2011年12月7日 水曜日
“世界一綺麗な林道”という言葉を使うのも今日が最後。(予定)
ビジャ・オヒギンスを目指してアルゼンチンから峠の国境を越えて2日かけて移動し、
ビジャ・オヒギンスから約550キロ、バスの窓からの景色を楽しみながら“世界一綺麗な林道”カレテラ・アウストラルを2日間北上してきました。
そして、今日はこのカレテラ・アウストラルに別れを告げ、チリの沿岸を船の上から楽しみます。
私、楽しめるのかな…?
だって、乗船時間26時間ですよ。
カレテラ・アウストラルに入る前日、ビジャ・オヒギンスのホステルでカレテラ・アウストラルをどう北上するか考えていた時。
いや、考えていたのはKazu。
そう、Kazu。
彼が目に着けたのは、地図に載っていた海の上の点線。
点線。それはフェリーの航路。
また、ここで彼の本気が発揮され、その日のうちにいくつかの航路を調べ上げ、
その場にいた船酔いする3人(私、あっちゃん、マサ君)は、“魚介類が安くいっぱい食べれる”チロエ島に行けるということに目がくらみ、なぜかいくつかの航路のうち一番長い、26時間の航路を行くことになったのです。
そして、コイアイケの町に着いた昨日、町の真ん中にあるフェリー会社“Naviera Austral”に行き、無事チケットを手に入れたのでした。
前置きが長くなりましたが、
そして本日。
朝、8時。
この町から別の道を進むキミちゃんとお別れし、あっちゃん&マサ君夫婦と私たち4人は、バスターミナルへ。
フェリーが出るPuerto Chacabucoプエルト・チャカブコまで、バスを乗り継ぎ向かいます。
8時30分、
カレテラ・アウストラルのルピナスもすごかったですが、この沿道のルピナスの量が見たことがないほどの量。紫色のは全部ルピナス。半端ない!!
なんて、景色を見ているうちに、
ここから、フェリーが出る、Puerto Chacabucoプエルト・チャカブコまでバスに乗り換えます。
ドライバーさんに「チャカブコに行きたい」というと、バスが止まった後ろの交差点を指さして教えてくれました。
ドライバーさんに教えてもらった通りに行くと、Puerto Chacabucoと書かれたバスが。
ダッシュで飛び乗りました(笑)
どこで降りればいいのかわからず乗っていましたが、
ここに到着。
全く心配いらず。
船の目の前で降りれますw
12時、予定通り船は出港。
乗客は???ほとんど空席!!
エアーマットレス持ち込んで膨らませてるおじさんいるし!
そんな状況で船は出発し、
島が点在する内海をのんびり進んでいきます。お昼ごはんのおむすび。いや、お昼ごはんだけではありません。
26時間の乗船時間、おむすび18個持ち込みました(笑)
船の中ではずっと映画が流れていますが、スペイン語吹き替え。
景色も見飽き、やることありません。。。
特に景色は変わらず、
21時過ぎ、サンセット。綺麗な夕焼け。船員さんも自前のデジカメを取り出し、写真を撮るほどの夕焼け。夜中、突然揺れ始めました。
気持ち悪い!!!!
ここまで順調に船酔いせずに来たのに。
急いで寝袋にくるまり、座席3席に横になって就寝でした。
明日のお昼2時まで、私は生きていられるのか!?