モロッコの客引きと自称ガイドへの規制

2011年8月3日

最近当局の規制が弱まっている=観光客(特に日本人)にとってはあまり嬉しくない。

トルコやモロッコ、エジプトなどの観光地に行くと、ずっと何かしらの声を掛けられ続けます。
それは、英語や中国語、フランス語やスペイン語、そしてもちろん日本語も使われます。
観光名所や市場、駅など必ずどちらかが「寄って」きます。
また、単純に日本語使ってみたい、知っている日本語でちょっとちょっかいを出してみたい。という人(子供)もたくさんいます。

正直言ってどちらにしても、大抵の場合私たちにとっては「ウザイ」以外の何ものでもありません(笑)
モロッコの場合、高いモノを買わされるか、チップを要求される程度で、
身に危険が及ぶ可能性は少ないので慣れてしまえば、問題ないと言えば問題ない。

ちょっと小耳に挟んだ話では、昔に比べて自称ガイドや客引き行為などが増えているらしいです。
観光客にはあまり良い印象は与えないので、国としてはもちろん取り締まりたい、以前は結構取り締まっていたのですが、最近はその圧力が弱まっているとのこと。
理由は、近隣国でデモ行動が起こっているため、あまりきつくやりすぎると国民が反発して同様のことが起こりかねないからだそうです。。。

アフリカ大陸の中では裕福な国とはいえ、観光国としての魅力とEUとの兼ね合い等で急速に発展し、秩序や規制が追い付かないことも大きな要因なのでしょう。

ただし、観光客が多く行くような場所を除けば、声を掛けてくれる人の8割方は親切な人たちです。
また、「変な目的」を持ってモロッコに行く日本人もいるので、こちらにも非があることも事実です。

フナ広場での一枚。思わず少しの間見物してしまいました。

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