南部アフリカぐるーっとキャンプ旅 Day21; アプリコット色した世界最古の砂漠に登った! ナミビアその8

2011年11月2日 水曜日

夜中に目が覚めました。

1度寝たら起きない私が。

私を起こしたもの、それは。。。

風!!

暴風!

テントが飛ぶのではないかというくらいの風。
(実際に朝、テント飛ばされてる人がいましたが。)

目が覚め、ふと、顔を触ると・・・ザラザラ。

ピラミッド型のテントの4方の幕をしっかりチャックを閉めているにもかかわらず、一番下のあいている隙間から、蚊用ネットも越えて砂が入り込んでいたのです。

ここは、ナミブ砂漠のすぐ近く。

寝袋の中も砂だらけ。。。

諦めて寝ました(笑)

4時15分、起床。

辺りは真っ暗。
早起きした理由は、

日の出と共に、砂漠が真っ赤に染まっていく姿を見るため。

4時45分、テントをそのままにして、キャンプ場出発。

ここからはナミブ・ナウクルフト公園の中に入ります。

が、入口で中に入れてもらず、30分足止め(笑)

やっと公園内に入れたトラックは、前を走る車をどんどん抜かし、

辺りが明るくなった、6時前、一番景色がきれいと有名なDune45に到着。
Dune(デューン)とは砂丘のこと。

この、砂丘を登ります。

これがしんどかった。。。
高さ約150mの砂丘が遠くからは小さく見えたのに、上っているとかなり大きく感じられました。

「分厚い靴下で登るといいよ」と、ツアーリーダーにアドバイスされていましたが、分厚い靴下を持っていないので靴のままで登りました。

が。。。

想像通り、靴の中が砂だらけ。

途中から靴を脱いでくつ下で登りましたw

足がすごくとられます。

風もかなり強い。
砂の粒が細かいので、カメラを持っていったら壊れる確率高しです。
私たちのグループの中のカメラ3台が壊れましたw

ビニール袋などにいれて持っていくことをお勧めします。

先頭が一番大変で、どんどん先頭が変わっていきますw

休憩しながら、もうすぐ頂上というところで、朝日が出てきそうだったので登るのをやめました。
しんどいというのが大きな理由ですがw

日の出待ち。
79歳のおばあちゃんは私たちの後ろを通り過ぎ、頂上を目指していきます。
すごい!!

あ~~出てきた。

太陽も真っ赤。

そして、どんどん砂漠の色が赤くなっていきます。

砂がキラキラしています。

はあ~~。綺麗。

振り返るとこんな感じ。
そんなきれいな景色を楽しみながら下山。

みんなが歩くので、きれいな三角を撮れないのですが。。。

砂紋がステキ。


下から見たDune45。

と、ここで。
今日は予備の、防水防砂のカメラを使っていますが・・・
ここで電池切れ。

え~~~~!?

とりあえず、朝ごはん。
のんびり、アプリコット色の砂漠を楽しんだ後、さらに砂漠の奥へと進んでいきます。

そもそもナミブ砂漠とは。

ナミブ砂漠とはナミビアの大西洋側にある砂漠で、面積はおよそ50,000km²。
約8000万年前に生まれた世界で最も古い砂漠と考えられている。

そしてこの美しい砂漠は毎年数メートル東へ移動しているらしいです。

このナミブ砂漠の最奥部と言われているのが、ソススフレイ
このソススフレイの砂丘は、最大で330mにも達する世界最大級の砂丘。

Dune45から奥へと進むこと約15分。

駐車場に到着。
ここから最奥部といわれる場所にはオプション参加となりました。
1人100ナミビア・ドル(約1000円)なり。

オプションに参加した12人で、駐車場から専用の四駆に乗りこみ、約20分。
デッドフレイ(Deadvlei)と書かれた看板の前で下されました。

デッドフレイとは、死湖、つまり枯れた湖のこと。
地下の川の流れが変わってしまったために、水が干上がってしまったかつての湖の跡地がこの先に。

車を降りて歩くこと、約1キロ。

遠い!!

砂漠の中をひたすら前へ。

そして、そこにはここまで来た甲斐がある光景が。

電池切れのカメラが最後の力を振り絞ってくれたのがこの写真↓

赤い色をした砂丘に囲まれた、白の大地に、黒の枯れ木が。
そして、空は真っ青。

なんだかコントラストがステキ。

何度も砂嵐に襲われつつも、景色を満喫し、また1キロ歩いて駐車場へ。

30分以上待ってやっと来た四駆に乗り込み、2カ所目へ。

2カ所目の見どころは、“川”だそうですが、
駐車場に着くと1時間以上も四駆の専用車を待っているという人たちがたくさん。

これ以上トラックに残った人たちを待たせれないと判断した私たちは、
2カ所目の見どころを見ずに、トラックの止まっている駐車場へと戻ったのでした。

11時半、キャンプ場に戻り、テント回収。

テントの中にアプリコット色の砂をたくさん積めたまま、トラックに詰め込み、

12時、キャンプ場出発。

出発してすぐにトラックが故障w

作っておいてくれたお昼ご飯を食べているうちに、故障をドライバーさんが直してくれて、

改めて出発。

途中小さな町のショップでお買い物休憩。

走り出してすぐに停車。

今度はパンクでした。

今日はトラックがついてない日のようですw

17時30分、やっとBethanieという町にある本日のキャンプ場、Konkiep Lapaに到着。

長い1日だった。

このキャンプ場ではアップグレードも可能。

バーも併設。

プールはあるけど水がなしw

19時40分、夕食。


本日のご飯はステーキ。

そのお肉は・・・

クードゥー。
(角がねじれている大きな鹿のような動物)

ゲームミートに初挑戦でした。

ステーキはやっぱり牛肉がいいな(笑)

昨日のキャンプ場から運んできたアプリコット色の砂をテントから掃出し、爆睡でした♪

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