2011年8月6日 土曜日
ママとパパの結婚6周年パーティーの翌日の今日、
12時半ごろママの娘アナと私たちは車で家を出発。
向かったのはGranadaグラナダ。
私たちは”アンダルシアの旅”の中で1度グラナダを訪れ、ちょっぴり観光をしましたが、
グラナダ出身マラガ在住のアナの友達が、休暇でグラナダに戻っており、グラナダの街を案内をしてくれるということで、1泊2日で小旅行に出かけました。
(昼間のアルハンブラ宮殿はこちら)
今日は土曜日。
ビーチに向かう人々で混んでいる海沿いの道は避け、山の中のハイウェイを走り、マラガから約1時間半でグラナダに到着。
アナの友達、アントニオと合流し、車を置いてさっそくグラナダの街へ。
お昼3時ごろのグラナダの街には人気がまばら。
理由は暑いから。
四方を山に囲まれた盆地のグラナダは、とっても暑い街だそうです。
それでも、気温は39度。
モロッコ帰りの私たちには、まだ”暑い”とはいえない温度です(笑)
気温は高くても湿気がないのでカラッとしています。
道すがら見た物たちを。
Hospital Realレアル病院。
Jardines de Triunfoトリウンフォ公園。
Puerta Elviraエルビラ門。
まずアントニオが案内してくれたのは、前回私たちが見つけれなかった観光客用ではない本当の”タパス屋さん”。
グラナダのタパス屋さんは、飲み物1杯とタパス1皿がセット。
そして値段は安いです。
お店によって多少差がありますが1セットが1.5ユーロくらいから。
その観光客用ではなくグラナダならではのタパス屋さんがいくつかあるのは、
メイン通りのGran Via de Colonグランビア・デ・コロンから東に1本入った、
Call de Elviraエルビラ通り沿いのPlaza Nuevaヌエバ広場に近いところ。
タパス屋さんでは、普通の席に座るのと、カウンターかその周りの簡易テーブルで飲み食いするのでは値段が違います。
タパスのチョイスはアントニオに任せ、昼間からぐびぐび。
相方のみが。
ちなみに、お酒だけではなく、ジュースにもタパスはつきます♪
タパス屋さんではお通しのようなものが1品出てきます。
ただしお通しとは違い無料です。
このお店で出てきたお通しはパエリア。
おいしい!!!!
ママのとは違ったおいしさです♪
こちらはタパス。
ドリンク1杯目に対して彼らが頼んだタパスはハムが載ったパン。
ちなみに日本でも有名な「生ハム」はハモン・セラーノといい、乾燥させたもの。
それに対してこの料理のようなゆでられたハムをハモン・コシードといいます。
ドリンク2杯目のタパスはこちら。
何かわかりますか??
ナスのてんぷらに天つゆがかけられたように見えますが、実は黒いソースは黒蜜。
ナスを薄く切って揚げた物に黒蜜がかかっています。
これが意外とおいしいんです!
伝統料理だそうです。
日本に帰ったら作ってみようと思う一品でした。
ビールではなく、ファンタレモンを飲んでいる私は、飲み物でお腹いっぱいですが、2軒目のタパス屋さんに移動します。
タパス屋さんを飲み歩くのが、地元流。
2軒目はアントニオが大学時代によく来たという”学生の味方”のタパス屋さん。
内装もこっています。
なぜ、学生の味方かというと・・・
飲み物のサイズが大きいこともありますが、タパスがこちら。
がっつり系です!(笑)
このビール1杯とタパスで2.5ユーロ。
ランチにぴったり!
ただし2軒目の私たちにはちょっぴりtoo much(笑)
2杯目のドリンクを頼んだら、こちらが。
最後は学生のように、無理やり飲んで食べました(相方が!)(笑)
ビールをたくさん飲みたい人はどうするのでしょうか。。。
おなかもいっぱいになり、観光へ。
ひたすらいっぱい歩いたので、見た物はたくさん。
写真で紹介します!
Plaza Nuevaヌエバ広場。
Plaza de Isabel la Catolicaイサベラ・ラ・カトリカ広場。
イサベラ女王がコロンブスと謁見しているところだそうです。
Casa de Calmenカルメンの家。
中庭が素敵なのだとか。
カルメンの家がある近くのレストラン。
シエスタ中(昼休み中)のお店たち↓
自転車屋さん。
???
グラナダ名物の寄木細工。
サントドミンゴ教会。
教会の正面。
これから結婚式のようです。
市庁舎?。
Plaza de Bibramblaビブランブラ広場。
広場の噴水の像が面白い。
シュレック!?
Catedralカテドラル。
カテドラルの周りを歩いていると、白いリボンのついた車が。
カテドラルの中で結婚式が行われていました。
Capilla Real王室礼拝堂。
写真ではあっという間ですが、結構歩いています。
ここで一息。
グラナダとは“ざくろ”のこと。
このグラナダの街にはいろんなところに“グラナダ”があります。
雨樋。
よく見ると、グラナダ。
街の至る所にある道路と歩道の間にあるポール。
民家のドアのぶ。
歩き疲れた上に、お昼に飲んだ水分はすべて汗として出てしまったので、のどがカラカラ。
ちょっと休憩に、teteriaテテリアへ。
タパス屋さんがあった通りの近く、
Caldereria Nuevaカルデレリア・ヌエバ通りの両脇はアラブ街になっていて、
モロッコの物を置いている土産物屋さんや、アラビックなテテリアがたくさん。
その中の1軒で休憩です。
ミントティーをはじめモロッコのお茶、スペインのお茶、グリーンティーなどなど種類は豊富。
ミントティーを頼んだアナたちは、アイスティーにするべく、砂糖を直接ミントの葉っぱとお湯が入った急須?にスプーン7杯ほど入れぐるぐる。
甘くして飲むのが飲み方だそうです。
休憩した後は、観光に戻ります。
白い家と青い花がいい感じ。
昨年亡くなったとっても有名なフラメンコシンガー、エンリケさんのお家。
猫の絵がかわいい家の扉。
この地域はアルバイシンの一部かそのアルバイシンの広がる丘の下の部分なので、向かうは展望台。
(実は、なかなか言い出せず私たちがアルハンブラとアルバイシンを見たことは言ってありません。なので2回目の)アルバイシンを歩いて丘の上のMirador de San Nicolasニコラス展望台へ。
この時、夜8時半。
夕方になり始めたグラナダの街とこれから向かうアルハンブラ宮殿が夕日に映えています。
アルバイシンを見終えたころには、もう歩いてアルハンブラに向かう体力は残っていませんでした。
展望台から東側へ丘を下り、lg. de San Salvadorサン・サルバドール教会のところから32番の小っちゃい市内バスに乗ってアルハンブラを目指しました。
(なぜここから乗ったかというと、このバスに乗る多くの人がサン・ニコラス展望台で降り、そこから乗ってくるので、1バス停分我慢すると座れます♪)
サン・サルバドール教会近くにあったお家。
このバスはアルバイシンとアルハンブラを結び、大きな通りや主要な場所も通っていくので便利です!
バスから見たグラナダの街の夕焼け。
そして、日も暮れ始めたアルハンブラ宮殿に到着。
前回は昼間の部でアルハンブラ宮殿全部を見ましたが、
今回は昼間より良いと言われるライトアップされたアルハンブラ宮殿を見に来ました。
ただし、夜の部は宮殿の敷地内全部を見ることはできません。
前回入ったチケット売り場横の入口は、この日敷地内で開かれるフラメンコのショー用のみで、入れないとのこと。
私たちはここが唯一の出入口だと思っていましたが、実はいくつかあることが判明。
そして!!!
アルハンブラ宮殿の敷地内に入るのにはチケットなしで入れるのです!!!
チケットが必要なのは、ナスル朝宮殿やヘネラリフェ、アルカサバに入る場合のみで、
敷地内の庭園やカルロス5世宮殿などを見るには無料で見れるのです!!
し、知らなかった。。。
カルロス5世宮殿。
ここは無料で見れます。
アルハンブラ宮殿の敷地内にホテルがあることや敷地内にタクシーが止まっていたので、前回来たとき不思議に思っていましたが、やっと理由がわかりました。
世界遺産なのに。。。と、驚きながら、夜10時ごろ宮殿内へ。
今回はナスル朝宮殿の見学のみ。
ちなみに9ユーロです(予約代1ユーロ)。
10時半からの見学時間を待ち、さっきいたアルバイシンの夜景を堪能。
ライトアップされたナスル朝宮殿は昼間とはまた違って幻想的。
フラッシュ禁止なのに気にせずフラッシュを使って写真を撮りまくるおばさんにイライラしつつも、それを忘れさせてくる美しさでした。
(私のカメラはフラッシュがついていないので逆に綺麗に写真が撮れませんが・・・)
昼でも夜でもアルハンブラ宮殿はお勧めです♪
グラナダスの門を通りゴメレス坂を下って街中へ。
晩御飯もタパス屋さんへ。
夜もパンです(笑)
一日歩き回り今日の宿泊場所、アントニオのアパートメントに着いたのは夜3時半。
爆睡でした。