2011年11月29日 火曜日
朝7時半、大きな荷物を持った5人は、藤旅館を後にし、よいしょよいしょとカラファテのバスターミナルに向かいます。
ブエノスアイレスからここまでずっと一緒のあっちゃん&マサ君夫婦、藤旅館で出会ったキミちゃん、そして私たちの5人。
これからバスに乗って、El Chaltenエル・チャルテンという町に向かいます。
昨日のペリト・モレノ氷河に続き、このチャルテンの町にもここパタゴニアのハイライトの1つがあります。
それが、今日私たちがトレッキングして目指す、フィッツ・ロイ山。
このフィッツ・ロイ山も昨日氷河を見たロス・グラシアレス国立公園内にあります。
8時、バスは予定通り出発。
ちなみに、カラファテからチャルテンまでは片道90ペソです。
このルートを運行しているバス会社は2社あり、値段は同じです。
綺麗な景色の中走っていくバスの中で心地よい眠りに誘われ…
おやすみなさい。
・・・
ぱっと、目を覚まし、kazuが見つめる窓の外を見ると。
「フィッツ・ロイじゃん!」
写真で見たことがある特徴的な形をしたフィッツ・ロイ山が広い草原の向こうにそびえていました。
「あれが、そうなの?」というkazuの声を聴きながら、窓の外の素敵な景色を激写。
写真を撮っているとバスが停車。
誰かが乗り込んできて何かを言っています。
どうやらここが国立公園の管理局。
中で地図をもらって注意事項などを聞きます。
同じ国立公園にもかかわらず、氷河を見に行くときは入園料を払ったロス・グラシアレス国立公園も、フィッツ・ロイ山を目指してトレッキングする場合は無料で入園できてしまいます。
なんで!?
それなのにこんな立派な管理局と、丁寧な説明があるなんて、トレッキングをする前からフィッツ・ロイにほれぼれ。
バスに戻って約3分。
チャルテンの町のバスターミナルに到着。
ここで、3週間の藤旅館での管理人を終え、一足先に昨日旅を再開していたケンさんに出迎えてもらいました。
ここから数日間の6人での旅が始まりました。
チャルテンの町は、フィッツ・ロイを楽しむ人のためにあるといってもいいほどの小さな町。
大きなスーパーもないので、カラファテで食料を調達してくるほうがいいかもしれません。
ただし、小さなスーパーはあるので、お肉、野菜、ビール。。。大体は手に入ります。
そして値段も思ったほど高くはありません。
ただし、キャンプに最適だと思われるインスタントラーメンはこの町でも、カラファテの町でも手に入りません!!
まずは荷物を預かってもらうためにケンさんが泊っているホステルへ。
ホステルLa Cima。
チャルテンの町は小さいですが、宿泊施設はたくさんあります。
荷物を預かってもらい、フィッツ・ロイ山へトレッキング&キャンプを準備を済ませ宿を出発。
あれ!?天気が・・・。
私たち晴れ女&晴れ男だよ!!
キャンプの準備と言っても、私たちの持っているキャンプ道具は寝袋だけw
しかも気温15度までしか対応しない寝袋。
つまり全くキャンプ道具がありません!!
と、そんな私たちでもここではキャンプができてしまいます。
キャンプに必要なテント、マットレス、分厚い寝袋をレンタルやさんで借りました。
他にもいろいろ借りることができます。
私たちが借りたのは、こちらのLa Tienda。
1日のレンタル料はテント、マットレス×2、寝袋×2で合計100ペソ。約2000円なり。
この借りたものを私たちのサブバッグにぶら下げていざトレッキング開始!!
かなり、無茶な見た目(笑)
マイ・キャンプ道具を持つあっちゃん&マサ君夫婦と、チャリダー・ケンさんのリュックは完ぺきなのに、
まったくそんなつもりのなかったKazuとキミちゃんのリュックはかなり初心者(笑)
私のリュックなんてたったの容量20リットル。
マサ君に「キャンプをバカにしているだろ」と、突っ込まれましたw
不格好な荷物を背負った集団はいざフィッツ・ロイを目指して登山開始!
といっても、あのとがったフィッツ・ロイ山に登るわけではなく、近くに見に行くトレッキング。
あ・・・・今日も文字数オーバー。。。
また長文になってしまったので後半に続きます(笑)