)で購入。

「バスを降りたら遺跡までは5分」だからという言葉を信じて。

11時過ぎ、


ドライバーさんにソチカルコに着いたら教えてもらえるようにお願いし、普通に快適なバスに乗り込みました。

12時40分、ドライバーさんに教えてもらい、


ソチカルコはあっちという看板の前でバスを下車。

が・・・

何もないんですが。。。

ちょうど同じ所で降りたおじさんが「遺跡に行きたいの?」と声をかけてくれました。

でも、私達声をかけてきた人は信用しないと決めています。
恐る恐る遺跡まで歩けるか聞くと、
「4キロ先だよ。歩いたら1時間半くらいかな。」
と。
そして、遠くの山のてっぺんを指して「あれがピラミデ(ピラミッド)だよ。」と教えてくれました。

確かに山の上にお城の石垣のようなものが。

絶対歩いては無理!!

タクシーなんて走ってるはずなんて・・・
と、思ってたらちょうど反対車線にタクシー。

おもいっきり手を振って止めました。

良かった。。。

バスを降りたとこから遺跡までタクシーで約10分、25ペソ(約175円)なり。

安い!!

もしかしたらメキシコは南米のように観光客からぼったくろうとする国ではないのかも!!
そして、さっき声をかけてくれたおじさんも、何の要求もなく笑顔で「バイバイ」って。

メキシコ人はもしかして信用できるのかも♪

と、2人で話している間に山の上の遺跡に到着。

帰りも迎えに来て、バス乗り場まで連れていってくれるというタクシードライバーさんを恐る恐る信じ、2時間後に会う約束をして、まずは博物館の方へ。

遺跡から約200mほど離れたところに博物館があり、そこで遺跡の入場券が買えます。

遺跡入場と博物館の共通チケットで51ペソなり。
早速博物館から。


ソチカルコ遺跡の模型。
ほんとにお城の石垣みたい。


発掘されたものが並ぶ博物館の中。

ここからは展示品をいくつかご紹介します♪


石でできたマスクと首飾り。


正座している石像。

手がなんだか可愛いのですが(笑)


ヒトデ!?
結構海から離れてますが・・・


ジャガーかな・・・?


シーサー!?
カワイイ♡


腰に手を当てて怒ってる?


装飾されていた色もちょっと残っていました。


何もモチーフだかわかりませんがカワイイ☆


出っ歯!


これなんだと思います??
Kazuはお金って言っていましたが、1mくらいあります。

遺跡の中にある球技場にあったものだそです。
ゴールかな??


ガイコツのネックレス。
細かい彫りです。


型とお面?


おそらくお鍋なのですが、よーく見てください。


なんかいる!(笑)

これは素でやっていたのでしょうか、ユーモアのセンス!?

博物館の展示品が面白かった♪


次は遠くに見える遺跡の方へ。


近づいてみると・・・あれ?

遠くから見ていたらかっこよかったのに・・・


がっつりセメントで固められ、修復跡がまるわかりなのですが・・・

ここから私の頭の中では、「コンクリート・ロ~ド、どこまでも~ 森を切り~ 谷を埋め~・・・」という、耳をすませばの雫ちゃんが作ったカントリー・ロードの替え歌が、この遺跡のテーマ曲として流れていました。


本当にこれが世界遺産なのかと疑問に思いつつ階段を上がります。


グランピラミッド。

このあとたくさん見るであろう中米のピラミッドの1つ目は、コンクリートでガチガチに固められたピラミッドでした。


ピラミッドの横から。


ピラミッドから見下ろすとこんな感じ。

手入れはされているのですが、なんだか残念な感じ。。。


確かに1000年以上前のものだから壊れていないはずはないのでしょうが、もう少し自然に見えるような修復っていうのはダメなのでしょうか。。。

もしかしたらこのあと自然に見えるようにされるのかもしれませんが。。。


浮き彫りされた石が並ぶスロープ。


上から見た球技場。
ここであの大きな輪っかを使った競技が行われていたそうです。


真ん中の神殿が1番の目玉。

それにしても、貸切状態!!
本当にここがメキシでトップ5に入る訪問者の多い人気の観光地なのでしょうか。。。。。


ケツァルコアトル神殿(Piramide de los Serpientes Emplumados)
ソチカルコの中央広場(Plaza Principal)にある、中規模のピラミッド。
神殿を囲むように8つのケツァルコアトル神が描かれており、保存状態が非常に良い。
他の神殿や建物はシンプルなデザインが多いのに大して、ケツァルコアトル神殿がもつレリーフはマヤ文化を取り入れた繊細なデザイン。


こちらがケツァルコアトル神。

ケツァルコアトルは、アステカ神話の文化神・農耕神。
マヤ文明ではククルカンという名で崇拝されていた。

ケツァルコアトルの名は、古代ナワトル語で「羽毛ある蛇」(ケツァルが鳥の名前、コアトルが蛇の意)を意味し、宗教画などでもしばしばその様な姿で描かれる。また、白い顔の男性とも考えられている。


これは見ごたえアリ!!


遺跡上部に描かれた人々は、メソアメリカ各地の知識人で、彼らがこのソチカルコに集い、天文学に関するサミットが行われたと言われており、一部にはカレンダーを修正している動きが彫られている。


これが知識人=神官のようです。

xochicalco

こんなにキレイに残っているのはスゴイ。

そうそう、ガイドブックで紹介されているソチカルコ遺跡の写真はこのレリーフのアップだけ。
他の遺跡は全体像なのに。

その理由も、ここに来て納得しました。


顔の横にあるのはどうやらフキダシで、何かをしゃべっているということを表しているようです。


ケツァルコアトル神殿と広場を挟んで反対側にあるのはアクロポリス。


これだけ見れば廃虚だとしか思えない・・・。

正直、遺跡好きですが、ここはいかがなものかと。。。

ドライバーさんとの約束の時間より30分も早く見終わっちゃいました。

15時前にタクシーがやって来て、メキシコ・シティ行きのバス乗り場まで連れていってもらいました。

私達が来るときに降りたところはバスに乗れるという保証が無いので、バス会社の人のいるバス停まで。

遺跡からはタクシーで約30分、50ペソ(約350円)でした。


高速道路入口にあるバスのりば。

メキシコ・シティ行きのチケットを1人100ペソで購入し、バスを待ちます。


さすがにお昼間に外を歩いたので暑かった。。。
かき氷で休憩。


このバスに乗ってメキシコ・シティの南バスターミナルに戻って来ました。

世界遺産巡りの初日がちょっと残念な結果になりましたが、
気を取り直して、明日はでっかい遺跡、テオティワカンに行きます!!

コンクリート遺跡ではないことを祈って。

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