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2012年2月21日 水曜日

ガラパゴス諸島滞在2日目の今日。

ベッドで寝れるのは幸せだ!!

朝からこんな広々したテラスで朝ごはん。

Kazuは毎日日課のラジオ体操しています(笑)

パン、目玉焼き、・・・真っ黒なバナナの朝食w
念のため…ガラパゴスに真っ黒なバナナがあるわけではなく、完全に傷んでいるだけです!
(うちのお母さんなら、そんなバナナがあるんだ~って納得しちゃいそうなので、一応。。。)

ご飯を食べ始めるとお客さんが。

日本のスズメ的存在なフィンチ。

全く人に怯えないので、等倍でこの写真がとれちゃいました。

そうそう、ガラパゴスで1晩を過ごし、びっくりしたことが。
ここガラパゴスは赤道直下なのに涼しいんです。
太陽の光に当たるとかなり暑いのですが、日陰や朝、太陽が沈んだ後はかなり過ごしやすい気温です。
赤道からかなり離れた日本の夏よりかなーり涼しい!

理由は寒流のフンボルト海流のおかげだそうです。

観光日和!!
朝ごはんをしっかり食べた後は、いざガラパゴスゾウガメさんに会いに!!!

私達が滞在しているサンタ・クルス島のプエルト・アヨラでは、歩いてゾウガメさんに会いにいけるのです。
しかも無料♪

その素晴らしい施設が、チャールズ・ダーウィン研究所
町中から約1キロ離れています。

ちなみに野生のゾウガメさんに会うのは難しいそうです。

チャールズ・ダーウィン研究所を目指して海沿いをてくてく。

この海沿いのチャールズ・ダーウィン通りには可愛らしカフェや、おみやげ屋さんが。
のんびりした雰囲気が漂っています。

町の東には小さな漁港も。

漁港の前には小さな市場があり、地元客で賑わっています。
宿にキッチンが付いてれば、絶対お魚買ったのに(泣)

お魚食べたい!!

って、お魚じゃないし!!

いやいやいや・・・

ここ市場ですよ。
いくら人を怖がらないからって・・・。

かなり気になる市場ですが、太陽が強烈な熱を発しだす前にゾウガメさんに会いに行かなくちゃ。
また帰りに寄るからね!!

町の中心から徒歩約30分。
チャールズ・ダーウィン研究所は国立公園の中にありました。

ガラパゴス諸島全体(陸地)の約97%にあたる部分がガラパゴス国立公園に指定されています。
残りの約3%は島民の居住区や農地など。
国立公園内には、資格を持ったナチュラリストガイドの同行がないと、一般の観光客は入ることができません。

と、聞いていたので、
恐る恐る足を踏み入れた私達。

ここはナチュラリストと一緒じゃなくてもいいようです;

観光客いない!

でも、あの方が。

おはようございまーす!

あ、スミマセン。。。通らせて頂きます!

そこら中にトカゲがいます。

こんなに顔が赤い子まで。

ゾウガメやイグアナさんの食料のウチワサボテン。
木みたい!!

ビジターセンターでちょっと予習。

いよいよ!!

ガラパゴスゾウガメの赤ちゃんたち。

ここチャールズ・ダーウィン研究所は、1964年に開設され、各国からさまざまな分野のエキスパートが集まり、エクアドル政府管轄のガラパゴス国立公園管理局とともに、世界自然遺産であるガラパゴス諸島の生態系を残すべく、調査・研究・保全を行っています。

その1つがガラパゴスゾウガメの繁殖。

個体数が減少している島から親を連れてきて産卵させ、数年間飼育したのち再び島へ帰すといった地道な活動が行われているそうです。

ミニゾウガメ達。
ゾウガメなのにちっちゃい!
当たり前なのですが・・・

ちょっと大きくなったミニゾウガメ。

ガサガサと、音がするので下を見ると、のんびり歩くゾウガメさん。

会えた~~~~♡
生ガラパゴスゾウガメ!

ちなみにゾウガメは、リクガメの中で世界最大のカメ。
甲羅の大きさは1mを超え、体重は250kgに達するそうです。
世界には、インド洋のセーシェル諸島とアルダブラ諸島に分布するアルダブルゾウガメと、
ここガラパゴス諸島に分布するガラパゴスゾウガメの2種類がいるそうです。

ちなみに×2。世界一大きなカメはウミガメのオサガメだそうです。

一番会いたかったのが彼!!

ロンサム・ジョージ
!

島ごとに独自の進化を遂げたガラパゴスゾウガメ。
人間による乱獲などにより、15亜種いたガラパゴスゾウガメのうち4亜種は絶滅してしまったそうです。

そして、絶滅5亜種になるかどうかがかかっているのが・・・

こちらのロンサム・ジョージくん!!

ロンサム・ジョージは、1頭もガラパゴスゾウガメがいなくなってしまったとされていたピンタ島で1971年に60年ぶりに発見された雄のピンタゾウガメ。
懸賞金がかけられ、他にこのピンタゾウガメがいないか探されたそうですが、未だに発見されていないそうです。
そう、彼が世界にたった1頭のピンタゾウガメの生き残りなのです。
彼が死んじゃうとこの種が絶滅。

ということで、1993年からピンタゾウガメに近い種の2頭のメスが同じ檻に入れられ、繁殖が期待されているのですが…
約20年間、まったく女性に興味なし!
どうやら、彼にはヤル気がないようです。
それどころか、あの位置から殆ど動きません。

ちなみに彼は推定60~90歳です。
でも、ゾウガメは100年以上生きるので、人間で言う中年ぐらいだそうです。

ロンサム・ジョージ頑張って!!

し・か・も!!
ロンサム・ジョージの目の前にはガラパゴス諸島の1つ、エスパニョーラ島に生息するエスパニョーラゾウガメがいるのですが、
この種も過去に1度、12頭のみになってしまったことがあったそうです。
この12頭の中にオスは2頭のみ。
その内の1頭、ディエゴはロンサム・ジョージとは真反対。
かなーり頑張り、現在ではエスパニョーラゾウガメは1000頭まで個体数が回復したそうです。

ロンサム・ジョージさん、ディエゴを見習って!!

こちらがエスパニョーラゾウガメのメス。
つまり数多くいるディエゴの奥さん??

残念ながらそんな良い意味での女たらしなディエゴは顔を見せてくれませんでした。

そして、ここにはもう1種絶滅が危惧されている動物が。

そちらがこのガラパゴスリクイグアナ

黄色い!

落ちていたサボテンの実を食べ始めました。
か、可愛い~~~♪

しっかり手で持っています。

このガラパゴスリクイグアナさんたち、かなり生息数が減少しているそうです。
ウミイグアナさんはたくさんいるのに~。

ゾウガメさんの集団発見!

カメラ目線ありがとうございます!
いろんな種類のゾウガメさん達。

かなーり大きいのですが、あまり写真ではわかりませんね。。。

こんな感じで見てます。


ゾウガメさんがこちらに向かって歩いてくる動画です。

いろんな人のブログでゾウガメさんのすごく近くまで近づいている写真を見ますが、
そんなことできません。
ガラパゴス諸島のルールで、動物に2m以上近づいてはいけないので、現在はできなくなったのでしょうか??

でも、これで十分満足☆

いつまででも見ていられる♪

1頭のゾウガメさんがドシドシこちらに歩いてきます。
音がすごい。
歩く音もそうですが、
近道をしようとして別のゾウガメさんの上を通ったら、大丈夫!?って心配になるくらいの、
ガシガシという音が。
それにしても、歩き方が愛くるしい。

完全に目が合いました。

お顔のドアップ。

足は恐竜みたい!
見たことないけど~

下から撮ってみました。

本日のベストショット☆

汗が滝のように流れてくるので、ゾウガメさんにお別れ。
絶対また来るね!

さらにでっかいゾウガメさんのいる囲いを発見。
でも、私同様暑いのか、木の下にいて遠い!

研究所内にはキオスクと、おみやげ屋さんもあります。

研究所内の海沿いにはビーチも。

綺麗!!
そして、よく見るとなんだか黒い影が波の上をウニョウニョ。

正体はこちらの方。
泳ぎ終えて休憩中?

ビーチから歩道に出たところに、ちょうどおうちから出て泳ぎに出かけるところ?のウミイグアナさんが。

ゴジラみたい。。。

道の反対側にも自分の家を掃除しているイグアナさん。
あ、おじゃましてスミマセン・・・。

国立公園を出て、
海沿いに伸びる町のメイン通り、チャールズ・ダーウィン通りを戻り、町の中心の方へ。

かわいい看板のお店がいっぱい。

ゾウガメさんの看板。

ハイビスカスの似合う可愛いホテルも。

なんだかガラパゴスのハイビスカスは他のところのハイビスカスより美しく見えるのは気のせい??

気になる市場に戻ってくると、
相変わらずおすそ分けを待つガラパゴスアシカさん家族。
と、大量のカッショクペリカンさんたち。

市場でさばかれるお魚の内蔵や頭の部分をもらおうと、常にお魚と包丁を持つ人の後ろを追っかけます(笑)
しかもかなーり上手に濡れたレンガの上をツイーっと!

ガラパゴスでは野生動物に餌やりは禁止されていますが、ここは別格!?
いや、もはや野生ではないのかも。。。

おじさん普通に座ってるけど、なんかおかしいからね!!

それはやり過ぎでしょ!!(笑)

どなたかが言っていましたが、本当にここは、

“世界一楽しい市場”かも!!

午後、“バケツの水をひっくり返したような”という表現がぴったりなスコール開始。

丁度いいやとお昼寝。
雨の量が半端無く、気になってねれないけど(笑)

雨の上がった夕方、かなーり涼しくなったので再度お出かけ。

サンタ・クルス島の町から行けるもう1ヵ所の見所、タートル・ベイを目指して♪
綺麗な砂浜だそうです。

船で行けると誰かのブログに書いてあったので、港で船タクシーのおじさんに聞くと、
「ツアーか100ドル払わないと行けない。」
と、言われ即却下。

しょうがない。歩いて行きます。
町の西の方にあるタートルベイ。看板が無いので人に聞きながら。

アスファルトの道が終わり、レンガの道になればそこが、タートルベイの入口でした。

看板によると、タートルベイまではトレイルになっていて、
距離2.5キロ、所要時間片道徒歩45分。
オープン時間は朝6時から夕方6時まで。

えーっと、只今17時。
片道45分、クローズまで1時間。。。
かなりの挑戦!!

トレイルの入口にあるオフィスで名前を記入。
オフィスのおじさんに、「30分行って、30分で戻ってくるんだよ。」
と、もっともな注意を受けました。
でも、中にはいれてくれるんだ(笑)

かなりの早足。
運良く?、ビーチ道のりはずっと同じ景色。
写真を撮りたいという誘惑にかられず、てくてく。

入口から20分で無事到着!!

ビーチの白さがわかりませんが、白いです。
でも、夕方に来てよかったかも。
キレー!!
ウユニの鏡張りみたい♪

かなり広いビーチのところどころにある岩場には彼らもいます。
いいところに住んでるなー。

到着して1分で、係員のおじさんに引き返すように言われました。
最後に1枚ずつ大慌てで写真を撮り合い、
滞在3分ほどでタートル・ベイ終了!!

このビーチには地元の人も沢山遊びに来てました。
中にはサーフボードを持っている若者たちも。

帰りはのんびりてくてく。

目の前を歩いていたとっても気になる格好をしているカップルを隠し撮り(笑)
黒ビキニにリュック背負って、靴下&靴・・・

トレイルの入口まで戻り、オフィスの上の展望台に登ると、綺麗な夕焼けが見えました。

プエルト・アヨラの全景です。

夕方の町の中心の港前。

さて、ガラパゴス滞在はあと2.5日。
クルーズやツアーではなく、個人で行ける島は、私達の滞在しているサンタ・クルス島以外に2、3あるそう。
せっかくなので、違う島にも行ってみようと、港の前にある旅行会社を数軒当たってみました。

主に、サンタ・クルス島から渡し舟があるのは、
・もう1つの空港がある、サン・クリストバル島。
・ガラパゴス諸島の中で一番大きな島、イザベラ島。

でも、どうやらどちらとも、日帰りでは行けないそうです。
船の運賃は片道25ドルなり。

ということで、ツアーを探すことに。
毎日ツアーが催行されているのはイザベル島への日帰りツアー。
他の島へのツアーもありますが、毎日出ていないのと、人気で予約がいっぱいなことが多いようです。

イザベル島へのツアーはだいたいどこの旅行会社も同じ内容。
あとは値段が若干違うくらいです。
(詳しくはKazuの記事をご覧下さい。)

ということで、雰囲気で決めたこの旅行会社。

選んだ一番の理由は、オフィスからの眺めがいいから!(笑)

単純な私達です。

5ドル値切って1人75USドル。
明日のイザベラ島へのツアーに参加が決定しました♪

楽しみだ!!

晩ご飯は昨日のお昼と同じく、Charles Binford通りにある、屋台街に来ました。
夜は通りにもテーブルが出ていて、ちょっと夏祭りみたい。

一般的なエクアドル料理?、Churrascoチュラスコ。
4ドルなり。

超巨大なハンバーガー。
3.5ドルなり。

今日も美味しい!!

もうかなりガラパゴスにゾッコンです。
明日はもっとガラパゴスに恋しそうな予感♪
イザベラ島へのツアーが楽しみです☆

今日のかなーり長い日記にここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございました(笑)

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